3万年前の航海 徹底再現プロジェクトが、昨日午後2時38分(日本時間)に台湾を出港して与那国島に向かっています。
国立科学博物館が日本列島人の先祖が大陸からやって来た航海の再現をめざす実験で、安全上の措置を除き3万年にできなかったことはしないのが基本ルール。
こぎ手5人の男女が、与那国島までの直線206キロメートルを30~40時間かけて交代なしでこぎます。
間には、最大幅100キロの黒潮が秒速1~2メートルが流れているので横切るのも大変です。
アフリカで誕生した人間が、アジア大陸を東に向かって来て、海を渡って日本の陸地にたどり着く実験です。