自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヒメウラナミジャノメの産卵から孵化まで(5)

2020-06-03 | 昆虫

5月27日(水),午後9時20分。前回記事の写真撮影から50分後! なんとタイミングのよいこと。幼虫が殻を破りかけているのが目に留まりました。ついに孵化の始まりです。産付後,八日と8時間50分が経っています。

 

蓋が開くように横に向かって切りました。そして,そのまま出かかりました。

 

「わぁー! 向こう向きだ!」。これでは顔の様子が見えません。

 

急きょ,向こう側にカメラ位置を変えました。眼が,そして口が見えます。やれやれ。

 

これで誕生! 側単眼がじつに大きいこと! からだの色がみごと!

 

この後,幼虫は殻をすっかり食べ尽くしました。

 

こころに残る八日間となりました。

 


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