自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

野草紙の年賀状

2019-01-17 | 野草紙

ゆかいな年賀状を一通いただきました。差出人は小学校の子ども。昨年11月に紙づくりの学習で手助けをした,隣県の子どもたちです。

なにがゆかいなのかというと,材質とかたちです。耳付きの定形外葉書。それで切手は82円。耳を生かしてあるのがとても気に入りました。素材はイネ科植物であるのは見た目ではっきりしていますが,植物名は同定できません。ちょっと惜しいところ。

 

裏面には,簡潔なことばがしたためてあります。そしてすっきりと絵が。 

 

総合的な活動の時間は,人とのふれ合いを学ぶよい機会です。こうしたかたちで報告してもらうと,その後学びが進展していることが窺えます。手づくり葉書一枚で,人とのつながりを大事にする意味を子は学びます。指導者はそこまで考えていらっしゃるということです。

これまでわたしはいろんなタイプの学級から紙づくりについての相談や質問を受けて来ました。先方の取組のあり方にはいろんなかたちが見えました。それは当たり前であって,それぞれでよいわけです。ただ印象からいえば,相手(ここでは”わたし”)に対する敬意の払い方にはすてきな学級からトンデモ学級までさまざま。今回は,まちがいなくすてきな学級です。ルンルン気分に浸れたこころ遣いに感謝。 

 


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