自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

キンカンを寝床にする昆虫(続)

2013-12-19 | 昆虫

昆虫はもういないかと思って,探してみるといました。

ツマグロキンバエ(オス)が葉の表側にじっとしています。複眼の縞模様が鮮やかです。お互いが識別し合うときに,役立つ紋様なのでしょうか。何度見ても,頭をすっぽり覆うばかりの眼の大きさには圧倒されます。 

 

別の葉に,,お馴染みのキゴシハナアブがいました。 気温が下がってはどうしようもないという感じ。指を触れても,ほとんど動きませんでした。

 

葉の先に,ハエの仲間がとまっていました。体形から見て,上がオスです。撮影していると,目障りに感じたのか,移動し始めました。そして,そのうちに合体しまままプイッと飛び上がりました。

 

観察しようとするなら,そのものをよくよく探してみるということがたいせつです。いないと思っていても,案外いるかもしれません。観察者の勝手な思い込みが災いして,見る機会を失うのは勿体ないことです。 

 


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