9月末から看護学部1年生の方々と大学で接する機会をいただいております。
18-19歳の学生さんたちは大変、熱心で、毎回感心しております。
2コマ連続のため、少なくとも1科目につき1時間程度は事前学習が必要なデザインです。
2科目同じ日になるので2時間以上は事前学習していただいていることになります。
感染症領域では、コンテンツが多いため、今回、レクチャーの割合を少し増やしてみました。
順番も最初に少し長めのレクチャを入れました。結果、やはり効果が低いことがわかりました。
"Passive learning" レクチャは、「受け身学習」の最たるものです。
もともと
事前課題---グループディスカッション---グループ発表----最後に15分程度のまとめ(知識確認レクチャ)で90分を構成しています。
1回目、2回目とやってみて、時間があっという間に過ぎました。
3回目に長めレクチャを最初に持ってきてみましたが、この方法は適切でないことがよくわかりました。
国家試験の問題傾向をみながら、レクチャの内容も考えていますが、そもそも「国家試験」が「単純記憶試験」factual recallと呼ばれる学習効果が低く、theory transfer (知識の現場応用)が低い形になっているのがとても問題であることを感じました。
国家試験直前に「暗記型詰め込み」で試験は試験で別の勉強をしていただく形が現実的かと考えたり、概念自体をまったく知らないところを独学するのは大変なため、少しでも”講義”にて触れるべきか、毎回ジレンマを感じます。
自身が学んだ学習理論は、真理であることを実体験しました。
今後は、Facts事実をたくさん伝える形式はやはりやめて、自主学習を促し、自分で勉強できるスキルを伸ばすデザインを継続することにしました。
試行錯誤が続いていますが、90名近い学生さんはほぼ全出席、毎回課題もほぼ全員提出というのは驚きで、感銘を受けております。
18-19歳の学生さんたちは大変、熱心で、毎回感心しております。
2コマ連続のため、少なくとも1科目につき1時間程度は事前学習が必要なデザインです。
2科目同じ日になるので2時間以上は事前学習していただいていることになります。
感染症領域では、コンテンツが多いため、今回、レクチャーの割合を少し増やしてみました。
順番も最初に少し長めのレクチャを入れました。結果、やはり効果が低いことがわかりました。
"Passive learning" レクチャは、「受け身学習」の最たるものです。
もともと
事前課題---グループディスカッション---グループ発表----最後に15分程度のまとめ(知識確認レクチャ)で90分を構成しています。
1回目、2回目とやってみて、時間があっという間に過ぎました。
3回目に長めレクチャを最初に持ってきてみましたが、この方法は適切でないことがよくわかりました。
国家試験の問題傾向をみながら、レクチャの内容も考えていますが、そもそも「国家試験」が「単純記憶試験」factual recallと呼ばれる学習効果が低く、theory transfer (知識の現場応用)が低い形になっているのがとても問題であることを感じました。
国家試験直前に「暗記型詰め込み」で試験は試験で別の勉強をしていただく形が現実的かと考えたり、概念自体をまったく知らないところを独学するのは大変なため、少しでも”講義”にて触れるべきか、毎回ジレンマを感じます。
自身が学んだ学習理論は、真理であることを実体験しました。
今後は、Facts事実をたくさん伝える形式はやはりやめて、自主学習を促し、自分で勉強できるスキルを伸ばすデザインを継続することにしました。
試行錯誤が続いていますが、90名近い学生さんはほぼ全出席、毎回課題もほぼ全員提出というのは驚きで、感銘を受けております。