自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ようこそ,ツマグロヒョウモン

2016-05-08 | ツマグロヒョウモン

5月8日(日)。快晴。今日は畑や庭の手入れ作業をしました。そんな折,小さな虫たちといろいろな出合いがあり,そちらの記録もあって大忙しでした。

午後,ツマグロヒョウモンが産卵に訪れました。昨年の暮れから幼虫の行方を追っていて,とうとう蛹化を目撃できずに終わっていただけに,無事に厳冬を乗り越えて産卵する姿に心を打たれました。


わたしの周りを盛んに飛びながら,ときにはスミレの近くに舞い降りて,産卵する格好を見せました。スミレは道の隅にかなり生えています。それを感じているので,去ろうとはしません。たとえ高く舞い上がっても,やっぱり戻って来るのです。


スミレの近くで腹部を曲げる姿は,明らかに卵を産み付けようとするそれに見えました。


去ったあと卵を確認すると,ありました。久し振りに見る卵です。結局,3個確認できました。


ツマグロヒョウモンは葉だけでなく,近くの枯れ葉やコンクリートなどにも産卵します。コンクリートに生えたコケに産付するポーズを観察しましたが,卵を探したものの見当たりませんでした。


さあ,ツマグロヒョウモンにとっても繁殖の季節を迎えたのです。

 


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