今年のロウバイを訪れた昆虫は,わたしの記憶にはない少なさでした。実際は例年通りの訪れようだったかもしれませんが,少なめだから観察を怠ける,怠けるから目に付くものが少なくなる,もしかするとこんな悪循環だったかもしれません。
それに,ロウバイの花の多くは下向きに開いているので,そうなると見上げるようにして観察しなくてはなりません。この姿勢がたいへんなので,ついつい見逃してしまっていたかも。
というわけで,今冬最後の報告が№4の記事になりました。
ロウバイの花が萎びて落ちていきます。たまたま見かけたのが,下向きに咲く花に入ってゆく小さな昆虫。ハエのなかまです。花弁の色が白っぽいので,虫のからだが小さくても居場所がよくわかるのです。
歩いて移動。横向きになりました。体長は5mmほどでしょう。
思いっ切り近づいてみました。居心地がよいのか,じっとしたまま。
同定できればよいのですが,今のところさっぱりです。