葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

GSKのアジアでの活躍

2016-03-24 | 資料

「グローバル製薬会社の中で唯一シンガポールに地域本部ではなく本社を設立するのは、それだけアジアを重視しているという意味」

グローバル製薬企業のGSK(グラクソ・スミスクライン)がシンガポールにアジア本社を別につくる。2017年の完工を目標に建物工事が真っ最中だ。最 近、韓国を訪問したジョー・ルクイヤルGSKアジア・太平洋総括社長は「GSKのアジア重視戦略の一環」と説明した。地域総括事務所を運営するほかの多国 籍製薬会社とは違い、GSKは直接意思決定を出すアジア本社を通じてこの地域の市場に食い込むということだ。

グローバルワクチン分野1位企業であるGSKは最近、核心事業と営業慣行において大々的な変化を試みている。2014年に抗がん剤事業部門をノバルティス に譲渡しワクチン部門を譲り受ける大規模な事業交換を断行し、業界を驚かせた。GSKは以後グローバルワクチン分野の1位を固めた。

ルクイヤル社長は「ほかの製薬会社が買収合併など伝統的方式を選んだのに反し、事業交換は前例のない革新的な決定だった」として「昨年の全体売り上げが 6%、ワクチン部門は19%成長するなど成功的な結果を出している」と評価した。GSKの昨年の売り上げ240億ポンド(約40兆ウォン)のうちワクチン の割合は37億ポンド(約6兆3000億ウォン)に達する。GSKは医師との親密度を重視していた従来の営業慣行にもメスを入れた。

ルクイヤル社長は「医師とのスキンシップよりも医薬品・臨床情報など専門知識を営業社員の最優先評価基準に変えた」として「米国では3年前から導入し、韓国などアジアには昨年から適用している」とした。

ルクイヤル社長はアジアのワクチン市場に大きな期待をあらわした。彼は「韓国、豪州など成熟市場とは違い、東南アジア諸国は接種率50%未満のところが少 なくない」として「成熟市場にはプレミアムワクチンなど最新医薬品を出して非成熟市場には既存の医薬品のアクセシビリティを高める戦略で差別化を図ってい る」と話した。

最近、SKケミカルなど韓国内の製薬会社も子宮頸がんワクチンの開発に参入するなど多国籍製薬会社の独壇場であるプレミアムワクチン市場に挑戦している。 ルクイヤル社長は「(ワクチンが)着実に成長する市場の上に韓国の高級人材の水準を考慮すれば、十分に可能性はある」と助言した。

 

 


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