まずは、北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手の特集。
今年行われた第2回WBCで4番も打った稲葉選手の打撃理論について、栗山さんがインタビューして話を聞いていましたが、稲葉選手いわく、バッティングで大切なのは「ボールのラインにバットを入れてあげる」「それがいちばん芯に当たりやすい、ヒットになりやすいバット軌道だと思うんですよね」。
アッパースイングやダウンスイングだとボールとバットが当たるポイントが一点になってしまうのに対し、稲葉選手のようにボールのライン上にバットを入れるバッティングならバットがボールに当たるポイントが増えて、ボールの芯に当たる確立が増える、とのこと。
稲葉選手は、真っ直ぐは横振りでボールの軌道にバット合わせる。フォークやカーブのように縦に変化するボールはバットも縦に振る、上から来る(変化してくる)ボールを上から(縦に)バットで叩くと、自然とバットがボールの軌道に入りボールも自然と上がる、とのことでした。
2006年の日本シリーズ、VS中日戦の第3戦では、ボール気味の低いカーブをその縦振りで見事ホームラン。
この時のバッティングで稲葉選手は、自分のバッティングは間違っていないと感じたそうです。
そんな稲葉選手のバッティング理論について、元・日ハムヘッドコーチだった白井一幸さんに、栗山さんが話を聞いてしましたが、いわく、「ダウンスイングを、インパクトゾーンに最短距離じゃなくて、ボールが下りてくる軌道に最短距離にバットを一回下ろしましょうと、そこの最短距離に一回バットが下りたらそこからは軌道どおり(バットを)振っていきましょうと」。
ちなみに、稲葉選手が日本シリーズでホームランを打ったときは真っ直ぐを待っていたそうで。
にもかかわらずカーブをホームラン出来たのは、縦振りのバット軌道だとどれだけポイントが前でもバットが届くので、縦振りはストリート狙いで変化球が来ても打ちやすい、ボールのラインにバット軌道が入っている限り変化球でタイミングを外されても幅広いポイントでボールを打つことが出来るからだそうです。
あと、イチロー選手がネクストバッターズサークルで、稲葉選手の縦振りと同じようなゴルフスイングの素振りをしていることについて、稲葉選手は「あれはね、どういう意識でやってるか僕はちょっとわからないですけども、ま、一緒ですよね」とのことでした。
スタジオのG-Talkは、上着を脱いでワイシャツ姿の南原さんと中西さん、バットを手に持ち青色のジャージを着て体育の先生のような格好をしている(笑)栗山さん、そして、いつも通りのスーツ姿の中山アナといういつものメンバーで、
栗山 「さぁナンチャン」
南原 「はい」
栗山 「稲葉選手の理論いかがですか」
南原 「いや~、ちょっと革命的な理論ですよね」
中山 「うん」
栗山 「(何度もうなずく)」
南原 「僕も、ま、学生時代教わってますけども、全く、まぁ言うなれば逆のことを教わってました」
栗山 「(バットを)上から」
南原 「上から、最短距離で叩けと」
栗山 「ですよね。哲っちゃんいかがですか」
中西 「これちょっと革命的なことじゃないですか」
栗山 「でも何となく理解は・・」
中西 「わかりますよ」
栗山 「そうですね、じゃあ体でお二人に」
中西 「はい」
南原 「これ出来るかどうかってことですよね」
栗山 「はい」
中西 「うん」
栗山 「じゃあ二人にやってもらいたいと思いますけども」
というやり取りとともに、挨拶もそこそこにさっそく実践コーナーがスタート(笑)。
栗山先生指導の下、まずは南原さんがスタジオに用意されたバッターボックスに入り、昔教わったバッティング・・いわゆるダウンスイングでトスバッティング。
トスされたカラーボール力強く打ち返す南原さんを見て、スタジオからは、
栗山 「あぁ~」
中西 「上手いっすね」
栗山 「上手いですよね。(バットを)最短距離に」
中西 「野球部、さすが、さすが野球部(笑)」
という感嘆の声(笑)。
いや、南原さんのバッティングは、お世辞ではなくホントにさすが野球部(副キャプテン・笑)なナイスバッティングでした(笑)。
で、今度は、稲葉選手がやっている縦振りの実践をしますが、
栗山 「たぶん低めに(ワンバウンドでトスする)ボールが自然に来ますんで」
南原 「これね~、いや、自分の感覚と違う打ち方ですもんね。ちょっと!待って待って待ってください(と言って画面には映ってないボールを投げてる人を手で制し、バットを上から下に振る素振りをする)こうですね」
栗山 「そうですね、そうですね」
南原 「ゴルフの感じで」
栗山 「はい」
中西 「ホント、ゴルフっぽいですよね」
栗山 「スイングがね」
(初球、低めの球をナイスバッティングでいい当たりの南原さん)
南原 「あっ!!」
中西 「おっ」
中山 「お~~、ホームラン」
栗山 「いいですよね」
南原 「当たる」
栗山 「ですよね」
(2球目はファールチップ気味)
栗山 「いい、綺麗(なバッティングフォーム)ですよね。たぶん横からの映像見ても」
(3球目は空振り)
南原 「あっ、今のはもうクソボールですけども」
中西 「ハッハハハ」
栗山 「でも(ボールを)拾えそうでしょ」
南原 「あの、(栗山さんのほうを見て手を横に振りながら)全然なんか、えぇ」
栗山 「はい、拾えそうですよね」
南原 「はい、拾えそうです」
(今度はライナー性のいい当たり)
中山 「おぉ~~」
栗山 「どうですか?ナンチャン」
南原 「(打ち終わったバットを手の中でスッと滑らせ、カメラ目線になり自分でもちょっとビックリという顔をしたあと)かい・・かいかんした、イヤイヤ(笑いながら口を手で押さえる)」
スタジオ (笑)
南原 「何かね、今までは、僕はあのボールを振らないボールが、これ振れるかな?っていう(もう一度バットを構えて)え?」
栗山 「拾えますね、もうちょっと低めへ、ボール気味でも大丈夫だと思いますよ」
(今度は空振り)
栗山 「拾えそうですよね」
南原 「拾えそう拾えそうです」
(次の球はナイスバッティング)
中山 「すごい低いですよね」
栗山 「あぁいうところですよね」
南原 「えぇ~~!?」
栗山 「ボール気味ですよね、あぁやって変化球って落ちてくるんですよね」
中山 「はい」
(ファールチップ気味の当たり)
南原 「あ、これ、でも当たる。絶対こんな(低い)ボールだったら」
栗山 「はい」
南原 「もう無理ですよ」
栗山 「そうですよね」
南原 「今までは。狙おうと思わない」
(ちょっと芯を外した感じの当たり)
南原 「あ、軽く行けるこれ」
(今度はいい当たり)
栗山 「ほら」
中西 「おぉ~~」
中山 「今のいいですよ」
南原 「ナイスショット!!」
中山 「アッハハハ」
栗山 「でも、ナンチャン、バット・・ボールの軌道に入るイメージありますよね」
南原 「あと、当たった瞬間が、フワっと、スーっと入るんですよ」
栗山 「あ」
南原 「軽い」
栗山 「なるほど」
南原 「こう、なんか必死じゃないんですよ」
栗山 「はい」
南原 「なんかスーっとこう入る感じです」
栗山 「ですからコンタクト率が、要するにバットヘッドって下におろした方がヘッドの重みがそのまま使えるじゃないですか、軽くても」
南原 「たぶんそうだと、(力を入れた感じで今までのスイングをしながら)これだったらわりにね、「ウシャ」っていう感じが」
栗山 「はい」
南原 「「ウッシャー!」が、「フ~ン」(と言って力を抜いて縦振りの素振り)」
栗山 「ですよね」
南原 「だからゴルフの気持ち良さです」
栗山 「あぁ~」
南原 「スポーンと当たる」
栗山 「じゃ、ちょっと哲ちゃんも」
中西 「はい」
(中西さんにバットを渡し栗山さんと中山アナのところへ戻る南原さん)
栗山 「ナンチャン感じていただけました?今、すごい(バッティングフォーム)綺麗です」
中山 「(南原さんの顔を見て)だって目がキラキラしちゃって(笑)」
南原 「これ良い」
中山 「ハッハハハハ」
南原 「(ネクタイを直しながら)これストレス解消にいいですよ」
中山 「ハッハハハハ」
栗山 「気持ち良いですよね」
南原 「気持ち良い」
ってな感じで、すっかり縦振りに魅了されていた南原さんでありました(笑)。
それにしても、「かいかんした」というのは何だったんでしょう?(笑)
「開眼した」のか、それとも「快感でした」と言いたかったのか、真偽のほどはわかりませんが(笑)、これだけ夢中になっている南原さんをみていると、この先会う人みんなに縦振りの効能を説いてそうな感じです(笑)。
「カーブの投げ方の話はもういいです」と泰造君に言われていた南原さんですが(笑)、今度は「縦振りの話はもういいです」ってなことを言われないように・・いや、言われるぐらい縦振りの話を熱く語ってこの理論を世間に広めていって欲しいと思います(芸能界に縦振りを広めてどうなるんだ?というツッこみは置いといて・笑)。
南原さんに続いて、今度は中西さんがトスバッティングをやりますが・・・。
打ち方がちょっと変・・いや、ハッキリ言ってかなり下手(笑)。
サッカーはプロでも、野球に関しては初心者という感じの中西さんでありました(笑)。
でも、稲葉選手の縦振り・・ゴルフスイングのようなバッティングに切り替えるとナイスバッティングでいい当たり。
う~む、さすが、以前ゴルフのスタジオ実践の時に南原さんから「週に3回も4回もゴルフに行って・・」とツッこまれていただけのことはあります(笑)
その後は、"バッティング理論のウソ!?"と題したフリップを用意して、
・ バットはボールに最短距離で出せ!
・ 頭を動かすな!
・ 体を開くな!腰を回せ!
という3つの理論をそれぞれ検証。
南原さんは「常識です、これは常識」ってことを言って、わかりやすい前フリ(笑)をしてましたが、栗山さんいわく、「バットはボールの軌道に対して最短距離かもわかんないですね(これについてはVTRやスタジオの実践で散々やってたのになぜ断言しない?・笑)」。バッティングの構えに入るときは頭は自然に前後に動くので、上下に頭を動かさず目線がぶれないということかも、そして、腰は自然と回る、とのことでした。
途中、これまでの野球の練習でよくやりがちなバッティング練習・・バットを構えた南原さんの1メートルくらい前に栗山さんが立って、
栗山 「ちょっと僕の前でゆっくりスイングしてもらいます?」
南原 「・・(笑)、惨劇が起こるかもわかりませんよ」
中西・中山 「(笑)」
栗山 「ゆっくりですよ、ゆっくり」
ということもやっていましたが、惨劇は起こりませんでした(笑)。
この素振りでは、栗山さんの体に当たらないように、南原さんは腕をたたんで窮屈そうにバットを振っていましたが、この日やっていた縦振りに切り替えるとスムーズなバットスイング。
で、栗山さんは「全然振れるでしょ?」、南原さんは「下にやる(振る)と全然余裕ですよ」と言ってましたが・・・。
インコースを打つためのスイングの練習(だと思います)と、縦振りでボールの軌道にバットを入れる練習を比べるのは、ちょっと論点がズレてる感じも・・という疑問も湧きましたが、それはとりあえず置いといて。
あとは、縦振りにすっかり心を奪われた南原さん(笑)の、
南原 「いや、これバッティングセンター変わりますよ、みんなワンバウンドして(くる低い球を縦振り)やりますよ」
中山・中西 「ハッハハハハ」
という話や、
南原 「これはねぇ、大きなこと言っちゃうと、またWBC3連覇ですよ」
中西 「ハッハハハハ」
南原 「日本人がこれ(縦振り)をやりだしたら、もう」
という話(笑)。
そして、
南原 「栗さんは、それ、現役時代やってたんですか?」
栗山 「いや、いや~~これもし知ってたら」
南原 「はい」
栗山 「僕ももうちょっと打てたかなって(笑)」
中西・中山 「ハッハハハハハ」
という話などもありつつ、最後は、
南原 「まだまだ、じゃ、これから『Get Sports』では色々な理論のウソを」
栗山 「はい」
南原 「暴いていきましょう」
栗山 「ぜひ!よろしくお願いします」
南原 「栗さん!おねがいします(と言いながら縦振りの素振りのジェスチャー)」
中西 「お願いします」
南原 「これが・・」
栗山 「ちょっと目から鱗・・」
南原 「いや、全然違いますよ」
栗山 「はい」
というやり取りで、約10分間のG-Talkは終了。
今回の縦振り理論は、確かに目から鱗が2、3枚落ちるような話で、南原さんが夢中になるのもよくわかります(笑)。
ボールをワンポイントで捕らえるより、ボールの軌道にバットを入れたほうがバットの芯にボールが当たる確率が高くなるというのも納得の理屈でしたし、これからは街のバッティングセンターでも、南原さんの言うようにみんな縦振りをしてるかもしれません(笑)。
あ、それから、栗山さんのインタビューVTRの中で、イチロー選手がゴルフスイングのような素振りをしていることについて、稲葉選手は「あれはね、どういう意識でやってるか僕はちょっとわからないですけども、ま、一緒ですよね」と言ってましたが、ヤクルトの青木選手がゲストの時の少し前の『スポドリ』で、
青木 「ネクスト(バッターズサークル)でイチローさん、こうやって(バットを)下からゴルフスイングみたいなスイング・・」
南原 「はいはいはい」
青木 「あれって」
南原 「はい」
青木 「「何を意識してるんですか?」っていうのは一コだけ聞きましたね、バッティングは」
南原 「なん、なんだったんですか?イチローさん」
青木 「イチローさんは、あれは要するに、内側からバットを出したいらしいんです」
南原 「はいはい」
青木 「内側から出すのって」
南原 「はい」
青木 「いちばん内側から出るやり方っていうのは下から振る、それか、上から振るなんです」
南原 「・・へぇ~~~」
青木 「真上から振るか、真下から振るか、どっちかが内から出るんですよね、だからそれやってるんだっていう」
南原 「そのための」
青木 「はい」
南原 「意識付け」
青木 「意識付け、たぶん「それでやってるんだろうな」とは思ってて」
南原 「はいはいはいはい、答え合わせが」
青木 「そうなんですよね、はいはい」
南原 「なるほど」
という話をしてました。
イチロー選手や青木選手の言う「内側からバットを・・云々」という話と、稲葉選手の縦振りの理論がどうつながるのか、あるいは、つながらないのか是非とも聞いてみたかったですが、今回のG-Talkではその話は聞けずちょい残念でした。
あとは、先日行われた日豪対抗の大会で、200m背泳ぎで世界新記録を出した入江陵介選手の特集。
日本代表のFW岡崎慎司選手の特集。
全英リコー女子オープンの特集。
でした。
今年行われた第2回WBCで4番も打った稲葉選手の打撃理論について、栗山さんがインタビューして話を聞いていましたが、稲葉選手いわく、バッティングで大切なのは「ボールのラインにバットを入れてあげる」「それがいちばん芯に当たりやすい、ヒットになりやすいバット軌道だと思うんですよね」。
アッパースイングやダウンスイングだとボールとバットが当たるポイントが一点になってしまうのに対し、稲葉選手のようにボールのライン上にバットを入れるバッティングならバットがボールに当たるポイントが増えて、ボールの芯に当たる確立が増える、とのこと。
稲葉選手は、真っ直ぐは横振りでボールの軌道にバット合わせる。フォークやカーブのように縦に変化するボールはバットも縦に振る、上から来る(変化してくる)ボールを上から(縦に)バットで叩くと、自然とバットがボールの軌道に入りボールも自然と上がる、とのことでした。
2006年の日本シリーズ、VS中日戦の第3戦では、ボール気味の低いカーブをその縦振りで見事ホームラン。
この時のバッティングで稲葉選手は、自分のバッティングは間違っていないと感じたそうです。
そんな稲葉選手のバッティング理論について、元・日ハムヘッドコーチだった白井一幸さんに、栗山さんが話を聞いてしましたが、いわく、「ダウンスイングを、インパクトゾーンに最短距離じゃなくて、ボールが下りてくる軌道に最短距離にバットを一回下ろしましょうと、そこの最短距離に一回バットが下りたらそこからは軌道どおり(バットを)振っていきましょうと」。
ちなみに、稲葉選手が日本シリーズでホームランを打ったときは真っ直ぐを待っていたそうで。
にもかかわらずカーブをホームラン出来たのは、縦振りのバット軌道だとどれだけポイントが前でもバットが届くので、縦振りはストリート狙いで変化球が来ても打ちやすい、ボールのラインにバット軌道が入っている限り変化球でタイミングを外されても幅広いポイントでボールを打つことが出来るからだそうです。
あと、イチロー選手がネクストバッターズサークルで、稲葉選手の縦振りと同じようなゴルフスイングの素振りをしていることについて、稲葉選手は「あれはね、どういう意識でやってるか僕はちょっとわからないですけども、ま、一緒ですよね」とのことでした。
スタジオのG-Talkは、上着を脱いでワイシャツ姿の南原さんと中西さん、バットを手に持ち青色のジャージを着て体育の先生のような格好をしている(笑)栗山さん、そして、いつも通りのスーツ姿の中山アナといういつものメンバーで、
栗山 「さぁナンチャン」
南原 「はい」
栗山 「稲葉選手の理論いかがですか」
南原 「いや~、ちょっと革命的な理論ですよね」
中山 「うん」
栗山 「(何度もうなずく)」
南原 「僕も、ま、学生時代教わってますけども、全く、まぁ言うなれば逆のことを教わってました」
栗山 「(バットを)上から」
南原 「上から、最短距離で叩けと」
栗山 「ですよね。哲っちゃんいかがですか」
中西 「これちょっと革命的なことじゃないですか」
栗山 「でも何となく理解は・・」
中西 「わかりますよ」
栗山 「そうですね、じゃあ体でお二人に」
中西 「はい」
南原 「これ出来るかどうかってことですよね」
栗山 「はい」
中西 「うん」
栗山 「じゃあ二人にやってもらいたいと思いますけども」
というやり取りとともに、挨拶もそこそこにさっそく実践コーナーがスタート(笑)。
栗山先生指導の下、まずは南原さんがスタジオに用意されたバッターボックスに入り、昔教わったバッティング・・いわゆるダウンスイングでトスバッティング。
トスされたカラーボール力強く打ち返す南原さんを見て、スタジオからは、
栗山 「あぁ~」
中西 「上手いっすね」
栗山 「上手いですよね。(バットを)最短距離に」
中西 「野球部、さすが、さすが野球部(笑)」
という感嘆の声(笑)。
いや、南原さんのバッティングは、お世辞ではなくホントにさすが野球部(副キャプテン・笑)なナイスバッティングでした(笑)。
で、今度は、稲葉選手がやっている縦振りの実践をしますが、
栗山 「たぶん低めに(ワンバウンドでトスする)ボールが自然に来ますんで」
南原 「これね~、いや、自分の感覚と違う打ち方ですもんね。ちょっと!待って待って待ってください(と言って画面には映ってないボールを投げてる人を手で制し、バットを上から下に振る素振りをする)こうですね」
栗山 「そうですね、そうですね」
南原 「ゴルフの感じで」
栗山 「はい」
中西 「ホント、ゴルフっぽいですよね」
栗山 「スイングがね」
(初球、低めの球をナイスバッティングでいい当たりの南原さん)
南原 「あっ!!」
中西 「おっ」
中山 「お~~、ホームラン」
栗山 「いいですよね」
南原 「当たる」
栗山 「ですよね」
(2球目はファールチップ気味)
栗山 「いい、綺麗(なバッティングフォーム)ですよね。たぶん横からの映像見ても」
(3球目は空振り)
南原 「あっ、今のはもうクソボールですけども」
中西 「ハッハハハ」
栗山 「でも(ボールを)拾えそうでしょ」
南原 「あの、(栗山さんのほうを見て手を横に振りながら)全然なんか、えぇ」
栗山 「はい、拾えそうですよね」
南原 「はい、拾えそうです」
(今度はライナー性のいい当たり)
中山 「おぉ~~」
栗山 「どうですか?ナンチャン」
南原 「(打ち終わったバットを手の中でスッと滑らせ、カメラ目線になり自分でもちょっとビックリという顔をしたあと)かい・・かいかんした、イヤイヤ(笑いながら口を手で押さえる)」
スタジオ (笑)
南原 「何かね、今までは、僕はあのボールを振らないボールが、これ振れるかな?っていう(もう一度バットを構えて)え?」
栗山 「拾えますね、もうちょっと低めへ、ボール気味でも大丈夫だと思いますよ」
(今度は空振り)
栗山 「拾えそうですよね」
南原 「拾えそう拾えそうです」
(次の球はナイスバッティング)
中山 「すごい低いですよね」
栗山 「あぁいうところですよね」
南原 「えぇ~~!?」
栗山 「ボール気味ですよね、あぁやって変化球って落ちてくるんですよね」
中山 「はい」
(ファールチップ気味の当たり)
南原 「あ、これ、でも当たる。絶対こんな(低い)ボールだったら」
栗山 「はい」
南原 「もう無理ですよ」
栗山 「そうですよね」
南原 「今までは。狙おうと思わない」
(ちょっと芯を外した感じの当たり)
南原 「あ、軽く行けるこれ」
(今度はいい当たり)
栗山 「ほら」
中西 「おぉ~~」
中山 「今のいいですよ」
南原 「ナイスショット!!」
中山 「アッハハハ」
栗山 「でも、ナンチャン、バット・・ボールの軌道に入るイメージありますよね」
南原 「あと、当たった瞬間が、フワっと、スーっと入るんですよ」
栗山 「あ」
南原 「軽い」
栗山 「なるほど」
南原 「こう、なんか必死じゃないんですよ」
栗山 「はい」
南原 「なんかスーっとこう入る感じです」
栗山 「ですからコンタクト率が、要するにバットヘッドって下におろした方がヘッドの重みがそのまま使えるじゃないですか、軽くても」
南原 「たぶんそうだと、(力を入れた感じで今までのスイングをしながら)これだったらわりにね、「ウシャ」っていう感じが」
栗山 「はい」
南原 「「ウッシャー!」が、「フ~ン」(と言って力を抜いて縦振りの素振り)」
栗山 「ですよね」
南原 「だからゴルフの気持ち良さです」
栗山 「あぁ~」
南原 「スポーンと当たる」
栗山 「じゃ、ちょっと哲ちゃんも」
中西 「はい」
(中西さんにバットを渡し栗山さんと中山アナのところへ戻る南原さん)
栗山 「ナンチャン感じていただけました?今、すごい(バッティングフォーム)綺麗です」
中山 「(南原さんの顔を見て)だって目がキラキラしちゃって(笑)」
南原 「これ良い」
中山 「ハッハハハハ」
南原 「(ネクタイを直しながら)これストレス解消にいいですよ」
中山 「ハッハハハハ」
栗山 「気持ち良いですよね」
南原 「気持ち良い」
ってな感じで、すっかり縦振りに魅了されていた南原さんでありました(笑)。
それにしても、「かいかんした」というのは何だったんでしょう?(笑)
「開眼した」のか、それとも「快感でした」と言いたかったのか、真偽のほどはわかりませんが(笑)、これだけ夢中になっている南原さんをみていると、この先会う人みんなに縦振りの効能を説いてそうな感じです(笑)。
「カーブの投げ方の話はもういいです」と泰造君に言われていた南原さんですが(笑)、今度は「縦振りの話はもういいです」ってなことを言われないように・・いや、言われるぐらい縦振りの話を熱く語ってこの理論を世間に広めていって欲しいと思います(芸能界に縦振りを広めてどうなるんだ?というツッこみは置いといて・笑)。
南原さんに続いて、今度は中西さんがトスバッティングをやりますが・・・。
打ち方がちょっと変・・いや、ハッキリ言ってかなり下手(笑)。
サッカーはプロでも、野球に関しては初心者という感じの中西さんでありました(笑)。
でも、稲葉選手の縦振り・・ゴルフスイングのようなバッティングに切り替えるとナイスバッティングでいい当たり。
う~む、さすが、以前ゴルフのスタジオ実践の時に南原さんから「週に3回も4回もゴルフに行って・・」とツッこまれていただけのことはあります(笑)
その後は、"バッティング理論のウソ!?"と題したフリップを用意して、
・ バットはボールに最短距離で出せ!
・ 頭を動かすな!
・ 体を開くな!腰を回せ!
という3つの理論をそれぞれ検証。
南原さんは「常識です、これは常識」ってことを言って、わかりやすい前フリ(笑)をしてましたが、栗山さんいわく、「バットはボールの軌道に対して最短距離かもわかんないですね(これについてはVTRやスタジオの実践で散々やってたのになぜ断言しない?・笑)」。バッティングの構えに入るときは頭は自然に前後に動くので、上下に頭を動かさず目線がぶれないということかも、そして、腰は自然と回る、とのことでした。
途中、これまでの野球の練習でよくやりがちなバッティング練習・・バットを構えた南原さんの1メートルくらい前に栗山さんが立って、
栗山 「ちょっと僕の前でゆっくりスイングしてもらいます?」
南原 「・・(笑)、惨劇が起こるかもわかりませんよ」
中西・中山 「(笑)」
栗山 「ゆっくりですよ、ゆっくり」
ということもやっていましたが、惨劇は起こりませんでした(笑)。
この素振りでは、栗山さんの体に当たらないように、南原さんは腕をたたんで窮屈そうにバットを振っていましたが、この日やっていた縦振りに切り替えるとスムーズなバットスイング。
で、栗山さんは「全然振れるでしょ?」、南原さんは「下にやる(振る)と全然余裕ですよ」と言ってましたが・・・。
インコースを打つためのスイングの練習(だと思います)と、縦振りでボールの軌道にバットを入れる練習を比べるのは、ちょっと論点がズレてる感じも・・という疑問も湧きましたが、それはとりあえず置いといて。
あとは、縦振りにすっかり心を奪われた南原さん(笑)の、
南原 「いや、これバッティングセンター変わりますよ、みんなワンバウンドして(くる低い球を縦振り)やりますよ」
中山・中西 「ハッハハハハ」
という話や、
南原 「これはねぇ、大きなこと言っちゃうと、またWBC3連覇ですよ」
中西 「ハッハハハハ」
南原 「日本人がこれ(縦振り)をやりだしたら、もう」
という話(笑)。
そして、
南原 「栗さんは、それ、現役時代やってたんですか?」
栗山 「いや、いや~~これもし知ってたら」
南原 「はい」
栗山 「僕ももうちょっと打てたかなって(笑)」
中西・中山 「ハッハハハハハ」
という話などもありつつ、最後は、
南原 「まだまだ、じゃ、これから『Get Sports』では色々な理論のウソを」
栗山 「はい」
南原 「暴いていきましょう」
栗山 「ぜひ!よろしくお願いします」
南原 「栗さん!おねがいします(と言いながら縦振りの素振りのジェスチャー)」
中西 「お願いします」
南原 「これが・・」
栗山 「ちょっと目から鱗・・」
南原 「いや、全然違いますよ」
栗山 「はい」
というやり取りで、約10分間のG-Talkは終了。
今回の縦振り理論は、確かに目から鱗が2、3枚落ちるような話で、南原さんが夢中になるのもよくわかります(笑)。
ボールをワンポイントで捕らえるより、ボールの軌道にバットを入れたほうがバットの芯にボールが当たる確率が高くなるというのも納得の理屈でしたし、これからは街のバッティングセンターでも、南原さんの言うようにみんな縦振りをしてるかもしれません(笑)。
あ、それから、栗山さんのインタビューVTRの中で、イチロー選手がゴルフスイングのような素振りをしていることについて、稲葉選手は「あれはね、どういう意識でやってるか僕はちょっとわからないですけども、ま、一緒ですよね」と言ってましたが、ヤクルトの青木選手がゲストの時の少し前の『スポドリ』で、
青木 「ネクスト(バッターズサークル)でイチローさん、こうやって(バットを)下からゴルフスイングみたいなスイング・・」
南原 「はいはいはい」
青木 「あれって」
南原 「はい」
青木 「「何を意識してるんですか?」っていうのは一コだけ聞きましたね、バッティングは」
南原 「なん、なんだったんですか?イチローさん」
青木 「イチローさんは、あれは要するに、内側からバットを出したいらしいんです」
南原 「はいはい」
青木 「内側から出すのって」
南原 「はい」
青木 「いちばん内側から出るやり方っていうのは下から振る、それか、上から振るなんです」
南原 「・・へぇ~~~」
青木 「真上から振るか、真下から振るか、どっちかが内から出るんですよね、だからそれやってるんだっていう」
南原 「そのための」
青木 「はい」
南原 「意識付け」
青木 「意識付け、たぶん「それでやってるんだろうな」とは思ってて」
南原 「はいはいはいはい、答え合わせが」
青木 「そうなんですよね、はいはい」
南原 「なるほど」
という話をしてました。
イチロー選手や青木選手の言う「内側からバットを・・云々」という話と、稲葉選手の縦振りの理論がどうつながるのか、あるいは、つながらないのか是非とも聞いてみたかったですが、今回のG-Talkではその話は聞けずちょい残念でした。
あとは、先日行われた日豪対抗の大会で、200m背泳ぎで世界新記録を出した入江陵介選手の特集。
日本代表のFW岡崎慎司選手の特集。
全英リコー女子オープンの特集。
でした。