自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'23夏 虫の目レンズは友 ~ハッチョウトンボ~

2023-07-13 | 昆虫

今夏,接写でハッチョウトンボを何度となく撮って来ました。しかし,本格的に虫の目レンズで撮るのはこれが初めてです。これまでの接写は簡易なもので,魚露目レンズを使用したものでした。

梅雨の合間の晴れた日。雲が適当に浮かんでいます。撮影条件はよし。というところ。湿地に突き出したマツの枯れ枝にとまったオスを狙いました。超接写なので,複眼を構成する個眼にピントが合ったぶん,遠くはぼやけています。空の雲が確認できます。こちらの翅先はレンズに触れています。解像度はまあ,こんなところでしょうか。使用レンズはミニレンズ(口径15mm)です。

 

こちら向きに静止しているトンボです。下から見上げる構図がよい,とアドバイスをいただいているのですが,湿地の縁の土手から撮るのでうまくいきません。これも複眼にピントが合っています。

 

メスは湿地の周りにかなりいました。オスから離れているのです。それが習性なのでしょう。警戒心が強くて,なかなか思う画像が得られませんでした。

 

これまでわたしの撮影心をくすぐり続けてくれたハッチョウトンボには,ただただ感謝。

 


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