高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

NPOのDNA

2024-06-08 12:14:47 | 主義・主張

NPO法ができて早や20年以上が過ぎました。 NPO法が施行されて一番初めに申請をあげて承認されたNPOねおすは、発展的解散をしてはや10年近くになるかな。各地に新しいNPOを分派させました。

今や公益的事業は、一般社団法人、組合型法人、株式会社であっても公的活動がメインの組織形態もあります。というなかで、NPOの存在って何だろうという再問いかけをもって、北海道NPOサポートセンターの次世代メンバーがNPOの原点を見つめなおして中長期計画を練りました。

昔は、「NPOとは」というような講演や大学での講義を頼まれたことも度々ありました。営利企業でもない、行政機関でもない民間公益機関としていろいろな説明もできたものですが、上記のように、多種な法人種類ができているので、では、NPOを特徴づける性質とは何なのだろう・・。

私は、どのような分野であろうと、社会的サービスを生み出す人材の輩出機関というのが、第一義にあると考えています。 そして、その行動原理は、何かと何か異質な人、機関を結び付けるということだと考えて、今までやってきました。

「いのち」とは、「外の向かってつながり合う開放性システム」異質なものを繋ぐという性質・原理があります。人体であっても、ひとつひとつ異なる臓器や体内に居る微生物が存在して関連・つながりあっています。自然界も宇宙全体もミクロからマクロまで同じ仕組みで成り立っています。 だから、人間社会もお同じです。それがNPOに最も必要な行動原理であると考えて来ました。

今の自分のあり方を顧みると、ちょっとその原理実践が希薄になっておりますがね・・・。

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