自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

"魚露目"で見たチョウトンボ

2022-08-29 | 昆虫

N公園にて。

雨が上がって,なんとか晴れ間が出た午後。池の淵で見かけたのがチョウトンボです。草にとまって休んでいました。それでそっと近寄りました。ところが,逃げられてしまいました。これはごくふつうのこと。しばらく待っていると,近くの葉にまたとまりました。こういうことはよくあることなので,簡単には諦めないで待ってみるものです。

今度はもっとそうっと近寄ります。しめしめ,幸いなことにまったく気づいていない様子。シャッターを押しながら近寄っていきます。

 

「もっと近寄ってやろう」。そんな意気込みをこころの底にふつふつと湧き上がらせながら,レンズを寄せます。この写真では翅先がレンズに触れるすれすれです。実際,このときはレンズに触れました。それでも逃げませんでした。翅の色は青紫。

 

画角を切り替えました。いろんなパターンで撮っておこうと思いました。

 

微かに風が吹いて来てチョウのからだが向きを変えました。

 

ゆーらゆーら,そんな感じです。にもかかわらすトンボは静止したまま。

 

おしまいにまた元の画角に戻しました。

 

この日は,おかげさまで気持ちはすっきり。こんな近くで,こんな写真を撮ったのは初めてです。チョウトンボに感謝。さらに,産卵シーンを目撃しました。しかし,撮影はできませんでした。機会があれば,いずれ撮れるでしょう。

 


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