高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

橋再生

2020-10-23 12:19:10 | 自然学校の日常

ゲストハウスとグラウンドをつなぐ橋があります。かつてのスタッフのヨコヅナが造った橋だったので「両国橋」と名づけていましたが、木製で土台が朽ちて、この夏に半分落ちてしまいました。 私には構造物を造るという能力が欠けているので棟梁役はできないので、ちこ&ちゅんが応急手当だけをしていましたが、それでは危険なので・・、コスミックダンスカンパニーの大工スキルがあるイギリス人Kenさんがボラ滞在し補修というよりも架け替えてもらいました。

故秋田さんから頂き余市から運んできた20cm角の木材を使いました。トーテンポールを制作しようと考えていたのですが、そのワークショップも流れてしまいもう何年も経ってしまいました。 かなり重たいのでひとりふたりでは動かすことができないので、これまた 水泳NPOのODさんのところの生徒さん(中学生)をボラ招聘して皆で移動。橋架けを成就しました。 

なかなか頑丈な二代目の橋が完成しました。

名づけて  トーテン・ケンブリッジとなりました。 看板を作らねば!!

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ストーブつけちゃおかなあ……。

2020-10-15 09:52:20 | 日記
冷え込みて 初霜ならぬも 
ストーブの ぬくもり欲しき 
ひかり乏しき 露の朝
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吠えさせて頂いた。

2020-10-08 22:45:07 | 震災支援・脱原発・環境問題

10月8日寿都町長が全体協議会なるもの(議会ではない)を開催して、議員の賛成多数ということを根拠に、核ゴミ最終処分場の立地文献調査応募表明を民意を無視して、おこなった!! そして、そのまま東京へすっ飛んでゆき、翌9日にエネルギー庁や経産省で応募表明を国にしてしまった!!  住民投票の請願を町民が出し、一度も審議もされずのままでもあるにも関わらずだ。

8日夜には、町民の会としても あらためて反対記者会見を行い、応援者のひとりとして発言もさせてもらいました。

民主主義を踏みにじる暴挙としか言えない。しかし、法律的には首長が一存で応募することもできるような建付けになっているのだ!! このさきの反対派「子どもたちに核のゴミのない寿都を!」町民の会では、ことはまずは穏便にいったん応募白紙を町長に求めていたが、断固拒否。「私の肌感覚では住民の多くは賛成だ」と、のたまう独裁暴走を阻止するしかない!!

私は町民ではないので、この会には賛助会員として活動しているが、気合をこめてできることをやってゆこうと思います。

ことは、この先、町長は、「これでいったんノーサイドだ」なんてのん気を通り越して自分勝手な妄想を続けているが、リコール・選挙と突入する気配濃厚だが、同時に反核平和運動にも望むと望まぬにかかわらず、繋がってゆき町内分断が悲しいかな加速度化してしまうだろう。

一方、強硬な反対運動だけでは、一般的な支持者は広がらないのも 反核平和運動を外からみていても自明だ。斯く言う私も、原発反対ではあるが、反核平和運動とは意識的に距離をおいてきたのも事実だ。 なにか、もっと楽しく反対運動はできないものだろうか・・・。

今晩、町民の会で今後の方針を話し合う会議があり、しばらく突っ走ってきて第一幕は、望み叶わず誘致賛成派に旗は上がらなかった。 相手は国であり国策の原発核リサイクルを止めない大義名分ともなる処理場建設をなんとでもしようとしている強大な国家権力だが・・、「勝てないけど負けない」精神で対峙してゆくしかない!!

楽しさある運動展開へ ひとつふたつ、今晩はアイディアを提示してみるかあ~~!!

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北海道新幹線が残すもの

2020-10-06 16:04:09 | 震災支援・脱原発・環境問題

10月10日「南後志の環境を(改めて)考える会」主催の第2回目の学習会では、北海道新幹線新幹線のトンネル掘削残土からでたヒ素の問題を取り上げました。

函館から札幌への伸長工事はあちらこちらで始まっていて、残土問題も表面化しています。会場には20名を超える方が参加頂きましたが、半数は他地域ですでにこの問題に対して住民活動を始めている方々でした。町内の関心はとても低いです。 すでにJRの建設機構とは有害物質も出るであろうという前提で町と協定が結ばれていますので、町も議会も朱太川漁協も「いまさらね・・」という感触でちょっと拍子抜けしてしまいました。

地下で安定的に存在していたヒ素を含む土壌を流出を保全して設定した残土置き場に戻すのだから問題がないだろう。(機構からの説明のみ・・の安全説明) 食品となるヒジキに含まれているヒ素の基準値よりも低いデーターとも言えるとの説明がされている・・・。 人体に影響が出ないと言われても、地上で酸化したヒ素は、水とも反応し亜ヒ酸という猛毒になる。これは、微生物やプランクトンにとってはごく微量でも猛毒致死量となるので、川に流れ出したら川は死んでしまうのだ!!  残土置き場は朱太川のすぐ近くで、置き場自体がゆるい谷地形成地なのだ!!! 雨が降り染み込んで出た水は沈砂池に貯められ、上澄みを川に流すという構造で、今でさえ水が川沿いに流れ出ているのだ。大雨が降れば小さな沈砂池など一気に溢れ出るに違いない!!!・・・

なおかつ、JR機構が直接管理するのは2年間だけという協定らしい・・。その後に起こった事故があっても町有地なので、管理責任は町に移行するらしい!!!

なんという理不尽なことだ!!!

今後の住民活動をどうするのか・・、  新幹線工事は止められない国策です・・・。 せめて掘削残土置き場をもっと平地に変更する、その置き場の残土管理は未来永劫、JRに求める。 工事沿線の反対運動団体との連携を図る、水質調査を我々も行うということになるかな・・・。

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ウィッカーマン

2020-10-05 17:06:30 | 来訪者

10/1-5は、ここのところ秋の恒例イベントになっている、コズミックダンスカンパニーのギャザリングでした。 今年はこれに合わせて、主催者のJUJUが、amazonのオンデマンド出版で、「人生の転機」を語るというような本を出版し、私もそのひとりとなり随筆を書きました。共著本であり、その執筆者が集まり直接トークをするというセッションが数回ありました。音楽評論家、カリスマ美容師、精神世界のオーソリティと並び恐れ多いことでしたが・・・。

メインはふた夜とも焚き火。 古代ケルトに伝わったという儀式、ウィッカーマンを昇天させるというセッションもありました。古代では木で編んだカゴに生贄の人間を入れたそうですが・・、ここでは草木で人型にした人形を焼いて昇天させる、アイヌのカムイノミみたいな儀式でした。

忙しい現代人もたまには火を囲み、天を焦がすような火の粉で大地と宇宙のつながりを感じる「時」は心身のためにも大切だなと魂で感じることができますよ。

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