4月の話題で,記事にできていないものがあります。ギフチョウの孵化のこともその1つ。ギフチョウの観察はなにしろ初めてなので,わたしにとっては貴重な画像です。それで,記事にしておきます。
同じ成虫が産み付けた卵は,わたしたちからみればきょうだい。したがって,同じ頃に孵化します。卵の様子を見ればそのことがよく理解できます。すこしだけ先に生まれた個体が,これまでに入っていた殻の傍にいました。りっぱな毛並みの姿は,まことに威風堂々としたもの。
別の葉では,殻から遠くまで歩いて来ていました。毛は,長いもので体長ほどもあります。大したものです。
なかよしきょうだいでしょうか。頭を寄せ合って,いかにもお互いを認め合っているようで。
こちらの葉には,なかよしきょうだいが3匹ぴったり並んで休んでいます。それにしても,みごとな毛!
ギフチョウの幼虫は,生まれ出たときからこんなに堂々としているように見えて,ぴったり身を寄せ合って。なんとも仲のよいこと。