矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

祝 風疹のワクチン 無料化

2018-11-30 16:26:56 | 感染症関連
成人向けで 風しんワクチンが無料化されます。

39-56歳が対象との報道です。

ワクチン接種をぜひ 推進しましょう!

私自身も外来で

成人向け標準ワクチン接種を 常に行っております。

がん検診もエビデンスに基づく検診戦略を実行したいところです。
肺がんの検診は 喫煙リスクにより低線量CT が必要です。

すでにがんの治療をしている方のヘルスメインテナンスを 総合内科医ができると
さらによい印象です。

日本外科感染症学会 2018

2018-11-28 16:35:43 | 感染症関連
大阪で、学会にお伺いさせていただきました。


ガイドラインの委員会の先生方とご一緒にシンポジウムをさせていただきました。

各担当部分の先生方のお話を改めてお伺いし、たいへん、勉強になりました。

記念写真です。



そのほか、旧友、韓国の先生とも再会し、とても懐かしくうれしい学会でした。









人生が変わるぐらい衝撃のアリア。。。Franco Fagioli

2018-11-28 00:12:33 | 芸術 Art
ちょっとした思いつきで行ったカウンターテノールのコンサートで、「人生が変わるぐらいの衝撃」を受けました。

カウンターテノールで、ヘンデルのアリアを聴きました。

コンサートに行くまで、全く存じませんでしたが、直感的に行ってみたいと思って行ってみました。

バロック音楽が好きなほうなので、バロックのオーケストラに、ヘンデルのカウンターテノール。

アルゼンチン出身のFranco Fagioli フランコ・ファジョーリ。 You tubeで移動中になんどもアリアを聴いて、魅せられています。

My ブームは、しばらくヘンデルのアリア、Francoです!

あとTVで毎週、勉強中の音楽、

BachバッハのGoldberg variation ゴールドバーグ変奏曲。こちらもチェンバロ(or ハープシコード)に魅了されています。

2018年11月28日より大阪:日本外科感染症学会に

2018-11-28 00:05:01 | 感染症関連
もう本日になってしまいましたが、2018年11月28日水曜日から、日本外科感染症学会にお伺いしております。

急性胆管炎・胆嚢炎の抗菌薬治療について、ガイドラインの委員会の先生方とご一緒させていただきます。
お仲間に入れていただき、11-12年になります。

貴重な機会に感謝しつつ、私の役目をしっかり務めたいと思います。

久しぶりに大阪入りいたしました。


母校岡山で、抗菌薬はじめの一歩 2018です。

2018-11-24 23:39:19 | 感染症関連
2018年12月11日火曜日、母校岡山大学の大学院講義として、夕方、「抗菌薬はじめの一歩 2018」を講演させていただきます。

16:30-17:30.

当日中に成田に戻るため、少し早めのスタートです。


同日、ランチタイムにも、母校の学生さんたちとランチ ラウンドテーブルです。

毎年、ご関係者の皆様のおかげで、貴重な機会をいただき、とても感謝しております。

本務の大学でも、12月から感染症学の授業が始まります。教員みんなで相談しながら準備をしています。
好きな領域の勉強はとても楽しいものです!

感染症学に出会えたことを今更ながら、とても幸せに思います。

医学教育学も、文化人類学に通じるものがあり、非常に興味深いです。

見たい映画がいっぱい

2018-11-24 23:30:25 | 芸術 Art
この秋は、見たい映画がいっぱいです!

10月に上映開始された、「はいからさんが通る 後編」が見れないままです。都内で見つからないので、別の場所で見ようと思います。

ワインの勉強にとってもマッチした、「おかえり、ブルゴーニュ」。

ぶどう畑や、一級畑の農家、ワイナリーの家族の物語で、とても興味深く見ました。やや年配の方が多かった印象です。
現地にいないとわからない色々な文化面のことを知ることができました。

私の大好きなムルソーも出てきて、とてもうれしかったです。

クリスマス一色になり始めた街を歩きながら、解放感を感じました。

家族も好きな「木村屋」のパンを買ったり、日用品を買ったり、。

ちょっとした隠れやの素敵なチャイニーズのお店で、ランチを取ったり、とリラックスした休日です。

明日は、親しい友人らを含む、海外からのお客様と10名近くでのラウンドテーブル、ランチ、午後は芸術鑑賞と盛りだくさんですが、深まる秋です。。。

秋は、マリインスキーのバレエやクラッシックのコンサートがいいですね。

優しい音色が本当に素敵な辻井伸行さんのコンサートチケットが取れました!

ヨガ🧘‍♂️ と 素敵な方々とのひととき

2018-11-18 21:34:11 | ヘルス 健康管理
週末には、運動 筋トレ 水泳 1 km

バイク 5-10分
アブドミナル 筋トレ 20回

水泳1 km

ヨガに通い始めました。


休日の朝から午後にやるようにしています。

体重が増加して 運動が不足していることが 明らかに。。。

ヨガのストレッチで とても気持ちがスッキリします。

午後は 音楽のTV

ここのところ おひとりおひとりがとっても魅力的で素敵な方々とたくさん 再会できて 至福のひとときでした。




ムンク展 & ボジョレーヌーボー

2018-11-17 07:28:38 | 芸術 Art
この秋は、美術館がとても充実しております。

ルーベンス、フェルメール、ムンク展を少しずつ見ました。
週末の細切れ時間を使って 見れて良かったです。

ムンク展は行きたい!と思ってから なかなか行けず ようやく叶いました。

一人の画家の一生の変遷を芸術を通して知ることができて、本当に勉強になりました。

叫び Screamしか知りませんでしたので、太陽や🌞ほかの作品が強烈な印象として残りました。
自画像が多く 藤田嗣治を思い出しながら見ました。
なんとなくゴッホの風景も思い出しました。

恩師の先生であるN プログラムの西元慶治先生と数年ぶりにお会いでき ボジョレーヌーヴォーをいただきました。

N プログラムがもうすぐ30周年です。ちょうどオリンピックの年です。
私は5期生で、初の日本人 女性レジデントでした。
西元先生には、大きなチャンスをいただき 感謝しきれません。
そのご恩を若手の方々にお返しできたら、と願って活動しております。



N プログラム講演会 New York の歴史

2018-11-17 07:06:41 | 医学教育
Mount Sinai Beth Israelのアソシエイトプログラムディレクターの先生が来日されました。

米国臨床留学プログラムである世界一クラブ N プログラムのミニ同窓会がありました。

外来後 聖路加国際大学での講演会に参加させていただきました。

総合内科 ホスピタリストの指導医の先生が、ニューヨークの医学の歴史について講演されました。

歴史好きの私には 非常に興味深い内容で
オランダの貿易拠点からスタートして 英国 ドイツ イタリア ロシアと東欧 特にユダヤ人が順番に移民してきた、という歴史。

ニューヨークで 当時 黄熱病
コレラ チフス(リケッチア)などのアウトブレイクが発生して
環境衛生などが整備されていったことなどを学びました。

ニューヨークからHIV患者がニューモシスティスに感染し、New England Journal of Medicine に掲載されたことなどを思い出しました。

歴史を知ることの意味を改めて 重要に思います。

私も帯状疱疹ワクチン接種済み!

2018-11-13 22:09:07 | 感染症関連
インフルエンザのワクチン接種の季節になりました。

50歳になりましたので、今年は 帯状疱疹ワクチンの接種を行う年です。

インフルエンザワクチンと同時接種をしました。

予防医学を自分 家族 親族にも推進しております。

両親には 肺炎球菌ワクチン 破傷風ジフテリア 帯状疱疹ワクチンの接種を数年前には終了しております。
家族には、インフルエンザワクチン接種。

姪にも子供ワクチンは すべて。

実践して 患者様にも勧めております。

肺炎球菌ワクチン接種をもっと勧めたいです。


紅葉 の季節になりました。

2018-11-11 18:44:45 | 旅便り
関東の紅葉の名所の一つに成田山公園があります。

成田にも文化的な場所があり、楽しみになっています。

新勝寺の表参道は、休日の気分転換に散歩したりしております。

匠の味の「金時の甘太郎焼き」(大判焼)で、白あんが絶品で、My favoriteです。休日の大好きなおやつです。

近所のもみじをシェアさせていただきます。
















秋のコスモスもすてきです。




御礼 抗菌薬はじめの一歩 2018 (第1版)15刷

2018-11-11 18:38:40 | 感染症関連
2010年に上梓し、増刷のたびに保険診療などが変更になった点や、ガイドラインの変更点などを修正加筆してきました。

基本事項は、普遍性が高い点も多く、現時点も多くの方にご利用いただいております。

この度は15刷となりました。

今後も、より良い形で情報の共有を努めていきたいと思います。

一般市民の抗菌薬の教育 推進!

2018-11-11 06:49:44 | 感染症関連
本日の早朝から ニュースで繰り返し報道されております。

かぜの季節です。インフルエンザの季節です。

抗菌薬を処方して欲しい

かぜやインフルエンザに 抗菌薬が効くと大きな誤解をしている方が アンケート調査で半数を占めるとのこと。

ウイルス感染に 抗菌薬が無効であることを 小学校ぐらいから 教育できると理想的です。
医療従事者 医師の生涯教育でも ウイルス感染に抗菌薬を処方しない診療ができるように トレーニング制度が導入できるとよいですね。

自分の診療にフィードバックがある場合 向上しやすいです。

地域連携などで ウイルス感染に対する 不要かつ耐性菌の助長にあたる第三世代経口セフェム系薬の処方には、
何か方策を実行ですね。

ウイルス性と臨床診断できる咽頭炎に対するレボフロキサシン などのニューキノロン薬やマクロライド系薬の処方は、 診療の質の評価項目になり得ますね。

抗菌薬の処方と質の評価が 研究されてきておりますので、今後 現場に 改善策ができてくると思います。

エビデンスに基づく健康診断の実現に向けて

2018-11-10 22:22:20 | 感染症関連
国内の保険診療が 治療のみのため 予防が一番重要なのですが、患者さん 一般国民 行政へも 知識が普及されていない印象です。

新しい臨床研究や遺伝子的な検査の革命的な進歩で 現場は ものすごい勢いで 変化しております。

市町村の通知に従って 自身の健康を守るため まじめに検診を受けている方も多いです。
一方で 検診そのものが 十分でないことをお見受けします。


その代表が 喫煙者でハイリスクの方は 胸部 X線でなく 最初から低線量の胸部CTが必要です。
胸部X線のみでは スクリーニングなっておりません。
私は 患者さんに 自費になりますが、低線量胸部CTをお勧めしております。


特にガンの治療中の方の 他の臓器のガン検診のあり方を 考える必要があると感じます。
別の病院で胸部 CTなどを撮っていらっしゃる方に 肺がん検診の胸部X線の撮影する必要性はないです。
細やかな個別の予防医療の提供は、外来の総合内科の最重要の 領域です。

病院総合内科および外来総合内科の専門教育の必要性を感じます。
これからの学生さんたちには、ぜひ、教育を受ける機会と環境を整備します。

感染症科領域では、うれしいことですが、
市町村の検診を受ける方は、その大半の方が 肺炎球菌ワクチンを接種済みです。
そのような意識の高い方が エビデンスのある検診を受けることができるように、現状を改善したいと感じております。

地域の実臨床から 動きます。

予防が最重要です!