松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

開放と終戦、戦後70年のドイツと日本の違い

2015年05月09日 | 日記
第2次世界大戦から70年、ナチス・ドイツが降伏したのが5月8日です。
日本軍のトップとして天皇が、敗戦を国民に公表したのが8月15日です。
ドイツと日本は、同じように周辺諸国を侵略したのに戦後の対応は大きく違います。
今日のマスコミ報道でも、ドイツは現在でも敗戦とは言わないで、ナチからの開放と述べて侵略戦争への反省を現在でも行なっています。ドイツの連邦議会に大統領と首相が出席して大戦終結とナチスからの解放を記念する上下院合同の式典に参加しています。
日本の対応はどうでしょうか、戦争に勝利したアメリカや日本軍がたくさん亡くなった島国
には出向いていますが、日本軍が相手国の国民に大変な犠牲出した国へは、他の用件で出向いた時に献花する程度と思います。
メイケル首相は、戦後70周年のビデオメッセージで、「違う考えを持つ人や少数者、ユダヤ人に対し、ナチのような迫害を二度と繰り返さない決意を示す重要な日だ」と強調。
70年を区切りとして過去の克服を終わらせようとする試みがあることには、「決して終止符ではなく、若い人の学びの継続が必要だ」と警告しました。
それに対して、日本はどうでしょうか。戦争の加害者で有った事を歪曲して、児童・生徒に誤った戦争認識を伝えようとしています。
世界の国々に出向いて、交流する中で日本人が孤立してしまいます。
日本もドイツと一緒に、侵略戦争を行なった事実は明確です。
ドイツと同じように、歴史の事実を教育現場で正確に伝えるべきです。

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