高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

町村が消えるという衝撃!?

2014-06-27 10:12:09 | 主義・主張

少子高齢化が現実的にわかりやすく、顕在化しつつある日本社会。 今後、過疎地では相当多くの町村が消滅する危機が政府の会議で報告され、大きく報道もされました。 NHKでも特集がありました。 https://cgi2.nhk.or.jp/fukayomi/goiken/form2.cgi?cid=142&pid=19180

思い返せば25年前・・・私はこの問題に向き合って健康レジャー施設の不動産開発の担当をしていた。 21世紀は高齢化社会。それに対応するハード施設はなんだ・・???? という命題だった。 結果、はからずも・・、私が出した結論は、施設設備ではない、サービスソフトだった。 人口問題については、その後、NEOSを始めるにあたって、飯の種にしていた、社会体育・スポーツクラブのインストラクターを育てる専門学校の教壇に立っていたころから、「健康ビジネス概論」なる講義で話をしていた。  人口減、超高齢化社会に日本は世界で一番先に突入すると警告しつつ、自らも「自然」という舞台において、北海道らしい自然体験文化の創造こそ、大変容する社会を持続させてゆく手段だと説着始めた。

あれから、時を経て、アタシも年末には還暦を迎える。ついに、高齢者の年齢域に足をいれつつある。

小さな町村がそれまでと同様な仕組みのままでは持続することは、人口構成からいって無理なことは自明だ。 日本の国内には、すでに実際に人口が1000から2000人ほどの町村はそこそこ存在している。それらにおいても持続可能かどうかは、差があるようだ。 

要は、コミュニティのあり方をいかに変容させてゆくかだ。 大きな都市には都市なりの長所と欠点がある。小さな町村にもあるが、根本的には、雇用、福祉においては同様な社会問題を抱えている。 しかし、大きな都市の社会サービスを変容させてゆくには人口が多いだけに大変さがある。 そこへゆくと、小さな町の方が変容性が高いかもしれないと最近では思えるようになった。

しかし、その根底にあるのは、生き方暮らし方の問題だ。都会と同じような暮らし方ではない。 地域なりのその地域にあった暮らしをサポートできる社会的サービスプログラムだ。

気がつくと還暦。 そろそろ人生の最終ダッシュを始めないと、超高齢化社会を楽しく豊かに生きる仕組みがつくれない・・・。

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