矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

「超入門 失敗の本質」 ダイヤモンド社

2012-06-30 14:11:08 | 著書紹介
今日は、早朝から旭川に来ています。さきほど到着しました。

これから若手向けセミナーです!北海道は札幌に何度かとんぼ返りの講演などでここ2-3年お伺いしましたが、今日は一泊します。

明日、帰りに旭川動物園を観光して帰ります。Homepageで見たら、なんと明日は記念日だそうで、イベントがあるとのことでした。お昼過ぎには帰るので朝一番でさっと見たいと思います。

いつか北海道のいろいろなところを夏にキャンプでもしながら旅したいです。。。広大な景色に思わず開放感を感じてます。

いつものごとく、空港で”平積み”になっている本を一冊購入して読みました。ちょっと前にハーバードビジネスレビューで宣伝を見かけた「超入門、失敗の本質」鈴木博毅著。


先週講演を拝聴した一橋大学の野中郁次郎さんも著者の元本「失敗の本質」の解説本です。元本は、なぜ日本が太平洋戦争に敗戦したのかを学術的に研究した内容だそうです。

ソニ、パナソニックなどが、サムソン、LGなどに駆逐された本質的原因とかなり共通項があると感じます。興味深いです。

組織心理学Organizational psychology にとても興味があり、実はビジネス領域ではかなり研究が進んでいて、それを医学教育や大学改革に応用、新たに研究といった段階にあることを学んでいます。

「超入門 失敗の本質」は、私が17年前に渡米して以来、個人的に感じてきた、社会構造の違い、それが日米間の相違のみならず、「国内と国外」という相違になってきている現実を、明確に言語化してくれている印象です。

現象を明確に言語化すると問題解決につながると思うのですが、All Japanで問題解決する時期にある今、みんなで共有したい認識だと思いますので、この本をご紹介します。

レイアウト、論理構成、言葉、どれも秀逸でわかりやすいです。





”Power Speech"

2012-06-29 09:06:21 | 日記
西水さんの著書を1日一章読む日課が楽しいです。

今日学んだことは、”Power Speech."

世界の誰も、みんな、どこかの部分でリーダシップが取れるのですが、その際に自分の思いや情熱をいかにわかりやすく説明するかは、重要なスキルです。

”どのくらい熱いか”を伝えるスキル。小手先の”スキル”でなく”魂がこもっている”ことが大切なのはいうまでもありませんが。

毎日、BBCニュースとNHKニュースを交互に代えて見ながら、食パンとオレンジジュース、コーヒーが朝食なのですが、それにこの本を読み出勤しています。CNNは米国の朝番組のライブを夜見ています。

もう少し新聞Herald Tribune, Finantial Timesなどを読む時間がほしいです。。

Big Gun Project

2012-06-28 11:05:45 | 感染症関連
日本での抗菌薬適正使用のprototypeとして大学病院や研修病院で参考になるかと思いましたので、ご紹介させていただきます。

6月4日付医学界新聞
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02980_02

各施設が、自施設の成功事例を共有し、エッセンスを取り入れながら、
前進していきたいと思います。

All Japanで、世界に伍する診療を実現しましょう!

(余談ですが)
私自身は、7年前の帰国にあたり、医学部に勤務して学生教育に携わりたいと思っていました。
医学生のうちから、体系的な思考プロセスをトレーニングできるシステムづくりに取り組んでいます。

"Start small, think big."

世界に伍する、臓器・微生物によらない体系的な感染症診療のスキルを備えた感染症専門医の教育システムづくりにも取り組んでいます。

Internetの普及によりかなり簡単にグローバルプロジェクトも組めますので、世界の叡智が結集しやすくなっていると思います。Face-to-faceとCyber collaborationの組み合わせが課題かなと感じる日々です。。


”脊髄に火がつく”衝撃

2012-06-27 09:29:44 | 日記
いま、リーダーシップのロールモデルとしてもっとも尊敬する元世界銀行副総裁の西水美恵子さんのご著書を1日1善で、朝、朝食を食べながら、一章ずつ読んでいます。以前、ご紹介した西水さんの最新刊です。

なかなか全部を読めないので、少しずつにしましたが、一文一文、その重みに感銘を受けています。

彼女の前作「国をつくるという仕事」という本の一節にエジプトの悪政で幼い少女が脱水と栄養失調で彼女の上でのなかで亡くなる場面があったのですが、そのエピソードを、帰国の途について
”脊髄に火がついた”と振り返る場面があります。

だれしも、”脊髄に火がつく”ような衝撃が大きな原動力、モーティベーションとなり、善の実現に奔走することがあるのではないかと思います。

私も帰国したきっかけは”脊髄に火がつく”衝撃でした。”誰かが声を上げること”がいかに大切か、です。

国会情勢を見ていても、とても几帳面で繊細な民族である日本国民の手で、この国の再建を本気で
考えるときだと思います。”人まかせ””おまかせ”にしないこと。

NHK番組が、マイケル・サンデルさんの対話型セッションを5000名規模で開催して再放送もしています。民主主義は対話から生まれることをTVでもやっている印象を持ちました。

国家の根幹にかかわる大きな決断を、”自分ごと”として、みんなで考えたいものです。

自分の理想 Blueprint 青写真

2012-06-24 18:14:26 | 医学教育
週末、当番で出勤し回診を終了してから自宅に戻り、時差ぼけのため体調不調で休んでいました。

涼しい風とお天気が途中までよかったので、よく休めました。

今後、どんなキャリアを自分が築きたいのかいろいろ思いをめぐらせていました。

私の理想ですが、もし、日本でこんな状況が実現できたらよいな、という状況を思い浮かべてみました。実際に他国(米国、欧州、アジアなど)で、部分的には実現されており、自分の経験から、こんな環境、働き方などがしたいと思い描いています。

日本の試験制度が抜本的に見直され、”創造型”で、多様な思考、多様な好みがもっとも尊重される。初等教育は、少人数制で、大阪でも認められましたが、オランダでも実施されている個人に合わせた教育(飛び級、繰り返し学習あり)。

高校ぐらいでは、ニュージーランドの高校生のように、選択科目によって、資料読んで、プレゼンテーションを繰り返す教育。実践重視で、職場見学などをどんどん取り入れる。

大学は、多様な選考方法を取り入れ、ハーバード大学のように一芸を持っている学生、ユニークさと個性、斬新さがもっとも重要視される。

医学生については、医療現場経験、リベラルアーツ、科学系科目、芸術などのユニークさを重視した選抜。

学生は、学生主体のプログラムにより自発学習。問題解決型で、学習理論により精密に計算されたプログラムにて、定期的に到達度をePortfolioで自己管理。

指導者も、学習者に”ヒント”を与える、方向性の確認をするのが主体。学習サポーターにすぎない。

卒業には、history taking and physical examinationsを主体として、現場でのパフォーマンスも評価対象。知識はMultiple choice questionもあるが、単純記憶では解けない問題で、常に判断が問われる問題主体。

臨床現場では、精緻なhistory and physicalから、体系的な鑑別診断を常に挙げ、
マネージメントは、EBMに基づいた"診療のbackbone"の徹底が確立。

複数の専門医による安全性の確保。専門医のチームに、フェロー、レジンデント、学生のパラレルな関係のチームが存在。学生も、専門医に最新エビデンスなどをoriginal paperの所見などのサマリで、レクチャする。

患者は、常にCross-coverを基本とするため、年次休暇、週末休暇は順番にだれでもいつでも計画的に取れる。時間外診療は、Cross-cover制のため、担当者以外は18時には帰宅。


患者は自立し、自分の診断名、薬名を健康手帳で把握。

医療制度では、ワクチン、ガンスクリーニングが徹底し、予防可能な疾患の徹底予防政策が確立。

全部を書ききれないですが、直感的にこうありたいと思うものを列挙しています。

”思わないことは100%実現しない”という真理に基づき、まずは、思うことから。

次は、どうやってフォーカスし、どうやって実現するかの方法を考えることです。

こんな環境をぜひ、日本で実現したいです。一部はすでに実現している病院もあるでしょうし、一部は、いろいろな国ですでに実現できています。

こんな環境なら、外国からいろいろな優秀な人たちを招聘し、生物学的年齢によらず、
スキル主体の人材配置が可能になるのではないかと、期待しています!

理想の生活パターン。
朝6時30分起床、7時30分出勤、17時帰宅。
在米中、ビジネスアワーは、1分、1秒緊張が走っていました。特にレジデント、フェロー、指導医のときは臨床担当(on service)のときは100 mの全力疾走する感じの毎日。

自宅に戻れば、ジムに通って1時間しっかり運度、夕食は19時ごろ。その後、自分の勉強や仕事。在米中の勤務パターン、思考パターンは、自分のタイムマネージメント、知識マネージメント、生涯学習のルーティンには、いまでも私の人生の基軸です。。

1年間に、4週間分は年次休暇。しっかりリフレッシュして質の高い仕事をさらに目指す。
家族が仕事よりも大切という価値観が浸透しているので、人間的な側面を最優先した働き方が実現できる。

こんな無意識の社会の価値観も、日本に少しずつ根付いていってほしいと思っています。




昨日学んだKey words

2012-06-23 22:08:36 | 医学教育
昨日学んだことを、key wordsにしてまとめておきたいと思いました。


自分のreminderのため、ランダムにメモをまとめておきます。

Leadership = 発想と行動力

教育のあり方

”Answerを探す”あり方から

”Questionを探す”方向へ。

国際社会で常に問われている質問は、

”What do you want to do?"
"What do you think?"

そして”Why?"


いまの世界は、ヒト、モノ、カネ、情報。
そして、”体験”が大切。


Outputが変わるには、経験によるInputをmaximizeする必要あり。

”成功する方法”は、”好きなことを一生懸命する”こと。

”discussion"での発言の評価法

3 本質を見極める、議論を前に進める、新しい視点、議論ファシリテーション
2 議論の方向性、議論を前に進める
1 テキストのリマインダー発言
0  
-1 課題をやってきていない場合

の定量的な評価法。


一橋大学大学院名誉教授の野中さんのお話の中から。。

1. ”善”の信念
2. 場をつくる
3. 現実を観察。1回性の中の普遍を見極める力
4. 本質の概念化
5. 概念を実現する政治力
6. 自立分散 (知識の分配) 実践知

昨日、聞いたばかりでも、すでにいろいろ忘れてきています。興味を持った点や印象に残った点は、関連書籍を読んで、自分のものにしたいです。。

歴史に戻る、組織心理学も関連し、自分がどちらからというと高校時代にとても興味を持っていた文科系領域(いま領域も境界がなくなっていますね)の深い勉強をしたいです。
。。

自由な枠組みで、いろいろな組み合わせで、興味をもったところをどんどん勉強していくのがよいと実感します。






e-learningのセミナーに参加してきました

2012-06-23 07:19:12 | 医学教育
昨日、都内でe-Portfolio、Learning Management Systems(LMS)のセミナーに参加してきました。

E-portfolioは、先進国を中心に導入が進んでいますが、日本で、現在、文部科学省主導で
大学教育、大学院教育に導入されようとしています。医学部も導入する方向になるとよいなと思っています。

外国人が8割ぐらいの一橋大学大学院のMBAコース、立命館アジアパシフィック大学、明治大学などでの事例を聞きました。頼もしいなあと思います。医学部以外の大学関係者と交流することはほとんどないので、今回の機会は、日本全体の高等教育を考えるよい機会になりました。

教育と雇用が直結するなか、日本企業との連携も大学教育改革のカギです。。


Knowledge management (知識の自己管理)は、基本スキルのひとつとなっています。

”与えられた枠内の勉強”でなく、自分で”疑問を発見し、自分で回答を探し、自分でそれを管理する”という学習スタイルは、成人学習でもっとも効果が高いとされるスタイルです。


とても示唆にとんだセミナーで、パワーを頂きました!

いろいろメモしたキーワードがあるので、またご紹介します。

Mindsetを変える、行動を変えるために大前研一さんの言葉も引用されていました。

1. 時間配分を変える
2. 会う人を変える
3. 住む場所を変える

のどれかをしない限り、行動は変わらないそうです。。

私も2-3年前から方針を大きく転換し、「国外向き仕事」を大幅に増やしました。
当然ながら、普段、コミュニケーションをとる人も大きく変わりました。
大半がいろいろな国の人たちで、skypeそのほかのおかげで、とても有益なコラボレーションができるようになりました。

いつか、ドラエモンの”どこでもドア”や開発中と聞いている超高速ジェットができれば、東京-ロンドンが2時間?などになれば、住む場所は変えずに自宅は日本、職場は世界、が簡単に実現できますね。。。

教育改革には時間がかかります。
関連して、国家の民主化に向けて活動開始されたカンボジアのアンサン・スーチ氏のインタビューを早朝CNNで見ました。

”right struggle"と本人が表現した24-5年にわたる”自宅逮捕”の状況を乗り越え、彼女の凛とした口調は、本当にすばらしかったです。最愛の夫にも最後会えなかったにもかかわらず、国家のための活動を優先した生き方は本当にすごいです。




お天気に恵まれました。

2012-06-16 16:28:03 | 旅便り
本日、帰国します。

晴天に恵まれ、とても有益な経験ができました。

中国人、インド人、ロシア人などに多く遭遇したように思います。

それにしても英語をもっともっと練習したいと思います。
国際学会、国外の大学などのconferenceにて、論理的に、タイムリーに、公の場で明快な発言ができるように、トレーニングを続けたいと思います。

この2年間でwritingも改善したと思うので、これも継続は力なり、で継続していきたいと思います。ともかく「習うより慣れろ」ですね。頻度を多くすること、効果的にフィードバックを受けること。

石倉洋子先生のblogで、英語の太い本をaudiobookで聞いていらっしゃるというのを拝見し、
これは名案だと思いました。JRやフライト移動中にNEJMなどをiPodで最低限、聞くか、
table of contents をNEJM, Lancet、CIDは見るようにしていますが、情報をupdateする力は、生涯教育の一貫で、もっとも重要なスキルのひとつです。

マラソンと同じですね。。

決意を新たに、楽しく、キャリア実現したいと思います。。。

欧州の歴史の深さに感嘆します。

2012-06-13 16:17:31 | 旅便り
私は、旅行が大好きで、機会があれば短期間でもいろいろなところを訪れます。

仕事半分しながらの旅は、緊張が完全には抜けないですが、いろいろな人種で、いろいろな背景をもった人たちと、”Small talk"するのがたまらない魅力です。

親族や家族との旅行では、日頃、コミュニケーションが取れないことも多い中、お互いの別の一面や人生の深い部分を共有できたりして、こころが満たされる感じもします。

欧州のホテルのインフラはすごいですね。。Wirelessが完備しているので本当に助かっています。

昨日、中世の犯罪博物館というところを訪れました。中世からの法体系がどのようになったのかを詳細に見れるようになっており感銘を受けました。15世紀(1445年と書いてありました)のグーテンベルクの印刷術の開発により、文書の保管が進歩したことも影響していると思いました。

少し重いトピックスですが、日本の法体系、裁判制度、刑罰などについても考える機会になりました。人権の擁護と社会秩序の維持など社会学系の興味深い内容でした。

言ったことばは戻らない。。。

2012-06-13 05:27:02 | 日記
いろいろ反省することがありますが、言ってしまったことばは元に戻らないというのを実感しています。

親しき仲にも礼儀あり、という格言どおり、親しい人にも甘えていろいろ率直に言い過ぎるとよくないですね。。

コミュニケーションの難しさを感じます。

特に家族や兄弟は気を許しているので、つい率直に言い過ぎますが、相手の気持ちを考えることの大切さを痛感します。

人生に失敗はつきものですが、言われた方の立場と言ったほうの立場ではずいぶん、違うことを学びました。

オランダのインストラクターのひとりが大変、暖かい人で、このような先生のような表現、接し方を学習者にしたいと目標になる方がいます。個人の性質、性格にもよるところは大きいとは思うのですが、プロフェッショナルな振る舞いのモデルとして、ぜひ、参考にしたいと思っています。



中世の宝石と呼ばれるRothenburg

2012-06-11 04:49:40 | 旅便り
この度は機会をいただき、”中世の宝石”と言われているRothenberg ローテンブルグを訪れています。

すごいですね。中世の石畳や建物を維持して、内装は改装して近代的なwireless networkも完備しているホテルがたくさんあります。あまりにかわいらしく感嘆してしまいました。

今日は6時間あまりかけて電車でオランダから移動しました。

ドイツの特急列車で乗り越してしまったりとハプニングはありましたが、英語がどこもだいたい通じるのでなんとかなりました。

地元の料理も、いま旬の白アスパラがふんだんに取り入れられています。

Floriade 2012 オランダ花の祭典

2012-06-09 13:41:20 | 旅便り
日本人のクラスメートの方から昨年から教えていただいていたFloriade 2012を訪れることができました。

花の万博という感じです。世界のいろいろなお花が集まり、各国が競って自分の国をプレゼンテーションするイベントです。

日本政府出展もみました。母国なので贔屓目(ひいきめ)で見ているかもしれませんが、
広いスペースに、いけばな、障子、着物、帯、ブルーのばら、竹、のれん、など異国で見る母国の文化のありさまに感動しました。清楚な空間に、洗練された趣を出しており、美の極致を演出している感じでした。






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韓国、台湾、ボリビア、タイなどが近くに出展していたのですが、アジア系のなかではその洗練度合いが、やはりずば抜けていたのではないか?と思いました。各国お国柄を上手く出していたのですが、”静寂のなかの洗練”と言う感じのイメージの日本文化は日本人の私には一番、心に響くものでした。

ほかの国では、屋外にアフガニスタン、イエメン、トルコ、中国、スペイン、イタリア、ベルギー、パキスタンなど多数。アフガニスタンのパビリオンに入り、この国の歴史を見ると感慨深いものでした。なんとか民主化が進んでほしいなあと思います。

オランダは外国人はクレジットカードを基本的に使えないのでとても不便な側面があります。(一部施設のみで使用可能)。キャッシュで支払いになるため旅行は少し多めのキャッシュを用意する必要があります。

新たな出発

2012-06-09 04:23:06 | Maastricht Universit
ひとつ目標が達成されると、また次の目標ができます。

Graduation ceremonyの日の午前中に、1時間かけて2名のスタッフ、1名の事務担当の方、
今回コース修了者でmeetingし、2年間のコース全体にわたるfeedbackセッションがありました。コースの評価をA4で4ページ程度のquestionnaireで回答し、その後、oral feedback sessionとなりました。UAE (アラブ首長国連邦)の方が口火を切って、いろいろ”物申す”人が欧米人は多いので、ディスカッションの主導権を握られてしまいました。割り込むすきが少なかったのですが、モデレーターのスタッフがうまく発言の交通整理をしてくださったので、私も感銘を受けた点、改善してほしいと思っていた点などの言いたかったことは明確に伝えました。

普段はみんなfacultyとして教える立場ですが、ここでは学ぶ立場なので、非常に興味深いmeetingでした。その点で、こちらのスタッフの接し方は、非常に参考になりました。

みんなでいろいろな意見を出し合った後、数名が一緒に、今後、新たに医学教育に関するstudyをするため、さらなる勉強をすることになりました。

これまでsupervisorとして指導していただいた方に相談し、Maastricht Universityにて
advanced courseを受けます。

数名、同じクラスだった人たちも、いままで一緒に苦労し、さらにキャリアアップを考えたり、さらに所属組織での教育を改善するため、一緒にスタートすることになります。

幸い、facultyのexpertiseも非常に高く、世界的にも定評がある施設なのでしっかりとしたリサーチデザイン、リサーチの実施、結果の還元について学びたいと思います。

世界で、日本の"presence"を高めるためにも、academic collaborationはひとつのアングルだと思います。

CID 最新号 人工呼吸器関連肺炎で、グラム染色は有用か

2012-06-08 15:04:00 | 感染症関連
Clinical Infectious Diseases最新号

人工呼吸器関連肺炎でのグラム染色に関するmeta-analysisです。

http://cid.oxfordjournals.org/content/early/2012/06/07/cid.cis512.abstract?etoc

ご参照ください。

本日Maastrichtでプレゼンテーションです。。

2012-06-06 17:10:21 | Maastricht Universit
これから1年ぶりにMaastricht Universityを訪れ、presentationになっています。

自分が情熱をかけておこなったプロジェクトなので、なんども言い回しや流れを確認し、結果として暗唱できるぐらいになりました。昨日は移動で、頭がふわふわしており、これから集中力を高めたいと思っています。

1回しかないので、自分のbest performanceで臨みたいと思っています。。。

私が一番、すごい!と思ったのは、本物のプロのプレゼンテーションは、ゆっくり、はっきり、スライドも非常にシンプル(文字が少ない、visualも上手い)ことです。
声のトーンには”はり”があり、飽きないスピード、よいリズムで、15-20分のプレゼンテーションがストーリー性を持って、興味深い展開を取るものです。

いろいろな方のすばらしいプレゼンテーションを聞くことが一番、自分のプレゼンテーションを振り返る機会ではないかと思います。

さらに、感銘を受けたのは、学会の受賞者の紹介を、まったくメモ用紙などを見ずに、かなり長い経歴を暗唱し、流暢に紹介した司会者の方です。昨年、一昨年ともIDSA、ICAACなどの presidentであった方がそのような紹介をされたのを見て、すごいなあと感心しました。

今日の結果はまたご報告します。。。”少し緊張”しているぐらいが一番パフォーマンスはよくなる感じです。。