高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

深化の時間と自由時間

2017-02-28 15:47:28 | 主義・主張

中国の自然学校が主催する中国現地での4泊5日の自然体験キャンプにまるごと参加する良い機会を得ることができました。 子ども相手に自然の中で行う活動ですから、その内容的には大きな違いを感じることはありませんでしたが、ひとつふたつをあげると・・・。

まだまだスタッフは子どもとの距離感の取り方に慣れていなかった。とはいえ、昨年6月に結成されたチームであるとことを考えると、中国側スタッフはいいセンスを持っていると感じました。 仕組まれたプログラムとプログラムの間の時間、ぞくにいう「自由時間」の使い方、とりわけ、私たちはこの時間を大切にしています。「自由時間という呼び名のプログラム」、もうちょっとそれらしく「深化の時間」などと称しています。

この時間は、子ども同士の関係性を観る、スタッフと子どもの間の信頼関係を築くとても良い時間なのです。

この時間の使い方について、中国スタッフに話をすると、その理由と本質をみごとにキャッチしてくれました。 最初と終わりを比べると、スタッフの子どもへの関わり方がとてもうまくなったとみえました。

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台湾からの来訪者

2017-02-27 22:09:49 | 来訪者

台湾から曽夫婦が1週間の滞在中。 雪三昧の毎日を送っています。観光インバウンド熱にはまったく乗るつもりはありませんが、ゆっくりと滞在したい人や自然学校研修が希望の方はWelcomです。 新年度からは中国、台湾からの受け入れを増やしてゆくつもりですが、そのためにはこちらの受け入れ態勢、特に中国語を話せる人材の確保が課題です。

山登りが好きだというので、台湾の登山対象の山々の話をしてもらいました。町内からは3人だけの参加でしたが、こじんまりながらいい交流の時間を持てました。

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自然から学ぶ場と人のフォーラム

2017-02-25 22:11:49 | プログラム 研修、講演等

日本環境教育フォーラムが主催し実行委員会形式で開催された「自然から学ぶ場と人のフォーラム」に2月24-25日と参加してきました。(東京代々木)

自然体験活動x ○○○が大きなテーマで、未来につなげるための場と人とは??が根底命題なフォーラムでした。自然体験活動のパイオニアから聞くなんというプログラムがあり、そのパイオニアのひとりとして位置づけられてしまうので、登壇、分科会のまな板にも乗るという役目でありました。 16年度をもってNPOねおすを解散したことも、この業界?でのひとつの大きなエポックメーカーとなっているようでした。 私としてのタイムリーで未来に続く話は、1)国際交流 2)医療・介護と自然体験活動であります。

古くからの業界仲間とも久しぶりに合えて、一部的には同窓会的雰囲気ですが、新しいタイプの3,40代にも出会えて、個人的には「しまい方」がテーマな私でもしげきを受けました。

夜は2次会2時までの懇親会。

二日目は、来場していた、屋久島Y-NACのネイチャーガイド小原さんが、荻窪でネイチャートークをするというので聞きにゆきました。

屋久島のジオ話題から苔まで・・・。さすがのカリスマガイドでありました。アタシももっと自然のことを勉強したいなあ・・・。

 

泊まりは、三鷹のファンシーハウスでした。

 

 

 

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ハルピン国際空港

2017-02-19 13:29:30 | 日記

中国の都市空港はどこも巨大だが、ハルピン国際空港は日本にもあるようなちょっと大きめなローカルな空港だ。動線がわかりにくく、ひとりじゃあとっても動けないなあ。荷物チェックでひっかかり、スーツケースの店開きをするわ、待合室に入ってから出国管理前に手荷物を忘れたことが判明したりで、同行のりーはんに迷惑をおかけしております。

2週間におよんだ中国旅、これにて終了です。新潟経由で黒松内へ帰ります。今年は何度も中国に足を運ぶことになりそうです。

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ハルピンでの社員研修

2017-02-17 13:29:11 | プログラム 研修、講演等

今回は、主としてTime Kingdamの幹部スタッフ研修の色彩が強かった。社長の老李氏をはじめ、財務、企画、広報の40歳前後の幹部社員が4人びっちりと接待してくれるような毎日でした。 視察も遊びも研修も食事も、びっちりと4人が付き添うというものでした。

2月18日
午前中は老李社長とハルピンの高層マンションに囲まれた都市公園視察。雪氷状態なのでここで自然体験活動がてんかいできるのか、ちょいと判然とできないが、樹木と空間があるのでやりようだろう。キッザニアプログラムを野外で展開するも青空保育園をやるのでもいいだろう。



午後はTime Kingdamの経営幹部と現場主任クラスの10数名にぶなの森自然学校の紹介と自然学校運営理念について講習。その後も4人の幹部と夕食(ハルピン火鍋を囲み)をはさんで、自然学校経営について話が続いた。老李社長がこれからやってゆきたいことが経営スタッフと共有できたと、とりあえずは喜んで頂けたようで、まずは役割を果たせたようで良かった。



天目山の自然学校、大地乃野とは今後の協力関係の話ができたが、こちらはまだ未知数であるが時間をかけて自然学校設立は彼の会社の大きな目標になったようだ。

2週間の旅も最終夜。明日は早朝5時半出発で新潟経由で帰松だ。新潟に一泊してゆっくりと振り返ってから帰りたいとも思うが、飛行機の関係で直帰します。

2月17日

ハルピン郊外の自然学校設立候補地を2箇所見に行きましたが、真冬であまり周囲の状況がわからないのでなんとも言えなかったが、要はプログラムとそれを実施する人材の問題なので、また、雪の斜面で尻セードに興じる幹部スタッフの皆さんの姿を見れば、自然豊かな場所なのでなんとかなると思いました。 ローリー社長も焦らずゆっくりと、まずは理念固めからしたいと言っています。

この夜は、札幌のガトーキングダム(旧テルメ)のような巨大なクアリゾートに宿泊しました。

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ハルピン2日目

2017-02-16 13:28:33 | 日記


2月16日。
午前中はろうりーの仕事現場の中国版キッザニアであるTime kingdamを視察見学。広い屋内に飲食店、警察、消防、電気屋、航空会社、はては探偵業まで体験できる街並みが広がっていた。彼はほんとにその社長でありました。まだ冬休み最中でたくさんの親子連れが来場していました。昼は餃子料理が自慢のお店。

ろーりーは立派な社長室に鎮座ましましておりました。


 午後はマイナス20度程の凍てついた河でワカサギ釣り体験。(釣れませんでしたが)

いったん宿に帰ってからは、ハルピン最大の第15回ハルピン氷雪大世界会場へ。川から切り出した氷のかなり広い造形ワールドでした。夕食は老舗のハルピン料理レストランへ。南中国とは味付けのことなるロシア風味の食べやすい中華でありました。

初のカーリング体験もしました。

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ハルピンへ

2017-02-15 13:28:14 | 日記

2月15日
杭州からハルピンへ午後の飛行機で北上。ローリー(老李)さんが迎えてくれ、帝政ロシアが植民地化していた時代の建築洋式が残る市街地の一角にある100年の歴史あるホテル泊まり。夕食は彼の会社の仲間と会食。彼は日本のキッザニアのような職業体験のテーマパークを経営し、職員200人も抱えてしている。将来は自然体験もしてゆきたいということで、今の現場や予定地のフィールドを視察予定です。明日はマイナス20度位になるとか。杭州は春先の気温だったが、真冬に逆戻り。

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蘇州へ

2017-02-14 13:01:41 | 日記

昨年5月に上海で開催された東アジア地球市民村フォーラムのエクスカーションで訪問した武夷山のお茶の生産地(虫虫さんが案内してくれた)でであったお茶青年のリディさんが杭州に移住しており、彼が訪ねてきてくれて、宿舎から車で2時間以上かかる中国の古さが残る蘇州へ案内してくれました。 世界遺産にも登録されている湖の底から引き上げた奇岩で作られた迷路庭園(虎林だったろうか)へ行きました。建物の通路もあり外と内がつながる巨大な迷路でした。

知り合いの素敵な中国美人が経営するお茶屋さんにもご案内を頂きました。初対面にも関わらず夜は蘇州料理をご馳走になり、夜は長い散歩道を経て梅を観にゆきました。

「蘇州では来訪者にご馳走するよりも、健康のために散歩をしましょう」との標語が道道に貼ってありました。 梅はしょぼかったですが、途中にはかつての城郭跡もありました。(文化大革命でほとんどが取り壊されたらしい)

 

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杭州西湖散策

2017-02-13 11:53:29 | 日記

2月13日
西湖は深くもなく浅くもなく、山は高くもなく低くもなく、光は明るくもなく暗くもなくという名勝地の案内を大地乃野の小熊さんと大華集団CEOの奥様にご案内いただきました。小舟に乗り、古来から観月の名所と言うお茶屋で休み、大都市に隣接する岩山に登ったりと楽しませていただきました。

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交流講演会

2017-02-12 11:49:27 | 日記



大地之野自然教室の主催声がけであつまった自然教育関係者約40人に日本の自然学校や私の活動や教育理念についてお話しさせて頂く機会を得た。20年以上前の日本での自然体験活動のネットワーキング創成期を思い起こすような熱気を参加者から感じる。昼を挟んでアイスブレイクからりーはんによる中国語でのぶな森紹介を含め4時間ほどのセミナーであったが遠くは上海や車で何百km先から駆けつけてくれたそうで恐縮。

夕方からは2年前に黒松内に視察に来てくれた、太陽公社の陳さんの農場見学。ここも中国のあちこちに立ち上がっている農場型自然学校のひとつであった。公社と言っても日本のような行政第三セクターの呼称ではなく、民間非営利型会社組織である。スタッフは地域の農家に下宿しており、その下宿先の農夫が公社職員でもあるという。一昨年は都市から大人、子ども8000人、去年は2万人の受け入れをしたというから急成長だ。そして、その経営がまさしく地域密着型経営で驚いた。おしゃれなつくりの部屋で夕会食。食材は豚肉をはじめ、農場で採れた、加工されたオーガニックな安全安心料理。この一週間で一番くちに合った。陳社長の次の夢はインターナショナルな幼稚園づくり、昆虫館(地域そのものが)等とつきない。追い付くしまもないが今後の連携など有意義な意見交換ができた。


このような中国の地域自給型の自然学校は近い将来、世界のモデルとなってゆくと予感する。日中の若い世代の交流促進を担ってゆくのがアタシの役割かなあと、切に感じた晩でした。
社長と場内の洒落た食堂で地場産食材で会食。

気がつけば出国から1週間を終えた。

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