前回に引き続き、ゲストは棒高跳びの澤野選手。
今回は、恒例の10の質問で棒高跳び話をあれこれと。
オリンピックは何回出ても感動する、アテネでは競技場に足を踏み入れたとき観客が盛り上がっているのを肌身で感じて感動して涙が出そうになった。
北京では決勝に残れなかったがそのとき持ってる力を全部出し切れたから後悔はなかったが、終わった瞬間にもう一回やってやろうという気持ちを奮い起こさせてくれた。
棒高跳びは、ポールの硬さや助走のスピードや距離、バーの位置など(棒を挿すところから前後に80センチまで変えられるそうです)決めなければいけないことが色々あるので頭を使うスポーツだ。
・・という話などがありつつ、"1つの高さで跳べるのは3回までだが、ホントはもっと跳びたい?"という質問も。
澤野選手いわく、「一本でも多くその競技場のその雰囲気の中で跳んでいたい」とのことでしたが、
南原 「あれ、でも、体どこがだんだん疲れていくんですか?」
澤野 「全身疲れてきますね」
南原 「はい」
澤野 「やっぱり全力で走りますし」
南原 「はぁ~~」
澤野 「ただ踏み切ったあとはもう、腕も使いますし、体も腹筋も全部使いますし」
南原 「はい」
澤野 「試合が終わった次の日っていうのは、もう全身筋肉痛ですね。手のひらも筋肉痛ですね」
南原 「えぇ~!?手のひらまで!?」
澤野 「はい。なので次の日の朝とか、コップを持ったりペンを持ったりするのがけっこう辛かったりします」
南原 「でも、それが快感なんでしょ?」
澤野 「はい」
南原 「アッハハハハハハ」
澤野 「ハッハハハハハハ」
南原 「「いや~、俺使っちゃった、筋肉痛~」みたいな」
澤野 「「手のひら筋肉痛だ、やべ~これ」って思いながら(笑)」
南原 「嬉しいんでしょ?(笑)「ウ~っ」つって、「来てる来てる、俺まだいける」みたいな感じで」
澤野 「(笑)」
というやり取り(笑)。
筋肉痛になってちょっと嬉しいというのは何となくわかりますが(笑)、手のひらまで筋肉痛になるとはビッくら仰天。
普通に生活していてはなかなか体験できない、棒高跳び選手ならではの"棒高跳びあるある"でありました(笑)
それから、棒高跳び選手はみんなファミリーで、ライバルだけどお互い風や踏み切りの位置を見あったりして試合をしてる、という話もしてましたが、そういえば、室伏選手も「ハンマー投げの選手はみんなファミリーで・・」という話をしてたような記憶がありますし、日本で大会があったときには室伏選手が外国人選手を食事に誘ったりしてたっけ。
敵ではなく、共に競い合うライバルでありファミリー、というのはちょっといい話・・出川哲っちゃんふうに言うと「ヒヒ話」という感じです(笑)。
ちなみに、澤野選手は試合中はサングラスをして相手に自分の調子がばれたりしないようにしているそうで(サングラスをかけてるもう一つの理由は目が疲れないようにしているからだそうです。目の疲労は溜まりやすく大きいとのことでした)。
このへんは、ファミリーといえどもシビアな世界であります(笑)。
"海外遠征に行くときはいつも一人だ?"という質問には、「はい」と答えていた澤野選手。
で、
澤野 「いっつも一人ですね」
南原 「一人」
澤野 「はい。一人でポール担いで」
南原 「はい(笑)」
澤野 「リュックしょって」
南原 「はい」
澤野 「スーツケース持って」
南原 「はい」
澤野 「空港ウロウロしてますね」
南原 「で、ホテル入るのも棒高跳び・・入るわけですね」
澤野 「入りますね」
南原 「チェックインも」
澤野 「チェックインも全部」
南原 「あぁ」
澤野 「一番困るのは自動ドアとか」
南原 「ハッハハハハ」
澤野 「開かないんですよね」
南原 「ハハハハハハ、開かない?(笑)」
澤野 「だから誰かが来て開けてくれるの待ってるっていう」
南原 「そんな悩みがあるんだ!?」
澤野 「ハッハハハハ」
南原 「じゃ、棒高跳び後ろにして入るしかないですよね、だって」
澤野 「そうすると」
南原 「はい」
澤野 「あの、後ろが長いじゃないですか」
南原 「はい」
澤野 「あの、開いても入ってく間に、棒が挟まれてしまうんですね」
南原 「「面倒くさい・・」」
澤野 「ハッハハハハハ」
南原 「「面倒くさい客があらわれたな、何だこの人たちは」っていう」
澤野 「はい(笑)」
南原 「あ、それはファミリーになりますよね」
澤野 「はい(笑)」
南原 「同じ、共通の悩みがあるわけですもんね」
澤野 「はい」
南原 「へぇ、なるほど」
という話も(笑)。
棒高跳びの棒を持ってホテルに入れずウロウロしてる姿は、なんかコントみたいだな~(笑)。
横にしたらつっかかって入れないし、縦にすると自動ドアが閉まっちゃう・・・チャップリンあたりがそんなコントをやっててもおかしくない感じですが(笑)、とにもかくにも、世間の人は知らない苦労を棒高跳び選手はしてるということがよくわかるエピソードでありました(笑)。
あとは、
南原 「僕、澤野選手をね、先週からずっと見てるんですけども、社交ダンスやったらいけますよ」
澤野 「社交ダンス」
南原 「いけます」
澤野 「ホントですか」
南原 「はい」
澤野 「やったことないんですけども」
南原 「その背の高さと」
澤野 「はい」
南原 「その体を・・社交ダンスも体をすっごく自分がどうなってるっていうのを、すごく考えながらやるんで」
澤野 「あぁ~」
南原 「いけますねぇ~」
澤野 「いけますか」
南原 「今からだったら」
澤野 「ハッハハハハハ」
南原 「日本王者くらいにはなれるんじゃないですかね」
澤野 「ハッハハハ、そうですか(笑)」
南原 「はい」
澤野 「社交ダンス部で」
南原 「社交ダンス部で」
澤野 「(笑)」
南原 「これ、そんな背が高くて顔が小っちゃいから、逸材だな~とずっと思ってるんですけどね」
澤野 「ハッハハハハハ」
南原 「(笑)」
というやり取りがあったり(笑)、棒高跳び選手にとって6メートルは夢であり一つの大きな目標という話や、コーチやトレーナーなど色々な人に支えられているし応援してくれるお客さんがたくさんいるので棒高跳びは孤独な競技ではないという話もしてました。
それから、助走は前に進むためではなく高く跳ぶために走る、ただ前に進んでるだけだと(跳んだとき)前に行ってしまうので水平方向のエネルギーを垂直方向に変えてあげる助走をする・・という話もしていて興味深く聞いてしまいましたが、これについては時間がなかったせいかあまり深い話を聞けずちょい残念。
深く掘り下げれば助走だけで1時間ぐらいの番組が出来そうですが(笑)、それはまたの機会に期待したいと思います(そんな機会があるのか?・笑)。
澤野選手は、冷静な喋り&ストロベリーボイス(笑)でFMのDJでもやったら似合いそうな感じでしたが(笑)、そんな喋りで語られる世間にはあまり知られていない棒高跳び話を、南原さん同様興味津々で聞いてしまった30分でありました。
今回は、恒例の10の質問で棒高跳び話をあれこれと。
オリンピックは何回出ても感動する、アテネでは競技場に足を踏み入れたとき観客が盛り上がっているのを肌身で感じて感動して涙が出そうになった。
北京では決勝に残れなかったがそのとき持ってる力を全部出し切れたから後悔はなかったが、終わった瞬間にもう一回やってやろうという気持ちを奮い起こさせてくれた。
棒高跳びは、ポールの硬さや助走のスピードや距離、バーの位置など(棒を挿すところから前後に80センチまで変えられるそうです)決めなければいけないことが色々あるので頭を使うスポーツだ。
・・という話などがありつつ、"1つの高さで跳べるのは3回までだが、ホントはもっと跳びたい?"という質問も。
澤野選手いわく、「一本でも多くその競技場のその雰囲気の中で跳んでいたい」とのことでしたが、
南原 「あれ、でも、体どこがだんだん疲れていくんですか?」
澤野 「全身疲れてきますね」
南原 「はい」
澤野 「やっぱり全力で走りますし」
南原 「はぁ~~」
澤野 「ただ踏み切ったあとはもう、腕も使いますし、体も腹筋も全部使いますし」
南原 「はい」
澤野 「試合が終わった次の日っていうのは、もう全身筋肉痛ですね。手のひらも筋肉痛ですね」
南原 「えぇ~!?手のひらまで!?」
澤野 「はい。なので次の日の朝とか、コップを持ったりペンを持ったりするのがけっこう辛かったりします」
南原 「でも、それが快感なんでしょ?」
澤野 「はい」
南原 「アッハハハハハハ」
澤野 「ハッハハハハハハ」
南原 「「いや~、俺使っちゃった、筋肉痛~」みたいな」
澤野 「「手のひら筋肉痛だ、やべ~これ」って思いながら(笑)」
南原 「嬉しいんでしょ?(笑)「ウ~っ」つって、「来てる来てる、俺まだいける」みたいな感じで」
澤野 「(笑)」
というやり取り(笑)。
筋肉痛になってちょっと嬉しいというのは何となくわかりますが(笑)、手のひらまで筋肉痛になるとはビッくら仰天。
普通に生活していてはなかなか体験できない、棒高跳び選手ならではの"棒高跳びあるある"でありました(笑)
それから、棒高跳び選手はみんなファミリーで、ライバルだけどお互い風や踏み切りの位置を見あったりして試合をしてる、という話もしてましたが、そういえば、室伏選手も「ハンマー投げの選手はみんなファミリーで・・」という話をしてたような記憶がありますし、日本で大会があったときには室伏選手が外国人選手を食事に誘ったりしてたっけ。
敵ではなく、共に競い合うライバルでありファミリー、というのはちょっといい話・・出川哲っちゃんふうに言うと「ヒヒ話」という感じです(笑)。
ちなみに、澤野選手は試合中はサングラスをして相手に自分の調子がばれたりしないようにしているそうで(サングラスをかけてるもう一つの理由は目が疲れないようにしているからだそうです。目の疲労は溜まりやすく大きいとのことでした)。
このへんは、ファミリーといえどもシビアな世界であります(笑)。
"海外遠征に行くときはいつも一人だ?"という質問には、「はい」と答えていた澤野選手。
で、
澤野 「いっつも一人ですね」
南原 「一人」
澤野 「はい。一人でポール担いで」
南原 「はい(笑)」
澤野 「リュックしょって」
南原 「はい」
澤野 「スーツケース持って」
南原 「はい」
澤野 「空港ウロウロしてますね」
南原 「で、ホテル入るのも棒高跳び・・入るわけですね」
澤野 「入りますね」
南原 「チェックインも」
澤野 「チェックインも全部」
南原 「あぁ」
澤野 「一番困るのは自動ドアとか」
南原 「ハッハハハハ」
澤野 「開かないんですよね」
南原 「ハハハハハハ、開かない?(笑)」
澤野 「だから誰かが来て開けてくれるの待ってるっていう」
南原 「そんな悩みがあるんだ!?」
澤野 「ハッハハハハ」
南原 「じゃ、棒高跳び後ろにして入るしかないですよね、だって」
澤野 「そうすると」
南原 「はい」
澤野 「あの、後ろが長いじゃないですか」
南原 「はい」
澤野 「あの、開いても入ってく間に、棒が挟まれてしまうんですね」
南原 「「面倒くさい・・」」
澤野 「ハッハハハハハ」
南原 「「面倒くさい客があらわれたな、何だこの人たちは」っていう」
澤野 「はい(笑)」
南原 「あ、それはファミリーになりますよね」
澤野 「はい(笑)」
南原 「同じ、共通の悩みがあるわけですもんね」
澤野 「はい」
南原 「へぇ、なるほど」
という話も(笑)。
棒高跳びの棒を持ってホテルに入れずウロウロしてる姿は、なんかコントみたいだな~(笑)。
横にしたらつっかかって入れないし、縦にすると自動ドアが閉まっちゃう・・・チャップリンあたりがそんなコントをやっててもおかしくない感じですが(笑)、とにもかくにも、世間の人は知らない苦労を棒高跳び選手はしてるということがよくわかるエピソードでありました(笑)。
あとは、
南原 「僕、澤野選手をね、先週からずっと見てるんですけども、社交ダンスやったらいけますよ」
澤野 「社交ダンス」
南原 「いけます」
澤野 「ホントですか」
南原 「はい」
澤野 「やったことないんですけども」
南原 「その背の高さと」
澤野 「はい」
南原 「その体を・・社交ダンスも体をすっごく自分がどうなってるっていうのを、すごく考えながらやるんで」
澤野 「あぁ~」
南原 「いけますねぇ~」
澤野 「いけますか」
南原 「今からだったら」
澤野 「ハッハハハハハ」
南原 「日本王者くらいにはなれるんじゃないですかね」
澤野 「ハッハハハ、そうですか(笑)」
南原 「はい」
澤野 「社交ダンス部で」
南原 「社交ダンス部で」
澤野 「(笑)」
南原 「これ、そんな背が高くて顔が小っちゃいから、逸材だな~とずっと思ってるんですけどね」
澤野 「ハッハハハハハ」
南原 「(笑)」
というやり取りがあったり(笑)、棒高跳び選手にとって6メートルは夢であり一つの大きな目標という話や、コーチやトレーナーなど色々な人に支えられているし応援してくれるお客さんがたくさんいるので棒高跳びは孤独な競技ではないという話もしてました。
それから、助走は前に進むためではなく高く跳ぶために走る、ただ前に進んでるだけだと(跳んだとき)前に行ってしまうので水平方向のエネルギーを垂直方向に変えてあげる助走をする・・という話もしていて興味深く聞いてしまいましたが、これについては時間がなかったせいかあまり深い話を聞けずちょい残念。
深く掘り下げれば助走だけで1時間ぐらいの番組が出来そうですが(笑)、それはまたの機会に期待したいと思います(そんな機会があるのか?・笑)。
澤野選手は、冷静な喋り&ストロベリーボイス(笑)でFMのDJでもやったら似合いそうな感じでしたが(笑)、そんな喋りで語られる世間にはあまり知られていない棒高跳び話を、南原さん同様興味津々で聞いてしまった30分でありました。