高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

初雪

2022-11-30 12:57:48 | 日記
雪が降りました。この冬の里地の初雪は11月30日でした。 例年より遅かったです。が、まだまだ根雪にはならないでしょう・・。

政府が自動車の走行距離税を検討しているという記事。 全国紙やTVのニュースバラエティ番組ではさっぱりと話題にもなりませんが、北海道新聞では一面扱いです。 北海道は広い、なので車がなければ生活が成り立ちません。 北海道だけでなく田舎では車はちょっと街中(役場や銀行があるとか)にゆくのには自家用車が無ければいけません。 今でこそ私は年間1万キロくらいの走行ですが、道内あちこち仕事で飛び回っていた頃は年間3-4万キロ走行でした。だから、単純に距離加算するなら、この走行距離税は都市と郡部の不公平なる悪税であり、絶対反対!!!
 
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寒立馬の‘はなゆき‘さん

2022-11-20 11:49:56 | プログラム
11/19-20は、豊浦のBig鈴木さんが馬を連れて来てくれました。添別ブナ林の町営のビジターセンターと自然学校で「花雪さん」(馬の名前)を囲んで過ごしました。
花雪さんは、馬搬うまで、実際に畑を耕したり、山から造材を運び出したりしています。昭和30年代までまだまだトラクターが一般的でなかった頃には全道で5,60万頭もの馬搬うまが農家で飼われていたそうです。

それらの馬は、北海道では「どさんこ」と呼ばれますが、実はもともとは欧州産のペニュシュロン(?間違っていないよな?)という大型馬ですが、花雪さんは日本の在来馬なのです。津軽半島の切矢崎にいる「寒立馬(かんだちめ)」と称する馬で、実はその場所に先日の青森旅で行ってきました。

日本の在来馬の多くは小型で馬高も大人の肩の高さくらいしかないのですが、この寒立馬はサラブレッドほどあり体格はずっと筋肉隆々としています。

時代劇ドラマを観ると、サラブレッドやアラブ馬に武士が騎乗していますが、当時はそんなわけはなく、それらに比べれば仔馬のような日本の在来馬に乗っていたのです。しかし、この東北産の馬は大型で、たぶん蝦夷(えみし)がたくさん騎乗をしていたのではなかったのかなあ・・・。騎馬隊の威力は重戦車みたいなもんで、当時の関東人は恐れていたのでしょう。
 
馬にそりを引いてもらって遊んだり、そばで薪・羽釜でご飯をたいたりと、のんびりわらわらと過ごした週末でした。
 
 
 
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カメムシ

2022-11-18 11:45:06 | 日記

急に寒くなりカメムシを見なくなりました。 今年は家の中に侵入するカメムシが多かったようです。「ようです・・」とは、アタシはあまり気にならないのですが、MRKさんがしょっちゅう悲鳴を上げるので、そのほうが迷惑なのです。

いつものクサギカメムシとスコットカメムシに加えて、今年はひとサイズ小ぶりな奴がいるようでした。

見つけて悲鳴をあげた後は、ガムテープを短く切ってペタッと貼り付けてからそれを畳んでポイするのですが、私はそっと手で包んで、外に逃がしてやっています。敵愾心を持たずにやさしい気持ちで「そとにゆきな・・」と扱ってあげるとくさい臭いも発しません。

学校校舎も出ていて、都会から来る子どもたちは悲鳴をあげています。「ガムテープで貼り付けてとって」と簡単に話してガムテープを預けると、一匹獲るのに、10cmも20cmも切って使ってしまうので、一晩でガムテープをひと巻使ってしまうことも・・・。

 

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あちこち行ってました。

2022-11-17 14:07:32 | 日記
またまたブログ更新に間があいてしまいました。
11/11
今日は死んだオフクロの誕生日でありました。アタシが19歳の時にくも膜下出血で意識を無くし、約9ヶ月の入院の末に亡くなりました。生きていればいくつなんだろう・・80代後半だろうか・・・。 私は大学に入り北海道に来たばかりの春で、休学して翌正月まで看病をしました。 もっと長生きして欲しかったなあ・・。 この年になってもオフクロのことは思い出すものです。
本日より、北海道アウトドアフォーラムが日高で始まりましたが、参加はしませんでした。もう3,4年前からでしょうか・・、こういった大きなフォーラムには参加しなくなったなあ・・、あっ、私も主催者である えぞCONE(北海道自然体験活動推進協議会)のフォーラムは続けています。
で、私は倶知安で開催されている京極夏彦さんの美術展を観に行きました。 この方のことは知らなかったのですが、たまたまポスターをみて、その「魑魅魍魎渦巻く世界」というキャッチコピーに魅了されたのでした。 なんでも倶知安ご出身で、倶知安高校の美術部在籍で、その美術部創部何十?周年記念ということで、小川原悠美術館で開催されていました。筆や鉛筆で微細な表現で妖怪達が美しく、おどろおどろしく描かれていました。 本人が想像した妖怪たちでその空想力にも感嘆しました。 いっぺんにファンになってしまい、それらの妖怪話の本も買ってしまった。
11/12-14
ニセコで開催されたGSTC(あっているかなぁ・・・)の研修会に珍しく3日間通いました。 NPOねおすでかつて仕事をいっしょにしていた荒井一洋さんが、講師で、持続可能な観光地域を作る国際認証のその内容を学ぶセミナーでした。今の荒井さんの仕事ぶりを観てみようという、勝手な親心・冷やかし心での不純?な参加動機でしたが、案外面白くで参加修了書を頂けるそうです。(トレーニングを受けただけでなくテストもありそれに合格すると、それなりの価値もあるようですが・・、そこまではしていません・・) 観光地の施設、プログラム・ガイドに多岐にわたる基準があり、それに準拠すると地域として国際認証がでるそうで、サスティナブルな観光地として世界中から今や注目されるとのことでした。
ニセコ町はその認証を目指しているそうで、さすがだなぁと感じ入りました。
11/15-16
MRKさんと札幌泊りへ。今回の目的は、かつてうちに下宿し地元小学校に通っていた山村留学生の今や女子大生ふたりと会食。                                                                              RIKとKHR、今や立派なお姉さんになって嬉しい限りです。 山村留学や子ども長期体験村に参加して来た子等が成長してゆく様子を見れることは、この仕事をしてきた醍醐味であります。
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イチョウ

2022-11-09 08:00:19 | 日記
昨夜は皆既月食で天王星?も月に隠れるという400年来の天体ショーだったらしい。「戦国時代の武将も見たかな」みたいなことをニュースワイドショーの司会者が言っていたけれど、「そのころは天王星なんて知らんかったでしょ!」なんてロマンもないことを思った・・・。

さて、今日はまさしく秋晴れの暖かな日であった。12月ともなれば小春日和というここち良い一日であったが、ホームグラウンドの寿都のパークゴルフ場に行ったらもう閉鎖されていた・・・、大根をくれると言う御近所の畑に大根抜きに行き、郵便局に米の配達を出しに行ったくらいで一日を終えてしまったと、もったいなく感じる午後3時半であります。
 
ところで、我が家の家の前には大きなイチョウの木があります。元小学校の校庭の片隅でもあるのでシンボルツリーのように目立つのですが、近所の古老たちに聞いても、いつからここにあったのかわからない・・・、別の場所にあったのを移植したような気もするとの応えで、その由来はわからない・・・。  このイチョウは、秋になると黄色に色づく年もあり、昨年などは色づいた翌日くらいに一気に散ったりしました。(去年の今日とFacebookが教えてくれました・・・)
今年はごらんのようにほどんど色づいていません。 ここへ来て寒暖の差が大きくなっているのでこれから色づくかなあ・・。
 
このイチョウには銀杏がなりません。なのでこれはオス樹なのかしらと思うのですが・・、俗説によると葉っぱのカタチで雌雄がわかるという説があります。 が・・・・、
葉っぱが割れている、袴型・ズボン型をしているのがオスで、葉っぱが着物の裾型・スカート型をしているのがメスという説です。 ところが、このイチョウは、両方の形が混在しているのですね!!
 
雌雄同体なんでしょうかね・・???
 
 
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TO BE A SPEAKER OF NATURE

2022-11-07 13:47:35 | 日記
本日は、自然学校の校舎事務所にひとり・・・。ちょっと底冷えしていますが、薪ストーブ点けるほどでもなし。この冬に向けてスタッフ諸君やボランティアさんのお手伝いもあって、薪は十分にありますが・・。

数日前に、NEOS創設メンバーの中核だった、今やブイブイバリバリの起業実業家のMYM君がやってきて、いつものように若手スタッフやアタシにシャワーの如く刺激をふりかけて旋風のように去ってゆきました。
やれ、「たかぎさんは、何をしたいんですか?」「げんきないんじゃぁないですか!」と、むかしアタシがスタッフに発破かけていたような言葉を投げられて、激励?されたりなんかされました。
 
確かに・・ですが、一方では、スタッフに「もう、たかぎさんを自由にしてやんなよ」などとも言ってもいるんですが・・、
 
あんまりここに書きたくもないのですが・・、今年68歳になる身としては、仕事的にはそして私のやりたいことにおいては、八割方は達成してきたなあ・・という、気持ちがあり、以前のような覇気は失せてはおりますが・・、もういいんじゃあないかな、なんて気持ちが実はあります。 新しいことを成就させる猛烈なエネルギーとそれには10年はかかるという思いもあって、余生をのんびりでいいんじゃぁないという感じなのですが・・。 先日、東北旅に同年の三重県で福祉型NPOを展開している御人と二人旅をして、一日目は同じく青森で自然学校とペンション経営をしているTKDさんのところに宿泊して、爺さん三人で今までのふりかえり、これからの話に花咲いて・・・、 爺さんモラトリアムをお互いに確認するようなこともありまして(アタシだけか??)・・・。
 
MKI師匠のように「アタシはあそびますでぇ!!」と、言い切って今を過ごすほどに、どこかなれない、だから爺さんモラトリアムでもある・・・。  しかし、あがいても仕方がない。 
 
と、言う中で、高校生のH君が「小学5年生の時に体験学習に来て森が好きになり、高木さんにお会いしたい」と、来てくれたり、地域起業に頑張っているIWM君がZoomで、自然学校の経営について相談されたりもして、嬉しくもある日々もあります。
 
TO BE A SPEAKER OF NATURE!! 「自然の語り部であれ!」 この言葉が最近、大いに気がかりでもあります。
この言葉は、数年前に中国で開催された自然環境教育のフォーラムで配られた布袋に大書きされているのですが、なかなかいい言葉だなぁと改めて思うわけです。
 
自然・登山ガイドで週4日はガイドをしていた頃、新聞にコラムを週1で書いてもいました。お客さんと一緒であってもどっぷりと自然の中にでかけている毎日でした。感覚が鋭くなって、登山道でわずか50cmの高低差であっても空気が冷たくなったことを感じることができましたし、つい今しがたにキツネが道を横切ったであろう匂いも感じることができたこともありました。 ホタテや樹木とも会話ができました・・・。 そういう感覚をとりもどしたいなぁ・・・。
 
と、二日前から、とりあえず、朝起きて朝日相手に、体操して新呼吸をしているワタシです。
 
 
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秋の川下り

2022-11-07 11:42:03 | プログラム
また投稿に間が空いてしまった・・・。 


自分の趣味はなんだろう?って考えると、ないんだなあ・・・と、思うのですが、自分の普段の生活をかえりみると、文章書き、それも大したものではありませんが、facebookに始終投稿をしているわけで、これからは、ちょっとカッコつけて、Writingとか言おうかな・・・。の割にはブログ投稿は置き去りで、いつもチェックしてくださる方々にはごめんなさい・・
 
コロナは収まりそうにもなく、北海道でもまた増加傾向のようですが、人の行き来はちょっとずつ増えているようですね。ここ黒松内ぶなの森自然学校でも大勢ではなくても、パラパラと来訪者は続いています。せんだっては、北海道自然学校NEOS時代以来のお客様であるKKIさんが二泊してくださり、秋のブナ林散策と朱太川カヌー下りを体験して頂きました。
むかしに参加してくださったツアーや当時のスタッフ達の思い出話にも花咲き、よい時間をともにできました。こういう機会があることは、自然体験ガイド冥利につきるというもんです。 ありがたやありがたや、ありがとうございました。
 
子どもたちへの体験活動も月に一度は主催募集で続けていますが、ここのところはさっぱりと集まりません・・。 先月などはいつもはたくさん参加者がある「太平洋から日本海への40kmウォークの参加はたったひとりでしたが、その心意気を無駄にしちゃいけないと、チコちゃんがついての二人旅を挙行しました。 10月5-6日の子ども自然体験活動イエティくらぶも四人だけの参加者(そのうちふたりはうちの孫)で、身内キャンプみたいでしたが、「焚き火キャンプ」と銘打って実施しました。少人数だからこそ、ひとりひと焚き火状態で存分に「火遊び」体験をしてもらいました。
 
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盟友ふたたび南極へ

2022-11-01 12:36:18 | 日記

10/30

北海道自然体験学校NEOS(その後NPO登記して ねおす)を一緒に立ち上げた樋口さんが、3度目の二回目?の南極越冬隊長で遠征するというので、壮行会的飲み会を両夫婦とうちの娘で新札幌の居酒屋で挙行!!

11月中旬に出発らしいが、今回はオーストラリアまで飛行機ではなくて、すべて観測船で日本からゆくとのこと。足かけ2年の赴任となる。「今度帰ってきたら、高木さん70歳ですよ」と言われて驚く。 ここ数年の年末は樋口家と一緒に黒松内で年越しをしていたので、黒松内で会えるのは再来年の年末なので、アタシは70歳になっているわけだ・・。 なんか、びっくりだ。

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