地下水を汲み上げる井戸の場合、手押しのポンプは汲み上げる水量が少なく、周りの地層から砂を汲み上げる事は殆どありません。
電気式の水中ポンプの場合は、短時間に大量の地下水を汲み上げるため水と一緒に砂を汲み上げる可能性があります。
高速で砂を吹き付けると金属板も削れてしまいます。
地下水を汲み上げる水中ポンプも、地下水と一緒に砂を汲み上げると中の羽が傷んで水の汲み上げが困難になりますので、井戸の中に出来るだけ砂が入らないように井戸の穴とストレーナーやケーシング管の間に小さな砂利を充墳してフィルターの役目をします。
掘られた井戸とケーシング管の隙間の容積は、業者の資料によると深さ100m~20mは4・15立米と書かれていますが、砂利の添付写真では1立米程度しか写されていません。
砂利納入業者から井戸業者に提出されている納品伝票の写しで早く確認したいです。
また、地上から20mの深さまで遮水で使われた、約1立米の品物の写真が添付されていないので、その品物の伝票も提出されると思います。
井戸内に砂の侵入を防ぐフィルターの役目をする砂利の大きさの疑問があります。
平成15年に高座清掃施設組合が敷地内に、ダイオキシン測定用の井戸を掘りましたが、測定回数も少なく汲み上げる地下水も少量ですが、充墳した砂利の大きさは6ミリ程度の大きさを投入しています。
今回の井戸は公園内の散水にも使用しますので、大量に水中ポンプで汲み上げる予定です。
フィルターの役目をする砂利の大きさは、9ミリ程度となっています。
なぜ前回より大きい砂にしたのかが判断できる、資料が公開されることを期待しています。