高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

なかなか面白いじゃあないですか!

2009-09-30 14:14:52 | 日記

面談の合間があったので、支笏湖のグラスボートに乗りました。停泊中に魚達がたくさん集まってきました。まるで水族館のようです。支笏湖は水深4,5mから一気に100m単位に落ち込むのですが、浅い部分にはほとんど水生植物が生えていません。水質のせいなのでしょうが、魚はいるんだなあ。

深い部分は濃いブルーなので、船底の窓も真っ青に色づけされたようになります。石をつけた巻尺でも落としたら、その深さを実感できるんじゃあないかな。
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尻別岳

2009-09-30 09:26:36 | 日記
留寿都(るすつ)から支笏湖へ。写真は羊蹄山ではありません。

今は登らなくなった山を、ただ見つめている私・・
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今朝の羊蹄山

2009-09-30 08:39:32 | 日記
今年は羊蹄山を仰ぐことが多い。本日の仕事も片道三時間あまりのドライブしなければなりませんが、国定公園ニセコ、国立公園支笏洞爺の域内を走り続けるのです。

考えてみれば、ぜいたくなもんだ。
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ニュース雑感・・モラトリアム法案?

2009-09-30 00:59:32 | コラム風味
◆マスコミが付けるニュースのネーミング

マスコミがつけるネーミングって・・・物事の本質をついている場合とそうでない単なる大衆受けを狙っている場合がありますよね。連立政権の中では異彩を放っている亀井大臣が押し進める、中小企業への返済猶予に関する法案のことを、「モラトリアム法案」とネーミングしてしまうのは、明らかに後者ですね。

モラトリアムという言葉は、確かに「遅延」という意味があるのでしょうが、日本の現在の社会の中で、「モラトリアム」という言葉には、ネガティブ、停滞的な印象を与えるような語感が存在しているにも関らず、何か面白おかしくネーミングしてしまっているように思います。

大臣の記者会見に、「モラトリアム」という単語を使って質問している記者達の現実感に・・・、「キミ等、霞ヶ関、東京だけにいて、地方の実情を本当に知っているの? 知らんでは質問できんぞ」ぞと言いたくなります。

「金利支払いは、もちろん続けるが、元本返済は、この経済状況だから、ちょっと遅らせてもいいように猶予しましょう」という金融取引の法整備への考え方だと案だと私は理解しています。

貸している金融機関に有利か、借りている中小企業に有利かという、大きな二者選択的な政策なのですか、それを「モラトリアム法案」なんて、大衆受けするようなネーミングが定着しつつあることに、私は危惧します。

◆私も借り手

この件についての亀井大臣のお怒りには共感を覚えます。
私達も借り手側だからなあ・・・。
貸していて、返せそうもない(あっ、今のところはうちは大丈夫ですが)会社、法人があるとしたら、その経営を立て直すための資金以外の支援をしてゆく政策を同時に出してゆけばいいと思います。 

今、従業員を抱えている経営者は、独創的であろうと、後追い模倣型であろうと、禅譲・世襲型であろうと、今の経営に工夫を続けなければならない宿命にあるのですから、それゆえ続いてきたのですから・・・・、

この経済状況であらば、元本返済猶予くらいいいでしょう。

この猶予に整合性がある支援政策を一緒にアッピールできればいいのに・・・・。

◆ 戦略はあるのか? マスコミはそれを言いたいのか?

政府はたぶん、この支援政策も一緒に持っているのだと思います・・・、なければ政治じゃあないですから。記者会見でも、返済に困窮している中小企業への資金以外の支援策は「何か」を言及しているのかもしれません・・・。しかし、それが、ちょっと具体性にかける、説明が曖昧なので、マスコミは取り上げないのかもしれません・・・。

私は、ばんきり(北海道弁? 完全に近い・・という意味?)民主党支持者ではありませんが、記者会見の様子を報道番組で見ていると、マスコミの取材力の低下というか、本当に現実を知って質問をしているのか、その質問発想力に疑問を持ってしまいます。

他者へのイメージング(想像性、共感性、批判性)が、偏ってんじゃあないかなあ・・・これは、日本の現代社会全般の傾向と同じことがマスコミにも生じていると思った方がいいかもしれませんが・・。

◆オリンピック招致についての雑感

ところで・・・、全く話は違いますが・・・

東京オリンピック招致って 本当に盛り上がっているのでしょうか?
テレビニュースを見ても・・・私は盛り上がらないのですが・・・。
招致して・・・環境問題は大丈夫なの? 

このバランスについて、鳩山政権も上手に説明してゆかんといけないなあ。オリンピックは、まあ・・しばらくは、無くなることはないでしょう。実施するなら、シカゴと東京のどちらか? 2,3日後に行われる開催地決定投票直前の招致演説では、「当地で開催すれば、これだけ地球環境にいいです」って、高らかに公言して欲しいなあ。投票前の最後の提案発言・プレゼンテーションは楽しみです。

鳩山さんとオバマさんが、「東京で!」「シカゴで!」開催すれば、他のどの国の開催よりも環境に負荷を掛けることを最少減にすると、日米で競って世界にアッピールして欲しいなあ!!

一方、現役でない有名アスリートがオリンピック招致の優位性をニコニコと語っていましたが、選手として大成したからこそ、スポーツ以外の環境、福祉、貧困問題、平和などについての社会運動のイニシアティブをとって欲しいよなあ・・・・。

その点では・・・最近のサッカー引退した中田氏の動きは・・今後期待だな・・
中田氏はオリンピックに行ったのか、行かなかったのか知りませんが・・・。





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飯炊き、風呂炊き

2009-09-29 21:04:14 | プログラム

四時過ぎに、スクールバスで「ただいまあ!」と帰宅?帰校? 帰宿だな・・しました。 私とマムはゲストハウスのペンキ塗り中。ホッシーやブルは小屋の新築や薪の準備。

宿題がある子は宿題を始め、帰ってくる前に洗濯機で洗った服を干しました。長期村と比べて違うのは、「日常」があることです。 その後、一緒に 薪を使って「つば付釜」で飯を炊き、ドラム缶風呂も沸かしました。

夕食までの1時間半くらいの短い時間です。大人にとっては短い時間かもしれませんが、「新しい体験の連続」は子どもにとって密度の濃い時間となります。大人になった私達もきっと記憶があるでしょう。 学校から帰って夕食までの間に随分と遊んだような・・・。 

夕食後は、思い思いに過ごしますが、ドラム缶風呂、近くの酪農家へ絞りたての牛乳をもらい(もちろん、すぐに沸かして飲みます)、体育館を真っ暗にして「暗闇の鬼ごっこ」を伝授 ・・・ 10人という少人数なので、何をするにも、私達にとっても余裕も、それぞれのスタッフが、いろいろな関わり合いを子ども達に提供できます。

テレビもゲームもないことは、もう忘れているのかな・・・。

                       

****
夕方、旧知のHSGさんが来訪。10年ぶりくらいで、私が黒松内に移住してからはお会いしてませんでした。 子ども達と合宿をし、外作業もし、デスクワークもしている私達の生活に、「凄いなあとしか・・言葉が見つからない」と感想がありました。

確かに、来訪者の日常に比べると、かなり違った「非日常」ではあるでしょう。でも、そういう風には私達は感じていない。これが私達の「日常」だからです・・・・と彼女の感想から、改めて感じました。

目の前にあること、しなければならないことを、前に前に進めてゆかなければ、今日の暮らし方が成り立たないわけですから。

それは、どんな生活の仕方、仕事の仕方でも同じです。それでも違うと感じるのは、私達の生活が都会に比べて、かなり人工物が少ない、人間以外の生き物もいる、仕事や家族といった単位とまた違うコミュニティを形作り、その中で暮らしている、どこまでが仕事で、どこからが生活・プライベートなのか境界が曖昧な生活の仕方をしている・・ということでしょう。

「私は自然が好きなんだ」とも これも改めて感じることができました。
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通学合宿の通学

2009-09-29 21:02:40 | プログラム

起床は6時半。 子ども達は、4人の男の子と6人の男の子で、合宿ですから大部屋で布団を並べて寝ています。男の達は9時過ぎには寝てしまっていました。明日学校があるということが影響しているのでしょうか・・、ちょっと意外でした・・。 

通学はスクールバスです。歩いて通う、ちょっと遠くて親が送っている子にとっては、朝のバス通も初めての体験です。 バスを待つ間は、動物たちとのふれあいもありました。
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通学合宿

2009-09-28 20:07:53 | プログラム

今週は、新しい試みをしています。「通学合宿」

黒松内に住む小学生を対象に、ここ自然学校の校舎に4泊5日をしてここから学校に通い、ここへ戻ってくる合宿生活です。黒松内小学校と白井川小学校、うちの山村留学生も含めて4年生から6年生、特別に我家の中一の留学生、合計10人が過ごします。

今日は、17:30に町民センターに集合。18時に自然学校にて教育長からもご挨拶を頂き開会式。 校舎利用のオリエンテーション。18:30夕食。宿題を済ませてから19:45から体育館で全員でリクリエーションを兼ねて仲良くなるゲーム(アイスブレイク)、ゲストハウスのお風呂で入浴。あっという間に就寝時間です。

明日は、6時半起床朝食で、スクールバスを利用して07:30登校。16時頃には帰ってくるので、少しは今日より余裕があります。 1時間くらいは外で自然体験活動を取り入れたいと考えています。

いつもと違う生活、いつもと違う大人たちとの出会い・・・。

****
風呂はてんてこ舞いでした・・・。 排水溝があふれるし、掃除していたらシャワーはかけられるは(わざとではなく、ドアを開けて排水していたので・・)、上がってくれば、私のパンツとタオルは間違って持ち去られているし・・、

???(後日談)
パンツの件は 私が慌てて・・水あふれを処理しているときに、高い場所に置き忘れたことが判明・・・。(INRに見つけられたぁ・・不覚)
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本日のキーワード

2009-09-27 23:56:30 | 日記
◆キーワード
子ども農山漁村交流プロジェクトについての講習会を実施する立場にもいますが、私達と友好、協働団体が同じプロジェクトに関する講習会を札幌で開催するというので、その代表のY氏にもお会いしたく、講習参加の立場と(密度の高い)若干の打ち合わせを兼ねて札幌往復。

講習会で久しぶりにいろいろとメモを取りました。キーワードをメモしたノートから列挙すると・・・

文科副大臣、教育の支援、学校教育法、地域再生事業、豊かな国土づくり、自然体験活動と人権活動、健全な環境、期待と現実、ニーズ側の需要に応える、学校からの信頼とは、5官と五感、集合的無意識、ゼロセンス、七感、前庭覚、固有覚、感覚統合、感と覚、学校教育の補完機能とは、都市でも農村でもないコミュニティ、勝手にやることと脳の成長、自殺や離婚の増加、脳の機能とマズローの欲求、経験知と地域、総則、自然体験活動、発達段階、義務教育、現政権の子ども手当ての使い道、日本が学制(学年制)が厳格である、発達段階と年齢学年制の矛盾、積み上げ方式の教育、自然体験活動の体系化、交流的コミュニティ、バランス感覚、隠れキリシタンと踏み絵・・・

***
◆スタッフチャレンジ、無事下山
ニセコ連峰を縦走していた四人が無事下山。夜半のドシャ降りもありましたが、日中は初秋のニセコ連山を堪能したようです。夜にINRの壮行会も兼ねて飲み会を自然学校の食堂でしました。縦走メンバーから語られる次から次へのエピソードが今回のチャレンジの充実を表していました。 お疲れ様。
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羊蹄山

2009-09-27 11:10:33 | 日記
連休最終日。私は札幌へ日帰り出張の途中ドライブ。スタッフチャレンジは、雷電岳登頂したかな。

写真は、私もスタッフも見ているであろう羊蹄山。
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シャケの遡上

2009-09-26 14:16:31 | 日記
自然学校から500mほど離れた宇煙別川にシャケの遡上が始まっています。

本流の朱太川に注ぎ込んでいる幅1,5mほどの小さな川です。本流には遡上を阻止するような構造物(ウライ、ヤナ)といったものはありません。それなのに多くのシャケが遡上しています。もちろん、ふるさとをもっと上流に持っている連中もいますが、この宇煙別川で進路を曲げる、つまりこの川が故郷の連中もいるわけです。

火口から5Kmほどですが、銀色(シロザケ)をすでにしていません。通称ホッチャレといいますが、白や灰色の大きな斑模様が入っています。「ブナっ気が入った」とも言います。その肌模様がまるでブナの木肌についた菌類が作る模様ににているからでしょう。

過去二年続いて、極端に回帰率が悪かった(例年の8割とか7割減?)ので、今年はこれからどうなることでしょうか。
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