土地の固定資産税が、平米当たりで隣と違う

１週間前に、固定資産税の相談がありました。
市内の宗教法人から宅地を借りている皆さんから相談が有り、皆さんと一緒に税務課に行って調査をお願いして、昨日、回答を聞きに行きました。
最初の事例は、隣と並んでいるのに平米当たりの単価が違う事の問いに対して、市の説明は「この土地の場合、１つの住宅に対して２００平米までの宅地は、６分の１に減額して税金を計算しているが、２００平米を超えた面積は３分の１で計算している。
隣の宅地は、２００平米を超えた土地が殆どないが相談者の土地は、２００平米を超えた面積が多く有るので全体で割返すと高くなる事が判明しました。
もうひとつの事例は、分筆されていない大きな土地に、以前は数件の住宅が建てられていたが転居された所が空き地のなってから自分の土地の固定資産税が高くなった件は、以前は複数の住宅が有った当時は、１筆内の土地に対して建てられている住宅数で割ると、１軒当たり２００平米以下の宅地だったので、６分の１で計算されていたが、一団の土地の空き地も含めて計算すると、１軒当たりで２００平米を超える土地が多くなり、固定資産税が高くなっていました。
地代に連動する固定資産税を安くするには、土地を分筆する。使用していない土地に対してフェンスを設けて使用形態を明確にする方法がありりますが、事前に宗教法人との話し合いが必要になります。
固定資産税の評価は、土地に接する道路の数、公道か私道か、土地の形などたくさんの増減が有ります。
調査に時間は必要ですが、はっきりしますので困った時は連絡してください、