矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

23年来の友情:Christmas Card from Italy!

2012-12-23 17:08:56 | プライベート
大学3年生のときに英国Oxfordにて英語を学んでいたのですが、そこで出会った当時高校生だったイタリア出身のBarbaraと、23年来のおつきあいで、本当に時間と空間を超えていつまでもお互いに近況を分かち合えるすばらしい友人です。Soul mateなんだと思います。

18歳以降、これまでに13回引越しはしているのですが、実家や米国、日本の住所を確実に彼女はフォローして毎年クリスマスカードを欠かしたことはありません。Emailになっても(連絡はしますが)、彼女の手書きの手紙やカードはとても大切に持っています。

お互いに20歳ごろからのお付き合いなので、人生の荒波も共有し、New Yorkに訪ねてきてくれたり、私も彼女の自宅に1週間ぐらいお邪魔して、ホテルシェフのお母さんから”本場の家庭のイタリア料理”を毎日ご馳走になった時期もありました。本当にあっさりとしていてこれが家庭料理なんだと感動したことをいまでもおぼえています。確かテキサス大学にいるときにロンドン大学を見学したのですが、そのときの休暇で訪れたと思いますので1999年の春でしょうか。

2006年ぐらいからほぼ毎年欧州に学会などで訪れていますが、なかなかイタリアまで足を伸ばせず、再会が果たせないでいます。

今年のカードには、お互いに年を取りすぎる前にぜひ再会しよう!と書いてありました!
そんな年になったのかなあ、と思いつつ、確かに99年以来再会できていないのでTime flies.





ミラノ経由で学会に参加でもして、イタリアの彼女の実家のあるFirenzeに立ち寄りたいです。。

また嬉しかったことに、私は21歳、彼女が18歳ぐらいだったと思いますが、Oxfordで毎夕、白夜のeveningを楽しんだ当時、一緒に撮った写真を彼女が部屋に飾って娘さんに見せてあげていることです!私のことを大切に思ってくれていることがわかって、昨日はその文面を見て思わず涙ぐんでしまいました。

当時は、スケートリンクにいったり、映画を見たり、そのほか現地Oxfordの英語コースで一緒になったさまざまな欧州から来ている高校生や大学生(フランス人、スペイン人など)と一緒になって楽しんだことを思い出します。

フランス人の高校生の方には帰りにパリで凱旋門で待ち合わせして、パリ市内の観光やセーヌ川下だりに連れていってもらったりした思い出があります。いまはだいぶ改善しているようですが、当時はパリの地下鉄やvendor(ストリート屋台)でもまったく英語が通じなかったこともあり、フランス語のnative と観光できたことがとてもありがたかったです。

時空を超えた友情というのは、一生ものだなあと実感します。

実は、Oxfordを去るときに彼女にそのとき自分が持っていた一番気に入っていたネックレスを上げました。大好きな友人だからこそ、二度と会えないかもしれないと思いながら、自分の一番大切なものをあげたいという気持ちになりました。21歳の私にはそういうのは初めての気持ちで、不思議な感じがしたのを覚えています。

New Yorkに彼女が来たときに、イタリア・フィレンツェ製の素敵なネックレスをおみやげにいただきました。彼女が覚えていてくれたんだと思いました。いまでもそのネックレスはとても素敵なので”ここぞ”という出番で身につけています!

Noel 2012は、とても感動的です。。


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