自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'24夏 虫の目レンズは友 ~クマゼミ~

2024-08-04 | 昆虫

公園の駐車場にて。

クマゼミは7月から8月上旬にかけた時期がもっともにぎやかに鳴きます。声の響き具合が半端ではありません。一本の木にほんの数匹がいるだけで,耳をつんざくばかりの声量なのですから。

そのクマゼミを至近距離から撮れる格好の場所を発見しました。ポイントはある程度市街地化していて,遠景が開けたところです。セミも他の昆虫同様わが身を守らなくては個体保存できません。田舎だと高い木の上の方にいるのがほとんど。ところが市街地では生存競争が激しいという面もあるようで,地面により近い幹・枝にとまっていることが多いのです。しかも,人慣れしているのか,近寄ってもびっくりさせない限り逃げません。ここはそういう点で理想的です。

今夏発見したところは偶然のめぐり逢いで,おまけに自宅から比較的近くにあります。ほんとうにラッキー,といった感じです。

 

もっと近寄って撮ると……。

 

こうして撮っていると,自分の気持ちがなんとなくセミの目線になり切った感じ。

モノとの出会い,場所との出会い,いつも,そしていつまでも期待を持ち続けたいですね。

 


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