古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

カメムシが暗躍しています。

2014年08月20日 00時01分18秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                       
 ゴマの葉の裏に整然と並んでいるミドリカメムシの卵です。73個!! これがカメムシになってゴマの鞘にとりつき、汁を吸います。今年はトマトの畝のとなりにゴマを植えたので、たくさんのミドリカメムシがトマトの実にたかり、美味しい汁を吸いました。特に味のいいミニトマトはほとんどカメムシ専用で、人間はあまり食べられませんでした。
 いまはゴマの葉にとりついてつがいになり、さかんに卵を生んでいます。いま花の咲いている大豆・黒豆の鞘ができ、もうすぐ美味しい汁を吸えるのをたのしみにしながら。
 カメムシをやっつけるのは「イマデショ!」。
 というわけで、道子さんは毎日ゴマの葉を点検して、見つけ次第指ではさんで潰しています。なかなか勇気のいる仕事ですが、勇気があろうとなかろうととにかく潰さなければ大豆・黒豆が収穫できません。ゴマの畝を一往復すると、100匹~200匹潰すそうです。手袋をしてても汁がつき、指先が茶色になります。洗っても落ちません。エライなー。
 ぼくはカメムシの棲み家・隠れ家にならないように畑と土手の草刈りに精を出しています。8月の草刈りは8月1日からはじめたのですが、天候不順だったのでまだ全部終わっていません。例年8月は雨が少なくて草も伸びにくいのですが、今年は水やりの手間は省けるけれど、草がぐんぐん伸びます。
 熱中症にならないように、午前中2時間程度、昼休みはたっぷりとって、夕方4時頃から畑に出て6時過ぎまで仕事をしています。
 ところで、ミドリカメムシを食べてくれる動物がいるとうれしいのですがね。
 道子さんの観察では、カエルが動くカメムシを見ると、ときには「パクッ!」とくわえるそうです。「エライゾ!」と見ているとズワズワ吐き出してしまいます。エラクナイ。
 『カメムシクイドリ』なんて新種の小鳥でも出現したらいいんだけど……。
コメント
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