矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

「職人力」 朝日新聞出版 鎧塚俊彦さん

2012-12-31 10:19:14 | 著書紹介
かねてから大ファンで、Noelのケーキを今年は家族と楽しんだToshi Yoroizuka。

鎧塚さんの本を充電しながら少しずつ読み始めました。

勢いがある方の本は、本当に読んでいて楽しいし、私もやる気になります。

年齢も近いし、僭越ながら目指しているところが本質的に近い感じがしているので、とても
参考になります。

偶然なのか、私が渡米したのも95年、鎧塚さんが渡欧したのも95年だそうです。

帰国した年齢も37歳で同じ。不思議な”ご縁”を感じながら読み進めています。

石倉洋子先生と黒川清先生のBlogを拝見し、global leaderのmindを勉強させていただいていますが、おふたりがいつもおっしゃっているOpen competitionの重要性、多様性のグループによる仕事がいま世界でもっとも求められていること、というのを改めて実感します。

年齢や性別、人種はもちろん、これらを超越し、さらには領域も超越したコラボレーションがあって始めて、これまで解決できなかった人類の課題が解決される可能性があると確信しています。

たとえば、鎧塚さんの活動で、食材にこだわり、良質の食材を”自ら作る”ことを選択され、国内ファームやチョコレートの原材料のカカオに至っては、南米の現地にも専用ファームをつくった情熱は、私のチャレンジ精神を非常に刺激します。

”本質を追求する”しかも、”突き抜けたレベルで”というのが私も目指したいところだからです。

チャンスがあれば即座につかんで、心に温めてきたおおきな夢を自分が現役の間に実現したいと強く思っています。

完全Offの休日で、数日は完全に仕事を忘れて頭をリラックスして、静寂のなかで、家族と団欒を楽しみつつ、過ごしたいと思います。

Blogは、石倉先生が毎日、日本語と英語で欠かすことなく更新されているのをお手本に、”毎日続ける”ことを実行したいと思っています。

私の場合、情報発信は、アカデミックなものは基本、英語、
Blogは基本、日本語、Facebookは世界中の友人との交流ツールのため基本、英語、と
メディアを使い分けています。

facebookでは日本語で書いても、translationがサイトがあるので多少、大丈夫です。
日本語の投稿にオランダの友人が反応していることもあり、global toolのありがたさを感じています。







本日から充電のため休暇です。

2012-12-30 23:11:06 | プライベート
お正月体制の当番を昨日終えて、今日から数日、完全Offで充電する予定です。

毎年、高齢の義理の両親のお宅にお邪魔して時間を過ごしています。

いつも和歌山城が見えるホテルに泊まっていますが、毎年、お正月はこんな感じです。

親子4人で、積もる話もしながら、TVで恒例の紅白歌合戦を見て過ごす予定です。
日本でお正月を迎えられる幸せを実感するのが、”紅白歌合戦”です。

在米中は、12月中旬ぐらいからクリスマス休暇モードが10日間ぐらい続いてようやく1月2日から通常勤務でした。1月2日から通常勤務というのは、なにか物足りない感じがして、自分の血が日本人であることを自覚する時期でもありました。

実家のほうにはお正月に3年ぐらい帰っていませんが、岡山で仕事があるときには毎回必ず定宿としているホテルに、早朝でも遅くても両親がかけつけてくれます。

いつまでも両親も若くないのでこちらも認識を新たにせねばと思っています。共に来年、年男年女で72歳になります。

病院で診療する患者さんも70歳台以降の方も多いため、実の両親も担当患者さんぐらいの年齢なのだと思うと、いつ病気になるかわからない年齢なのだと気が引き締まります。

忙しいサイクルにいると、立ち止まってゆっくり自分の人生を見直すことも難しいのですが、今回、今日の移動中の5-6時間、さらにあまりの疲労で義理の両親のおうちの2階で数時間夕方寝入ってしまったのですが、その後夕食を挟んだ団欒(だんらん)で、今後のことを
家族とも話す機会がありました。

話すことってとても大事なプロセスだと思うのですが、話しているうちに、自分が潜在的に思っていたことが引き出されますね。今日は、あ、やっぱり自分の本音はこうだった、と方向性が見えました。

つかの間ではありますが、"完全にOff”という時間を大切に家族と過ごしたいと思います。






私の10大ニュース 2012 と2012年に達成できたこと まとめ。。。

2012-12-29 21:15:14 | 日記
毎年、”私の10大ニュース”と”達成できたこと”というのを振り返り、仲間と心 mindの大掃除をする機会を設けてきました。

仲間たちと一緒にやることで、一緒に達成できたことを祝福したり、つらかったことを改めて癒したりするプロセスで、シェアすることにより完了して、また新年に向けて明確なビジョンを描くことができていました。

今年は、時間がなかなか取れず、先日、一人でやってみました。


私の10大ニュース 2012

1. Maastricht 大学でMaster of Health Professions Education (MHPE)を
2年間on timeで取得できたこと!! まさかの奇跡の逆転?ともいえる快挙でした!

2. 念願であった家族とやっと同居できるようになったこと
お互いの関係性も、子どもが成長するように年々、成長・進化しているように思います

3. Maastricht大学の卒業式の際に、欧州旅行をしたこと
(学会以外で、フリーの旅行は数年ぶりでした)

4. 才能にあふれる若手の方に出会ったこと
Soul mateと直感するような方ですね。

5. 4年越しでみんなでがんばった国際ガイドラインが完成し2013年1月online publishされること

6. 今年度は国際学会に5本abstractを出して全勝 (acceptされたこと)
特にoral, best abstractになれたことはおおきな自信に。

7. 将来につながる大きく重要な仕事に招聘されたこと

8. 義理の両親と交流が深まったこと

9. Maastricht大学のPh.D. 準備コースに入り、すばらしいメンターと仕事を継続し、また世界中のすばらしい仲間にめぐり合えたこと

10. 家族のつらい出来事を一緒に乗り越えたこと

2012年に達成したこと

10大ニュースと重なるものもあります。

1. MHPE取得して、Ph.D 準備コースに登録したこと

2. やりたいと思い続けていた英語によるセミナーを実行開始。

"Teaching and Learning Medicine in English" セミナー 
”TEME" を立ち上げたこと. Facebookアカウントもつくりました。
第2回を2013年2月2日土曜日に都内国立医療研究センターで実施。

3. 自らMenteeであり、Mentorとして活動したこと

4. 米国内科学会ACPの日本支部で、International Exchange Program Committeeの
副委員長として、交流プログラムの運営を開始したこと

グローバルに通用する人材を育成したい、との願いから、とてもやりがいを感じています。

5. 国際ガイドラインをみんなで完成、2013年1月 online publication

6. 上記に関連したoriginal paperを3本publish

7. 国際学会へAbstract 5本書いたこと

8. 学会の帰りにフランスにて世界遺産のモンサン・ミッシェルを訪れたこと

9. 2002年「日本の感染症科をつくる会」を立ち上げてから、10周年。
これがもとで2005年に研究会として発足し、以降大きく発展したIDATEN (日本感染症教育研究会)。感染症診療をよくしたいという思いで心をひとつにした皆様の多くのご支援のおかげと思います。

10.ニュースのほうですが、今年は11月中旬から、副鼻腔炎、咽頭炎、気管支炎になり、さらに急性喉頭炎を合併して、現在すでに4週間ぐらいhoarseness 嗄声がつづいていること。受診して、幸い、vocal cordの浮腫は改善してきていますが。。
1-2-3月は学会発表や講演があるので何とか治したいです。。


自分の基準としての、”診療の質”をいかに維持するか

2012-12-29 13:20:18 | 感染症関連
自分のprofessionalismに基づく診療の質は、精緻なhistory, physical examinations, 精緻なcharting/documentation は必須の項目です。基本はhistory and physicalexaminations, 鑑別診断の体系性、治療・プランはevidenceを基軸、という感じでしょうか。

20代後半から知識ゼロの状態で米国で臨床医学のABCを叩き込まれた私にとっては、潜在意識、無意識レベルで、米国内での診療スタイルが基軸となっていることはいうまでもありません。

Triangulation (検証)ですが、本物のプロフェッショナルとして、自身の診療の基軸を別のインフラ環境で活用できるかどうか、その実力の本質がずっと試されてきたと思っています。

帰国以来、"郷にいっては郷に従え””国内で承認されている抗菌薬の範囲内でBest available”な診療を提供する、ということに努めて来た8年間だったと思います。

カルテ記載は、米国環境では訴訟大国なため、徹底して教育されました。それは自身の病態生理や考え方を整理する点で非常に役立ったと思います。”書いていないことはやっていないこと”との徹底教育は、”Document in the chart." (カルテ記載しなさい)との繰り返し教育でした。

日付、時間、その時点の診断(working diagnosis or definitive diagnosis)、意思決定した理由・思考プロセスを明確に、そのイベントが起こった時点でなるべくその時間に記載するという習慣を身につけるように徹底教育されました。

一般に紙カルテの時代には、入院時や退院時の記録は”Dictation” という便利なサービスがあるので、慣れた人は10-20分ほどでも非常に精緻な記録を残すことができました。電子カルテはtypeしないといけないのでやはり時間がかかりますね。

今週は、"anti-CRP" "anti-biomarker"のメディアプロデュースの役割にて、”たたかれ役”ですが、自身が信じる診療の質の基軸は揺らぐことはありません。

プロフェッショナルとして、最優先することは、

患者の最善の利益 patient's best interest
患者の安全性 patient safety

これはどこでも共通ですね。

ここはいつも常に心に留めています。








あえて受けた”たかかれ役” 医療系メディア M3 のCRP 二極論 対談

2012-12-28 09:51:07 | 感染症関連
For Japanese medical profesisonal readers,

C-reactive proteinのPros and Consのメディア企画に意図的に乗り、議論しています。

メディア業界特有の年末年始の”受ける””売れる” 記事企画と十分に認識した上で、あえて引き受けた仕事です。

医療面接の重要性、コスト意識の議論になればと思いますが、
2極論自体に無理があります。あえて”たたかれ役”を買って出ています。

まあ自分の人生は”異端”で始まり、”異端”を貫き、”異端”で終わる覚悟です。

http://www.m3.com/sanpiRyouron/article/163542/?pageFrom=m3.com

新閣僚・役員に女性二人!

2012-12-25 21:37:04 | 日記
今回の選挙では、自民党が政権を取り戻しましたが、私は個人的にはどうかなあというのが本音です。

政党などは度外視して、一個人として、私は野田聖子さんのファンです。

演説はあきないし、パワーを感じました。

もともとは少子化、不妊治療などで医療にも興味がある方のようでしたので、
抗菌薬の保険承認量が問題が多かった頃に、”陳情”に議員会館に行ったこともあります。
当時は、ご多忙なため秘書の方とお会いできました。抗菌薬については、別の”厚労族”と呼ばれる方にも”陳情”したことがあり、この方は医師でもありましたので、実際にお話を聴いて下さいました。

野田聖子さんの講演会に初めて参加したのは、もともとは少子化などのシンポジウムの講演でした。切実な思いがストレートに伝わってきて感動したことを思い出します。

それ以来、何度か”応援会”のような催しに参加したこともありました。こちらは政治というよりは私にとりましては”交流会”のような感覚での参加でした。名刺交換をして写真撮影もさせていただいた年がありました。

それ以来、民主政権に変わり、自民党がまた復権するとは私は夢にも思っていませんでした。この経緯を見ると、”諸行無常”をさらに感じざるをえません。

よいことも、悪いことも、永遠に同じ状況ではないことを歴史が教えてくれていると思います。

さて、女性のempowermentでは、世界135?か国中、101位の日本。

女性が自然にどのような場所にも半分ぐらいいる社会になるのが理想でしょうね。。

今回の女性お2人には何とか踏ん張ってほしいと思います。


Noel 2012 年明けの大きな仕事と本日当番

2012-12-24 21:31:41 | 感染症関連
今日も朝から当番で出勤。朝からかなり忙しく、重症患者のフォローやそのほかフォローが必要な患者さんたちをラウンドしていました。

重症患者の新規コンサルトもあり、感染症科専門医としては非常に充実した1日でした。

今日オフィスでやる予定だった仕事の半分もできないまま1日が終わってしまいましたが、
感染症診療を楽しみながら過ごした1日でした。。。

この3連休中に、年明けの大きな仕事(国外講演のご依頼)のご依頼がありで、その連絡をお受けし関連の事務作業をしたりしていました。

また年明け早々にもガイドラインがpublishされる予定で、その日本語版の最終調整を急ピッチで進めていますが、最終調整用の原稿修正にも追われていました。

さらに翻訳の仕事を2つお受けしていたのですが締め切りをすぎたものが1つ、年末までのものが1つで、なんとか年内に済ませて年を越したいところです。

1月からは第2週目にシンガポール出張でもあり、1月末のmentorとのskype meetingまでにPh.D thesis proposalの完成版をつくること、クラスメートと共同作業の課題が2つもあり、それらを2月末までにこなす必要があります。

2月は毎週末に東京、北海道、鹿児島、さらにアジア出張となる予定で、かなり多忙です。体調管理とタイムマネージメントをなんとかしたいと思います!

健康第一ですね。。

やりがいがある仕事なら、なんとかなると思ってお受けしました。
なんとかしたいと思います。

夕方は、家族とおうちでクリスマスしました!



家族が好きなもの、私もmy favoriteいっぱいの夕食にしました~。

夕食を御寿司にして和風、デザートをクリスマス・ケーキとドイツのice wine、大好きないつものFauchonのapple teaでいただきました。


23年来の友情:Christmas Card from Italy!

2012-12-23 17:08:56 | プライベート
大学3年生のときに英国Oxfordにて英語を学んでいたのですが、そこで出会った当時高校生だったイタリア出身のBarbaraと、23年来のおつきあいで、本当に時間と空間を超えていつまでもお互いに近況を分かち合えるすばらしい友人です。Soul mateなんだと思います。

18歳以降、これまでに13回引越しはしているのですが、実家や米国、日本の住所を確実に彼女はフォローして毎年クリスマスカードを欠かしたことはありません。Emailになっても(連絡はしますが)、彼女の手書きの手紙やカードはとても大切に持っています。

お互いに20歳ごろからのお付き合いなので、人生の荒波も共有し、New Yorkに訪ねてきてくれたり、私も彼女の自宅に1週間ぐらいお邪魔して、ホテルシェフのお母さんから”本場の家庭のイタリア料理”を毎日ご馳走になった時期もありました。本当にあっさりとしていてこれが家庭料理なんだと感動したことをいまでもおぼえています。確かテキサス大学にいるときにロンドン大学を見学したのですが、そのときの休暇で訪れたと思いますので1999年の春でしょうか。

2006年ぐらいからほぼ毎年欧州に学会などで訪れていますが、なかなかイタリアまで足を伸ばせず、再会が果たせないでいます。

今年のカードには、お互いに年を取りすぎる前にぜひ再会しよう!と書いてありました!
そんな年になったのかなあ、と思いつつ、確かに99年以来再会できていないのでTime flies.





ミラノ経由で学会に参加でもして、イタリアの彼女の実家のあるFirenzeに立ち寄りたいです。。

また嬉しかったことに、私は21歳、彼女が18歳ぐらいだったと思いますが、Oxfordで毎夕、白夜のeveningを楽しんだ当時、一緒に撮った写真を彼女が部屋に飾って娘さんに見せてあげていることです!私のことを大切に思ってくれていることがわかって、昨日はその文面を見て思わず涙ぐんでしまいました。

当時は、スケートリンクにいったり、映画を見たり、そのほか現地Oxfordの英語コースで一緒になったさまざまな欧州から来ている高校生や大学生(フランス人、スペイン人など)と一緒になって楽しんだことを思い出します。

フランス人の高校生の方には帰りにパリで凱旋門で待ち合わせして、パリ市内の観光やセーヌ川下だりに連れていってもらったりした思い出があります。いまはだいぶ改善しているようですが、当時はパリの地下鉄やvendor(ストリート屋台)でもまったく英語が通じなかったこともあり、フランス語のnative と観光できたことがとてもありがたかったです。

時空を超えた友情というのは、一生ものだなあと実感します。

実は、Oxfordを去るときに彼女にそのとき自分が持っていた一番気に入っていたネックレスを上げました。大好きな友人だからこそ、二度と会えないかもしれないと思いながら、自分の一番大切なものをあげたいという気持ちになりました。21歳の私にはそういうのは初めての気持ちで、不思議な感じがしたのを覚えています。

New Yorkに彼女が来たときに、イタリア・フィレンツェ製の素敵なネックレスをおみやげにいただきました。彼女が覚えていてくれたんだと思いました。いまでもそのネックレスはとても素敵なので”ここぞ”という出番で身につけています!

Noel 2012は、とても感動的です。。


Noel 2012 with Toshi Yoroizuka

2012-12-22 21:55:16 | プライベート
今日も、朝5時起床しました。だんだん習慣化してきてよい感じです。

ここ数年は家族の分と一緒に年賀状を写真つきでつくっています。

午前中は年賀状書きをして、やっと終了しました。私は個人的な方にのみ手書きで出すことにしております。米国時代の名残か、クリスマスカードの感じで、本当に親しい方、家族、お世話になった方などでしょうか。ビジネス関係では際限がない感じになり大変なので、できる範囲にしています。

その後、ランチを食べて、午後から東京へ。寒そうだしお天気も悪そうだったのですが、雨にはあわず助かりました。

今日は完全Offだったので、ファンのToshi Yoroizukaに行ってNoelのケーキを取りにいきました。数年以上前に鎧塚さんをNHKかなにかの番組で拝見したのが最初でしたが、しばらくして家族といっしょに東京ミッドタウンのライブデザートを食べに行きました。









私たちは本当にラッキーだったと思いますが、鎧塚さんがカウンターに立っている日で、
私の家族は定番の人気メニューをオーダーしました。私は別のものでした。デザートをライブで”出来立て”で出す、ということを実践している鎧塚さん。Serviceしているときは
本当にプロフェッショナルで格好よかったです!デザートはおいしかったです。

帰りもレジにも立つかたで、本当にサービスの極意を感じました。それ以来、TVにもよく出ていらっしゃるし、ファンで、都内にいるときは何回か家族とデザートを楽しみました。

Noelのケーキは2回目ですが、完成された味ですね。。おいしかったです。食材にもこだわりエクアドルにカカオ農園もつくってらっしゃり、すごいなあと感心しています。
プロフェッショナルとして、デザートの完成度をさらに上げていらっしゃるので、私もロールモデルとしています。

さて、無事に自宅に戻り家族と夕食。その後、Noel with Toshi Yoroizkaでした。

明日とあさっては当番。早朝から出勤し、オフィスで仕事予定です。

夜は家族とディナーですかね。

24日は夕方またおうちクリスマスの予定です。

ドイツで購入していたアイスワインで乾杯です~。






2013年私のビジョン

2012-12-21 22:41:11 | 日記
毎年、年末に翌年のビジョンを立てるのですが、今年も今日、考えてみました。

私のビジョン2012 ここから
矢野(五味)晴美の感染症ワールド Harumi Gomi's Infectious Diseases World


われながら、今年のビジョンを読むと、Maastricht大学の医学教育学修士 MHPEを取得するため懸命に取り組んだ最初の4ヶ月を思い出し、なんとか実現、完了できたことが幸いです!

来年もさらに飛躍したいと思っています。



2013年 私のビジョン


転回


飛躍


感謝



2013年は、卒後21年目になります。キャリア人生40年の後半戦に入ります。そのため、何か新しくておもしろいことをしてみたいと思っています。“起承転結”の“転”にあたります。

人生の幸せには、6つの側面があるとAnthony Robbinsというpeak performanceのinstructorにおしえていただきました。

Certainty 確実性
Uncertainty 不確実性
Significance 自分を重要と思ってもらうこと
Being loved 愛されること
Progress 成長・飛躍
Contribution 貢献

だそうです。


飛躍については、日本に帰国するときに、”日本を拠点としてグローバルな仕事がしたい“というイメージを持っていました。

日本から噴水状に世界とつながる感じのイメージを抱きました。

この2年ぐらいで、これが実現しました! 思いがけない決断からMaastricht大学のdistance learningに登録したことから、
世界中の医学教育に携わっている医療従事者とfacebookやskypeで、“お気軽に”連絡が取れるようになり、かけがえのない友情を築き、交流できる状況が実現しました。仕事上もプライベートも簡単につながることができて、いろいろな人種の方と交流することが大好きで“それが日常”である私にとって、本当にICTの最大の利点を享受している感じです。

公私とも、世界中の仲間のニュースがリアルタイムで入ってくるし、こちらも近況やうれしかったことなどをシェアしています。本当にありがたい世の中で、お誕生日なども“一緒にお祝いしている感覚”になれるバーチャル環境はすばらしいと思っています。

Meetingも、大半がskypeでできるし、skypeで話すのとemailのみではコミュニケーションの深さが異なるので、skypeのありがたさが身にしみます。。。

最後に、"感謝“ですが、感謝の気持ちをいつも持ち続ける、ということを実行したいと思います。

どんな“転回”を自分が選ぶのか、自分でも楽しみです!




忙しさが呼び込むさらなる幸運な仕事

2012-12-21 21:18:08 | 感染症関連
年末、”本当に”悲鳴をあげたくなるほどに?いろいろ重要なお仕事をいただき、うれしいやら、大変やら、の心境となっています。

どれもやりがいがあり、”まったなし”の仕事であり、YesかNoかと言えば、即答でYesとお受けできるものばかりなのです。

いつもならこなしているはずの仕事が、飛び込んでくる仕事に対応しているため進まず、締め切りすぎたものがひとつできていない状況です。

幸いにも、8年間の栃木生活でおそらく2回目?と思われるクリスマス休日を栃木で過ごす3連休です。これまでは東京ベースの家族と都内で過ごすことが多かったように思いますが、栃木の自宅に一緒に居られるのはありがたいことだと思います。

週末は後半が当番なのでオフィスで仕事に取り組み、少しでも追いつきたいとも思っています。心理的にもまとまった時間さえあればできる仕事が滞るのはよろしくないですね。。。

ところで、今日はクリスマス前の恒例のケーキ会をしました。

今年も思い返せば5回ぐらい国際学会や共同研究のため国外出張させていただき、非常に充実した仕事につながりました。それを支えてくださっている部署内の方々への”謝恩会”の感じです。

偶然にも本日で自治医大での研修が終了する方もいらっしゃり、その精緻なパフォーマンス、卓越した臨床能力などに感銘を受けていたので、small giftと一緒に送別会にもさせていただきました!

そのときの記念写真です。人生、本当に一期一会ですね。








チャンスの神様は前髪だけ。。。

2012-12-20 21:44:17 | 日記
若手の方と交流するのは本当に楽しいですが、そのなかでかなり強調することのひとつが、
”チャンスの神様は前髪しかない!”という点です。

あっと思ったチャンス、”すぐにつかみに行く”ことが大切です。。どうかなあ、と思っていると、チャンスの神様は通り過ぎていき、後ろ頭にはつかめる”髪”がない!とのことでした。

私は人生の重要な決断ほど、これまで結果として、”即断即決のことが大半”でした。
直感的決断は、私の場合は”自分の本音”を素直に反映していることが多く、たいていの場合、間違っていないです。

多少の失敗はしても、トライアルと思って生きてきましたので、One chanceを逃さない人生にほとんど後悔はないのですが、決断を見送った事例はいつまでも結構、尾を引く感じです。。

大小さまざまな決断をみんなしていると思うのですが、やりたいと思ったことは小さいことでも大きなことでも確実に実現できると満足度の高い時間が過ごせるように思います。

私自身、チャレンジが大好きなので、段差のある”崖”をジャンプする感じの挑戦は人生のなかでいまでも鮮明に覚えています。fellowから米国でattendingになったときは以前もここに書いたと思うのですが、夢にも出てくるぐらい緊張した出来事でした。本当にattendingになって赴任した日のこと、1年後に最優秀インターン賞を受賞することになった”超優秀なインターン(レジデント1年目の通称)とラウンドした日のこと、そして彼女が”My favorite attending”を友人に私を紹介してくれた日のこと、など走馬灯のように思い出します。

今年も?大変でしたが、非常に充実していました。チャレンジしがいのあり、結果を残せたことが一番大きかったです。特に医学教育のリサーチで、欧州学会でoral presentation、来年1月にbest abstractに選ばれたことはとても大きな自信と今後の方向性を明確に与えてくれるものでした。

今後も、自分のモットーとして、常にチャレンジ、one chanceを逃さない、施設に依存しない普遍性の高いスキルを身につける、などの軸を実行したいと思います。

"Do as I do"となりたいと思います。



本日は、忘年会でした。

2012-12-20 00:00:19 | 日記
今日は、部署内の忘年会でした。

今日の忘年会では、ある”決心”をして臨んでいました。その決心は、後日、写真でご披露したいと思います。

自治医大に赴任して、丸8年が経過しています。。時の流れに驚くとともにようやく”収穫”の時期に来たのかなとアウトカムを実感する日々が今月は多いです。

赴任最初の年の教え子だった方が卒後7年目になっています。いつまでも”自分の教え子”と思っていたら、もういっぱしの”臨床医”となっているので、びっくりします。

その方々のご活躍で、さらに診療の向上が図られていることを実感するので、やはり辛抱強く”正論”を主張することの意義を感じていました。

ところで、いまふたたび My Bolivia Boomになっています。アルマジロの楽器を忘年会に持参し、ご披露しました。本来、”コンドルは飛んでいく”などの南米の曲が弾けるとよいのですが、”練習の時間”はあいにくありませんでした。

忙しいときに限って、いろいろなさらなる仕事や雑用が舞い込んでいます。

ちょっと大変かな。

笑顔、感謝の気持ちを持ち続け、忙しいときほど”リラックス”することを考えます!

研修医の方々に、”私の普通モード”をお見せできてよかったです。

どうしても診療においては、”プロフェッショナルモード”となり、いつもの”爆発”してしまう自分になっています!








本日、水戸共同病院でteaching roundをさせていただきました!

2012-12-18 22:06:47 | 医学教育
本日も大変、充実した楽しい1日でした。

我ながらいまのところ、早朝モードを堅持できており、午後11時には就寝、朝5時30分ごろ起床してフル稼働しました。

6時30分には自宅出発。1時間の間に朝ごはん(パンとコーヒー、果物、オレンジジュースなどのフルーツジュース)、家族の晩御飯(不在や遅い帰宅のときにわが家の人気メニューはタイカレー)をつくりました!最近は便利なものがいろいろ売っているのでとても助かっています。とってもおいしいタイカレーのルーがあり、簡単に短時間に作れます!

約1時間半ぐらいで水戸に到着し、迎えに来ていただいた元教え子であった先生と徒歩で病院へ。

到着直後の9時から12時まで、症例のグランドカンファレンスでした。すばらしい症例の
すばらしいプレゼンテーションが続き、1年目、2年目の方のプレゼンテーション力に感心しました。

水戸共同病院写真集です。


私の専門が感染症のため、感染症の症例を集めてくださっており、とても興味深かったです。3時間のセッションがあっという間に終わり、ランチョンで「医学教育学についての講演」をさせていただきました。”習いたてのほやほや?”なので、医学教育に特化した講演のデビュー作となりました!

その後は、病棟teaching roundでした。
My 白衣+聴診器+ライト+ハンマ~を持参していたので、それを装備して出発。。
午前中の患者さんを中心にラウンド。興味深い症例が多く、teaching pointが多いので、
1例につき1時間ぐらい、グループにさまざまな質問を投げかけ、”耳学問”をしていただく機会としました。。。

肺炎球菌の臨床症状、肺炎球菌ワクチンの効果(どの疾患をどのくらい予防できるのか?
成人用と小児用のワクチンの違いや、小児用ワクチンがもたらしたパブリックヘルス上の
アウトカムは?)などについて質問を矢継ぎ早に投げてみました。みなさん苦戦した部分もありましたが、とてもやる気があり、こちらもかなり”乗って”セッションをさせていただきました。楽しかったです。

そのほか黄色ブドウ球菌、肺膿瘍、肺のfull examinations (診察方法)などを質問したり
診察法をやってみたりとしました。

なかでも学生さんが3名参加されており、特に学生さんに診察を私の目の前でしていただく機会を意図的につくりました。学生、初期研修医の方にHands-on-learningの機会を増やしたいと切に思っているので実行できてよかったです。

名残惜しくも、夕方水戸を出発して、無事に自宅に戻りました~。
今日は、家族との約束の時間20時(それより遅くなるときは一人で食べてもらうことにしています)までに戻れたので、一緒に夕食を食べれました!

明日も早朝モードで仕事開始するため、もう寝ます!


本日、人間ドック + 急な仕事がいろいろ舞い込み、俄然やる気に!

2012-12-17 22:48:55 | 日記
本日は1年前から予約して受診予定にしていた人間ドックでした。


いつも対応が丁寧で本当に感激しています。また声が枯れているので受診しておりますが、
こちらも懇切丁寧に診てくださるのでそれだけでもほっとします。症状は実際に少しずつですが改善してきました。キャリア人生でももっともひどい状況で急性喉頭炎は初めてです。
副鼻腔炎、咽頭炎、気管支炎、プラス喉頭炎が合併したように思います。

今日も早朝モードで仕事を午前7時すぎに開始し、人間ドックの受付して途中まで受けてから喉頭のほうで受診し、また人間ドック再開しました。全部終了してランチ。

オフィスに戻れたのが14時半すぎごろ。どんどんたまった仕事と新たに舞い込む仕事に追われ、あっというまに午後8時すぎになり帰宅しました。持参していたおにぎりをかじりつつ、
Emailで急な依頼のあった仕事などに関して返信しました。

今日は朝、家族の晩御飯を作っておいたのでラクでした。

Maastrichtからも、年明け早々のSkype meetingの予定を決めようとの連絡が。。。
数えたら今日から締め切りの3月1日のsubmissionまでたった75日間しかないので、それまでに2人のmentorにapproveしてもらわねばならず、1月末までにはほぼ完成版を彼らに送り、コメントもらい、修正して、さらにコメントもらい、最終版を作成、という流れになると思います。文献検索と文献読み込み、テキストに統合していく時間が必要で、結構大変です。

タイムマネージメントが多いに問われます。JRやフライトの移動時間をいかに文献読み込みに使うか、というところですかね。。踏ん張りどころ。