矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

私も帯状疱疹ワクチン接種済み!

2018-11-13 22:09:07 | 感染症関連
インフルエンザのワクチン接種の季節になりました。

50歳になりましたので、今年は 帯状疱疹ワクチンの接種を行う年です。

インフルエンザワクチンと同時接種をしました。

予防医学を自分 家族 親族にも推進しております。

両親には 肺炎球菌ワクチン 破傷風ジフテリア 帯状疱疹ワクチンの接種を数年前には終了しております。
家族には、インフルエンザワクチン接種。

姪にも子供ワクチンは すべて。

実践して 患者様にも勧めております。

肺炎球菌ワクチン接種をもっと勧めたいです。


御礼 抗菌薬はじめの一歩 2018 (第1版)15刷

2018-11-11 18:38:40 | 感染症関連
2010年に上梓し、増刷のたびに保険診療などが変更になった点や、ガイドラインの変更点などを修正加筆してきました。

基本事項は、普遍性が高い点も多く、現時点も多くの方にご利用いただいております。

この度は15刷となりました。

今後も、より良い形で情報の共有を努めていきたいと思います。

一般市民の抗菌薬の教育 推進!

2018-11-11 06:49:44 | 感染症関連
本日の早朝から ニュースで繰り返し報道されております。

かぜの季節です。インフルエンザの季節です。

抗菌薬を処方して欲しい

かぜやインフルエンザに 抗菌薬が効くと大きな誤解をしている方が アンケート調査で半数を占めるとのこと。

ウイルス感染に 抗菌薬が無効であることを 小学校ぐらいから 教育できると理想的です。
医療従事者 医師の生涯教育でも ウイルス感染に抗菌薬を処方しない診療ができるように トレーニング制度が導入できるとよいですね。

自分の診療にフィードバックがある場合 向上しやすいです。

地域連携などで ウイルス感染に対する 不要かつ耐性菌の助長にあたる第三世代経口セフェム系薬の処方には、
何か方策を実行ですね。

ウイルス性と臨床診断できる咽頭炎に対するレボフロキサシン などのニューキノロン薬やマクロライド系薬の処方は、 診療の質の評価項目になり得ますね。

抗菌薬の処方と質の評価が 研究されてきておりますので、今後 現場に 改善策ができてくると思います。

エビデンスに基づく健康診断の実現に向けて

2018-11-10 22:22:20 | 感染症関連
国内の保険診療が 治療のみのため 予防が一番重要なのですが、患者さん 一般国民 行政へも 知識が普及されていない印象です。

新しい臨床研究や遺伝子的な検査の革命的な進歩で 現場は ものすごい勢いで 変化しております。

市町村の通知に従って 自身の健康を守るため まじめに検診を受けている方も多いです。
一方で 検診そのものが 十分でないことをお見受けします。


その代表が 喫煙者でハイリスクの方は 胸部 X線でなく 最初から低線量の胸部CTが必要です。
胸部X線のみでは スクリーニングなっておりません。
私は 患者さんに 自費になりますが、低線量胸部CTをお勧めしております。


特にガンの治療中の方の 他の臓器のガン検診のあり方を 考える必要があると感じます。
別の病院で胸部 CTなどを撮っていらっしゃる方に 肺がん検診の胸部X線の撮影する必要性はないです。
細やかな個別の予防医療の提供は、外来の総合内科の最重要の 領域です。

病院総合内科および外来総合内科の専門教育の必要性を感じます。
これからの学生さんたちには、ぜひ、教育を受ける機会と環境を整備します。

感染症科領域では、うれしいことですが、
市町村の検診を受ける方は、その大半の方が 肺炎球菌ワクチンを接種済みです。
そのような意識の高い方が エビデンスのある検診を受けることができるように、現状を改善したいと感じております。

地域の実臨床から 動きます。

予防が最重要です!

第2回薬剤耐性AMR 対策普及啓発活動表彰 表彰式にて

2018-11-05 21:42:46 | 感染症関連
抗菌薬耐性 AMRへの対策として、2017年から内閣府、厚生労働省、文部科学省、農林水産省の合同のAMRアクションプランの一貫で、国内での
優良な取り組みが表彰されています。

2018年度も優良活動が採択され、表彰式が開催されました。昨年度の初年度より審査委員を務めさせていただいております。
審査委員会サイト

薬剤耐性AMR 対策推進国民啓発会議議長が、日本科学未来館・館長の毛利衛さんです。昨年度、今年度とご一緒に仕事ができてとても光栄です。
やはりスピーチが素晴らしいです。

今回の表彰では、長年の同志の先生方が多く受賞され、とてもうれしく感じました。

感染症仲間のご関係者の皆様と記念撮影しました。








細菌学の進化

2018-11-02 17:34:35 | 感染症関連
大好きな感染症で 本日は臨床日でした。

細菌の名前がいろいろ変わっており、追いつけない状況です。
細菌検査室にて勉強させて頂くことが多いです。

本日は 抗酸菌が 5つに分類されたとのことです。
略せば、M ですが、勉強を続けないと専門領域でも浦島太郎になってしまいます!

診断方法も 革命的な状況です。

新しい診断方法や同定 感受性検査などを駆使した新しい診療スタイルで やってみたいですね。

時代がどんどん変わっていっております。

現在進行中のアウトブレイクへの対応

2018-10-27 11:33:10 | 感染症関連
東日本学会が無事に終わりました。

水戸協同病院の若手の先生の素晴らしい発表で、私もうれしく感じました。
ご成長ぶりが、よくわかりました。少しずつキャリア展開されているようで 何よりです。

さて 今、ongoing で問題となっている国内のアウトブレイクに対して 現場から 声を上げて対応することの重要性を感じ 実行します。

1 風疹
幸い 国から無料の抗体検査の実施がニュースになっています。
30-50代の男性は 特に 検査を受けてください。

以前から 人間ドック や会社の検診に
麻疹 風疹 水痘 ムンプス の抗体検査を導入することを推奨しております。
抗体が陰性 または低値の方にワクチン接種を推奨しております。

私自身の外来では 実施しております。

2 梅毒
例年の5-6倍の発生率で 尋常でない状況です。
一般医 診療科によらず 臨床症状を共有して 治療や対応の普及が必要です。
国内では 患者が診療科を選び 受診します。
そのため 全診療科で 情報共有する必要があります。

内科 外科 救急科 皮膚科 泌尿器科 婦人科 など関連性の高い診療科はもちろんですが
梅毒の症状は多彩で、罹患時期 病期によっても 多数の診療科に関連します。
虹彩炎 ぶどう膜炎で診断された眼梅毒
聴覚器症状の聴覚梅毒など 臓器は多彩です。

梅毒の診療では HIV を中心とする性行為感染症を体系的に 包括的に スクリーニングし対応する必要があります。
カウンセリングも必須です。

3 A型肝炎
2の梅毒に関連して アウトブレイクしております。
都道府県内のみならず、全国的な情報共有のシステムが必要です。

ホームページを自分で サーチするのみでは アウトブレイクを認識することは困難です。

以前からの国内重要課題である
体系性
包括性
迅速性
を実行するときです!

小さくても 現場で実行モデルをつくって実行して改良して のサイクルをつくることです!




ミニ自治医大・水戸会

2018-10-26 00:00:50 | 感染症関連
感染症仲間との会です。



ネットワーキングできる貴重な機会でした。

若手の先生、お越しいただきありがとうございました!





東日本合同学会 Day 2

2018-10-25 17:34:56 | 感染症関連
本日から参加しております。

東日本合同学会

色々な先生と再会して、とても有益な学会となっております。

ネットワークの大切さを実感する学会です。

ランチョンで、HIV関連のセッションに参加しました。


学生さんの頃から存じ上げている先生、研修医の時に出会った先生のお二人が演者となっていらっしゃり、ぜひ参加して勉強させていただければ、と存じました。
とても素晴らしい内容で、感動いたしました。

A型肝炎ワクチンのルーティンでの接種を推進したいと思いました。








本日から東日本合同学会です。

2018-10-24 23:26:46 | 感染症関連
本日から、東日本合同学会が開催されております。

私は明日から、参加予定です。

今回は、ガイドラインに関するシンポジウムで講演させていただきます。

水戸協同病院の若手の先生と共同演者で、2演題 発表予定です。

学会中に、ミニ同窓会も予定しております。

水戸協同病院にマッチされた方、感染症科に興味のある先生、自治医大の卒業生の先生とご卒業以来、なんと12年ぶり?の「感激の再会」予定です。

ご縁ですね〜。

一番最初に出会った学年の学生さんのうち、感染症科・感染症領域に進んだ方が、なんと4名もいらっしゃいます!!
本当にうれしい限りです。

そのほかの学年も、少なくとも一人は、感染症科に興味を持ち、病院内でリーダーシップを取って抗菌薬のレクチャーをされたりしています。
仙台で、学生時代に卒業前の抗菌薬集中講座をアレンジしてくださった先生とも、感激の再会をしました。

少しずつでも、仲間が増えていることが、大きな励みになります。

風疹のアウトブレイクで、CDC アラート

2018-10-23 22:56:41 | 感染症関連
国内の風疹のアウトブレイクで、米国疾病管理センターがアラートを出しています。

CDCサイト

米国の妊婦さんに日本への渡航へ警告アラートを出しています。


2回、風疹のワクチンをしっかり接種しましょう!


うれしいミニ同窓会 @アカデミックジェネラルセミナー

2018-10-21 09:39:38 | 感染症関連
週末に、本学のアカデミックジェネラルセミナーが開催されました。


とてもうれしいことに、自治医大や水戸、感染症にご興味のある学生さん、研修医の方々からお声かけいただきました。


ミニ同窓会です。

大学生の頃、私の授業を聞きました〜、となつかしく言ってくださり、今回は再会も目的に参加してくださったそうです。
本学の大学病院、大学院の説明会もありました。


どの診療科に進んでも、ジェネラルなアプローチができ、かつ、グローバルに通用するアカデミアを目指す、そんな同志を募集しております!

感染症科は、総合内科がベースになりますので、まずは総合内科を3年間、その後、2階建のサブスペシャリティになります。

ネットワークを大切にします!

フレンチのデザートで乾杯!


うれしい MDA 日本人同窓会

2018-10-20 07:36:22 | 感染症関連
研修母校のMDA MD アンダーソンがんセンターの日本人同窓会が発足しました。


1日でも見学に行ったことがある方は仲間 同窓として交流する機会になります。

職種や診療科によらず30名以上の先生方がお集まりでした。
感染症科フェローの頃からお世話になっております上野直人先生もお越しでした。

周囲の若手の先生を3名 短期で受け入れていただきました。
彼らにもお声かけしてネットワークを大切にしたいですね。

テキサス大学 MDA プログラムの感染症科フェローでは、現在 同窓が6名になっており とても心強いです。

10月14日 日曜日神戸へ 薬剤師 抗菌化学療法実践教育プログラム

2018-10-13 18:30:38 | 感染症関連
今年で 数回目になりますが 神戸へお招きいただきました。ご関係者の皆様に感謝申し上げます。

熱心な薬剤師の方々のセミナーです。
薬剤師抗菌化学療法実践教育プログラム 2018年度 第3回

抗菌薬適正使用の推進者として ご活躍を応援させて頂きます!


日本農村医学会 ランチョン 血液培養と抗菌薬適正使用

2018-10-13 18:19:21 | 感染症関連
国際農村医学会と日本農村医学会が合同開催されました。

JA 関係の学会で ランチョンの機会をいただきました。

血液培養を2セット 取りましょう!

AMR 抗菌薬耐性に対して 抗菌薬適正使用を推進しましょう!

とのメッセージでした。

言うは易しで 実践している施設とそうでない施設の差が大きくなっている印象です。

ID Week で、日本からのポスターをいくつか見ました。

その中に
卒業年度が若いほど (8年目以下)適正使用ができている、という
逆に ベテランが 不適切な処方の要因になっているとの報告がありました。

学習の機会 学習教材の有無
診療文化の変化などが関係しているようです。

論文化されたら 共有して対策を取る必要がある知見ですね。