5泊した中国の親子づれ4組みが朝の送迎バスで帰国の途につきました。 小学2年生前後の6人はたいそうメンコかったなあ。
朝、迎えにきた中型バスが雪にスタッグしてしまい、その救助に時間を費やして、わかれを惜しむ時間も写真をとる時間も作れなかった・・・残念・・。
この子達が大人になって、アタシと同じ歳頃になるのにはまだ50年、なんと半世紀も先だ・・。 もちろん、アタシはこの世に存在していない。 いったいぜんたい、どのような社会、世界になっているんだろう。 日中、日韓、日朝の関係性は、日台を含めて複雑に変化してゆくだろう・・。 仲良く協調的に、混じり合いながらの東アジアの新世界ができていれば嬉しい。
日本への旅行に黒松内、北海道の田舎を選んでくれたのはとても光栄なことだ。 ここで出会った私たち町内民が、この子達に日本の良い印象を受けたことを願いたい(涙も見せた別れれの笑顔を見れば大丈夫だろう)
日本からも中国への体験旅行をできればいいのだがなあ・・。
こんな雪山など見たことない、登ったことはない地域からのよその国の子ども達6人が滞在しています。
「道路脇の雪山には登って遊んではいけない」は、雪国の暗黙の禁止ごとでしょう・・。 でもなあ・・、この子達に同じルールで対応していいもんか・・、ちょっと悩みどころ・・。
通学路ではありますが、町内の子ども達は学校授業時間中。近所には子どもは他にはいませんが、街中なので住宅地でもありますので、これを見た地域住民は、今遊んでいる子どもが外国人だとは思わないでしょう。 また、自然学校の看板を背負ったワゴン車が近くに停車しているので、自然学校が関わっていることは明白に察するでしょう。
なので、後日、回りまわって、近所からのクレームが自然学校に入ってくる可能性もありますなあ・・・。
もちろん、わざと積極的に遊ばせているわけではなく、親御さんらとちょっと立ち寄った買い物の、子ども達にとっては空き時間・・・。 道路側には安全管理に複数のスタッフがついています。
ちょっと、ためらいましたが、ここは子どもの立場に立って、OK出し。
だって、暇だし、目の前に山脈のような雪山があるのですもの、おもしろいよな。
写真の場所は校舎の一画で、ユニットシャワー室がふたつ並んでいました。 9月の台風による停電は倒木により電線が破損したことが原因でした。(それが復旧すると同時に例の北電のブラックアウトが続いたのですが・・)、電線の復旧時に大きな電流だか電圧が流れてしまい、そのため暖房危惧やらの電気的なコントローラー機能があちらこちら壊れてしまいました。
このシャワー室も同様で、電灯や換気扇が動かなくなりました。 詳しい理由はわからないのですが、部分修理ではなくて、ユニットそのものの交換という大工事になってしまいました。もちろん、工事費はうちにはかからず、北電だ電工工事屋がもってくれようですが・・、
百万がた近い大工事になっています。 これも被災だな。 あまり使いませんが復旧まだなり。
昨夜から中国浙江省の親子4組10人が5泊滞在中。絵本の読み聞かせグループのママ友。2,3年前に私が杭州の自然教育フォーラムで行った講演を聞いてくれて関心を持ってくれて、りーはんが調整してくれて来日。
送迎の中型バスが帰りに校庭でスリップして動けなくなり、総出で救出しました・・。 乗用車用のプラスチックのヘルパーはバスであっても、意外と効力を発揮することを発見。
雪遊びが中心ですが、黒松内の図書館で町民の読み聞かせグループとの交流、町内在住の絵本の絵も描く絵描きさんと交流(絵葉書を買って郵便局から手紙を出す)、農家での餅つき体験と、いろいろな交流も予定しています。 平野部ではほとんど雪が降らない地域からの来日ですが、子どもたちはゴーグルまで持っての雪国フル装備です。
この方々が帰国する日には、次の団体が台湾から来る予定です。このグループは雪の自然学校で町内子ども向けの雪の迷路づくりのワークキャンプ、町内養護施設での雪像づくりにも参加予定です。
お客様とも言えども、5分前集合、ご飯時の いただきますとごちそうさま、食器洗いは 自然学校のルールでやってもらいます。 が・・、今日の朝食開始は30分遅れてありました・・・。
町内の国際交流に一役かってゆきたいと思います。
「子どもに外遊びは必要か?」この疑問が、ここのところ頭から離れません。 自然体験型環境教育を旗印に30年近く、子どもの外遊びを仕事としてやって来ました。 「なぜ必要なのか」は、その時々に自分なりの理論を持って、その意義を啓発して来たつもりです。
確かに、この間に、アウトドアー活動は一般的に広がりをみせてきて、家族でキャンプにでかけることは生活文化の中に根付いて来たし、「森のようちえん活動」も盛んになってきましたし、アウトドア事業者や私たちのような自然学校も増えました。
でも、一方では、昨秋に日本環境教育フォーラムの全国大会で感じたことは、そこから進化発展して首都圏では SDGsをうまいこと取り込んだ斬新的な、へぇ~っと思えるような事例が多数ありましたが、なにか根っこの部分の論議が希薄になっているとも感じました。「命とはなに?、ヒトが生きるとは? 幸せな暮らしとは?」みたいな根源的部分です。自然体験活動が当たり前になってきたから、そんな七面倒なことは考えなくてもいい風潮なんだろうか・・、「森のようちえん全国大会」でも、そんな感じを受けています。
あげくの果ては、ここのところ、「子どもに外遊びは必要か?」というような問いかけも目にするようになりました。10歳くらいまでの発達段階にとって多様な刺激を脳に与えることは重要なことであるということは、もはや定説となり親御さんにも定着概念とはなっているとは思いますが、それは野外でなくてもいいじゃあないか・・・と、いうような疑問です。知育おもちゃはたくさんありますし、インターネットを使った遊びもゲーム性はあっても単なるバトル系でない学習要素たっぷりのソフトも巷にあふれるようになりました。
もう一度、自然体験活動の意義を考え直す時期にあると痛感しています。 そんなときに、旧知の石崎先生の文章に出会いました。ずばり、「子どもに外遊びは必要か?」を答えています。その内容は次のサイトで
https://trilltrill.jp/articles/1016569
石崎先生がご来札の時に合わせて、先生の講演と懇談会を3月くらいに企画したいと目論んでおります。 乞うご期待!!
お天気は回復しましたが、海上はシケているようで、寿都湾の水揚げが減っています。が・・、何日も漁にでない(定置網を引き上げない)と、網も痛むし、網に入っている魚も傷ついてしまう、なによりも漁師さんの水揚げがないのは死活問題でもあるので、ほどよい頃合を見計らって出漁を決行しているようです。 26日も明け方の出航は見合わせたようですが、午後になり、揚げたよとの連絡が入り、週末からゲストもあるので、すっとんで行きました。
アンコウやカスベが午後の競りに出ていました。
1月21日
メンバーが一部入変わって、今夜もパーティ。 MRKさん曰く、「日本一酒飲みの自然学校!」 それはアンタだろ!
盟友のH氏の子どもたち(といっても皆成人)、長期滞在中の海外勢2名に 次年度の非常勤が期待されているCHNとうちの常勤メンバー。
世の中、次から次へと悪いニュースばかりで、ホント、嫌になってしまうが・・、こういう小さな平和な場をたくさん生み出したいよね・・・。
年明けの子どもキャンプから、イギリス人のAlex, リーはんからの紹介の台湾人のPikaが長期滞在中。 19-20は毎年年末に訪問してくださるSY母娘さんがいらしています。(大人のクリスマス会ができなかったので、新年会?となりましたが、ギタリストを呼べなかったので歌会とはなりませんでしたが・・)。
今日からは富田助っ人が滞在。夜には、樋口姉弟もやってきます。 みんなの食事係りのMRKさんは嬉しいのですが、忙しいと頑張っております。