将来、AIに多くの仕事が取って代わられる・・。 ヒトだけができることはなんだろう? ということで、数値化ができない、ゼロとイチだけで表せないようなことがらに対する非認知能力に注目が集まっています。
「非認知能力」には、大きく2つの力があるそうです。ひとつめは、自尊心、自己肯定感、自立心、自制心、自信などの「自分に関する力」。そして、もう一群は一般的には社会性と呼ばれる、協調性、共感する力、思いやり、社交性、良いか悪いかを知る道徳性などの「人と関わる力」です。
つまるところ、これらは、私たちが実践してきた子どもの自然体験活動のイエティくらぶや長期村で元来、目標にしていた養うチカラです。そのうえにあるのがDSR(Donika Suru Ryoku)であるわけです。.これらの力は「社会情緒的スキル」ともいわれ、特に乳幼児期に身につけておくと、将来に渡って幸せな生活を送ることができる源泉となるチカラといわれています。
日本の幼児教育では、もともと心の教育を大切にしてきました。しかし、近年、測ることができる能力(読み書きや計算といった知育教育など、モンテッソリー教育の手仕事も順序よくできるできないで測ることができる能力だと思うなあ・・)が重視されがちでしたが、最近になり、AIと比較して「非認知能力」が注目されるようになりました。 このことをあらためて、考え直さんと自然体験活動のゆくえは萎んでしまいかねないなあ・・・。
子どもの発達に外遊びは影響がない!? トータルで考える大切さ【発達の専門家に聞いた外遊びの効果 第1回】
自然体験活動を、特に子ども達への自然の中での遊びを提唱してきた、仕事として来た私としては、素通りできないような話題だなあ・・・。 子どもに外遊びは必要がないとは著者は言っているわけではないので、ほっとはしましたが・・・、
自然体験活動・自然保育=子どもの発達にはかかせないと、ひと昔の親はそう考える人が多かったと思うのですが、今は必ずしもそうでもない・・・。子どもの頃に外遊びで転げ回り、泥だらけになった体験がない人が親世代になっている、それも相当に多くがなっていることは想像ができます。 子どもの頃に自らの体験がないのだから、外で遊ぶことの楽しさ、発見したことへの新鮮な驚き、できなかったことができるようになった達成感などを野外で味わったことがないのだから、実感として野外遊びの意味・意義が持てないのだと思う。
一方、自然体験活動の業界的にも、ここに仕事、職場を求める若い人材が減ってきているという実感を持つ経営者側の人も多くなっている・・・。 体験観光やエコツアーはひところよりは日の目をみてきているようだが、教育的観点からの自然体験活動のニーズ自体が萎みはじめているのかもしれない・・。 ゆゆしきことね・・。
業界でも、遅まきながら、「自然体験活動を次世代に・・・」が合言葉となり、「自然体験活動の社会的価値とは?」なんて言葉が業界フォーラムに掲げられる昨今だ。
そういえば・・、数年前、自然学校の経営者が集まってビジネスプランナー・マーケッターの大御所でユニクロなどにアウトドアウエアーのラインアップに加えたと言われているNS氏を囲んでセミナーを開催したことがあった。氏からは「アナタたちは、もうマーケットから見放されている」とけちょんけちょんに辛辣な批評を頂いたことがあった。
確かに・・、
服飾業界ばかりではなく、教育業界やアウトドア用品業界とのつながりも今ひとつ弱く、脳科学や教育学との連携も片手の指先程度を繋げただけで、すでに切り離れてしまっているかもなあ・・。ここ30年、日本の自然体験活動業界は、ひとりよがりな傾向があったことは否めない・・。
中国の自然教育のフォーラムに参加することがここ数年、度々とあるが、かの国の勢いはすごい・・。数多くの自然学校がすでに現れており、それらに オーガニック農業を目指している農家はもとより、IT関係者、不動産業者も当たり前に参加しており、先回は、インドアの子どものテーマパーク経営者、造園業者やブライダル業者にも引き合わされた。 自然体験というジャンルに他のジャンルを掛け合わせようとする姿がある。 日本ではそういう他業種・業態との連携例はあるにはあるが、わずかであり、みごとに進んでいるところはないかもなあ・・・。
ここいらへんも、意味ある教育活動としての社会への訴求が不足していたかもしれない・・・。
自然体験活動の意味・意義をもういちど、言葉として、それも 今時の親御さんに伝える伝わる、体験してもらう機会も編み出さなければならない変換期に今あるのだと思う・・・。
本件について、専門家の石崎先生のブログはこちら↓
「リーマンショック以来の株価大暴落の中、わざわざと黒松内まで来てくれてありがとう」という、分けのわからない校長挨拶をして、冬休みのキャンプが始まりました。2泊3日の初心者向け、28日まで22名の子どもとスタッフ合わせて30人ほどと過ごします。 雪は例年よりも少ないかな、しかし、大きな寒波が入っていますので寒さは厳しいね。
夏はまだしも、冬になると、子どもたちと雪の上を転げ回るのはできなくなったなあ・・、というよりも闘争心がわかん・・・。歳をとるということは、そういうことね・・。身体のバランスが悪いので、カラダを使う気が起こらんのは、ある意味、自己防衛機能が働いているとも言えるかもね・・・。
クリスマスの朝。 キリストが誕生した日ではないらしい。 キリストの誕生日は正確に分かっていないらしいので、クリスマスとはキリストが誕生したこと、そのことを祝福する日とのことだと、昨日、ラジオが言っていた・・・。
が・・、あたしにとっては最悪の朝であった。いつもカミサンに怒られてばかりのアタシで、毎朝、起きてきた瞬間に文句を言われるのですが、今朝はその怒りで起こされた・・、「廊下のドアが開けっ放しでしょ!!」で起床。
昨夜は松前からIRE氏が訪ねてきてしこたま飲んだのであった・・・。
ベッドから起き上がると、まず メガネが行方不明・・・・・・
ベッドから降りようとすると、パジャマの上着を・・、ハイテイタ・・・。
最悪のクリスマスの朝だ・・・。
今日は、事務所の机周りを片付けるぞ!!っと。
北海道新幹線の札幌伸長工事がいよいよ黒松内町でも来年度に始まります。黒松内町は長万部駅の次は倶知安駅となるので通過されるだけですが、その区間の大半がトンネルとなります。約5kmだそうで、(トンネル自体は延長10kmほどあり、おなり豊浦町が5kあります)排出される土石は1940万立法メートル(よくわからん・・)。その掘削土石は当該町村で堆積場を用意しなければなりません。 函館よりの長万部町にちょうと同じ位の長さのトンネル工事が始まっているので、その堆積場を黒松内の環境審議会の一員として視察して来ました。
当初は旧静狩鉱山跡も近くにあるので、重金属が多く含まれるのではと予想されましたが、それはなかったようで一安心ですが、何しろ大量の土石です。すでに置き場は選定されていますが、半端でないトラックの数が土石を搬送します。この搬送路は、恒例の40kmウォークに使っている町道なので・・・、工期と重なるであろう、来年8月、10月のウォークは中止するか、別ルートを開拓するしかないかなあ・・・。
北海道新幹線の通過町村は、観光客が増えるどころか(ニセコ・イコールの倶知安はふえるだろうな)、ストロー効果で交流人口が吸い上げられてしまうだろうなあ・・・。 首都圏からのお客は飛行機よりも料金だ高いだろうから利用するんだろか?
新幹線開業に伴って 長万部ー小樽間の函館線は廃線になるし・・、黒松内町にとってはいいことが無いような気がするなあ・・・。
ひょんなことから昔の職場、今はなき札幌新川にあった総合レジャー温泉施設BigShipのスポーツクラブのインストラクタースタッフが忘年会で集まりました。 急遽だったので、連絡がつく6人ばかりではありましたが、当時は話せかなったような笑い飛ばせる事件やら昔話に花咲いて楽しかったです。
施設の設計段階からさまざま、あるとあらゆる(大型ランドリー設備、家具、厨房什器など)内装・備品の予算調達、人員計算から採用と開業準備の最初から関わり、オープン時は4階にあったプール・アスレチックフロアーのスポーツクラブの担当責任者となりました。 その当時のインストラクタースタッフ達です。
あれから25年以上すぎ、中には50歳を越える者も・・・。 あ~、時代は経てきたんだなあ。 みんな健康産業の第一線で頑張っています。 嬉しい限りです。
香港からのお客様がおふたり4泊の滞在をされました。 冬の黒松内の田舎暮らしがしたいという目的でした。
なんでも かつて黒松内ぶなの森自然学校に滞在にきた台湾人(だれだろう・・??)の講演を聞いた(それも、別の催事に参加するつもりだったが、間違った・・、という縁)ことがあり、その人は話しながら最後に感涙していたのだという。それを見て聞いて、「黒松内」に興味を持ったとのことでした。 日本旅行は今回は4回目だそうで、これまでは、京都、奈良、東京、日光等。そして今回は黒松内と札幌のみという北国旅でした。
除雪や薪割り、お掃除ボランティアの自然学校お仕事、町の観光交流会にでたり、森や寿都の港町見学と日々過ごし、夕食は自然学校スタッフと校舎食堂で、高木家離れや居間で、町内のレストランや観光交流でと毎晩異なりました。
楽しんでいただけたようです。 ありがとうございました。
NPO法人自然体験活動推進協議会(通称 CONE)主催の全国キャラバンフォーラムの北海道大会が来年2月16-17日(土日)に美瑛の国立大雪青少年交流の家を会場に開催されます。