高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

出発時間

2015-08-31 07:58:20 | 日記
出発時間だ。お腹がもたれているので、朝飯は抜こう。というか、朝食会場は7時オープンなのに7時15分集合はそもそも無理っしょ。今日は成都郊外の農場型自然学校で視察体験滞在です。昨年、黒松内に研修に来たウェイさんが働いているところで、楽しみです。
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いかに進めるべきか

2015-08-30 20:55:44 | 日記

一連の事例報告が終わり、このネットワークをどのように育んでゆくべきか、の討論の時間となりました。中国のあちらこちらに環境や自然について憂えている仲間やその問題に対して体験型の教育手法を持って活動を始めている人々が数多くいることもお互いにわかってきた。では、次にすべきことは何か、その具体的なaction planningです。中国は広いし人口も多い、日本とは異なる国家体制もある、その中でいかにすべきか?5グループに別れての自由討議です。国内のいくつかの地方省圏でネットワークを広げ、その中のコアとなるキーパーソンが連携しながら共通理念を共有明文化しながら全国ネットを形成し、共通した人材育成の手法を模索実践してゆくのが流れだろう。また、お互いのスキルの交換も大切だ。一般の人々が参加者として関心が高まると、商業的ビジネスの模倣も心配がある。(既に起こっているらしい)それは日本でもある、あった。

しかし、それは経営理念の問題であると思う。ここに集まっている人々のほとんどが、環境や自然の保護保全に、持続可能な社会創造に関わりたいと思い行動している。人々のライフスタイルの転換のきっかけ作りを継続的にしたいと考えているはずだ。だから、おのずとプログラムという商品の提示、提供の仕方が商業的と異なるものになるはずだ。だから、仕込みに手間ひまかかる(商業的にはコストが合わない)我が方のプログラムをより魅力あるものにするしかないのだ。

生物はその生態で生息し難くなれば、環境を変えようと動く一団が現れるものだ。それは生命の原理的な性質だ。かつて我々の先祖が皆水中で暮らしていた太古の世界で生息できなく成った連中が地上に上がった。えら呼吸から肺呼吸に生態を変えてゆくのに一体どのくらいな困難があったことだろうか。しかし、その一団は諦めずに挑み続けて新しい世界を開いたのだった。我らはその遺伝子を継いでいるのだ。ライフスタイルの転換は簡単なことではない。自らに自分は何ものかを問い続け、自らの使命を果たすために生きることが遺伝子レベルの宿命なのだ。わ私が目指す環境教育で身につけたい力とは、

一、夢を描く力

一、その実現を目指して諦めない力

そして,あきらめずに進んでゆくと、必ず何かを変えないと次に進めない事態にであう。そのときに、

、その変化変容を恐れない力 だ。なんて事を講評して午後のミーティングは終わりました。¦

 

 

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熱いです。

2015-08-30 11:42:59 | 日記

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第3回中国自然学校ネットワークミーティング

2015-08-29 23:20:09 | 日記



約130名が全国から集まりました。すでに自然体験型環境教育活動、事業をしている人は分位居て、皆真剣で質疑も活発です。持続可能な社会を目指す草の根NGOは元気です。日本の25年位前のような熱さを体感しています。

今日は日本から私がねおすをトヨタ白川郷自然学校の山田さんが事例報告。国内の実践者からも報告が続き、終了は夜の9時でした。その後は日本のような懇親会にならないのが残念ですが、今や体力が続かないので、どちらにしても仕方がないな。

この会議のJAICAからの補助は今年で終わりですが、中国国内の大きな企業がこのネットワーキングの人材育成に関心を持ってくれるようにまでなりました。いよいよ独自の人材育成に踏み出す手前です。明日はそのアクションプラン作りのワークショップの一日です。

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成都

2015-08-29 09:53:21 | 日記
大都会。ここは四川、食べ物は総じて辛いと思って取りかかろう。他から来た中国人が「ここは四川ですから」と言う位だからなあ。今日は午前中は雑誌?の取材を受けて午後から自然学校ネットワークミーティング。
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成都到着

2015-08-29 01:24:23 | 日記
これで送信ができるのかな?
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中国自然学校Networking

2015-08-29 00:53:57 | 日記

12時間かけて中国成都に到着。もう三年目になるのかな。日中市民ネットワークと日本エコツーリズムセンターが中心となりJICAの補助を受けて、中国大陸に体験観光型ではない自然体験型、地域に根ざした日本型の自然学校のコンセプトを導入しながら中国型自然学校のネットワーク構築と人材育成の仕事に参画しています。今回も成都と昆明で開催するネットワークミーティングのゲストの光栄を授かり、10日間の日程で今晩、訪中到着しました。

明日から中国語の渦の中で過ごします。新しい出会いも楽しみですが、中でも今回は昨年、秋に黒松内に実習研修で1ヶ月ほど滞在したウェイさんの農場型自然学校の訪問も予定されているので、とても楽しみにしています。

facebookはアクセスできませんし、Gmailは不安定で使いにくいですが、ブログ投稿はできそうですので、通信環境の良さげな場所から発信をしてゆきます。

今晩の宿は冷房空調の音がちょっとうるさい以外は快適で、ホテルの前で買ってきたビール飲んで、独りクールダウンしとります。我が人生も終盤を意識して生きとりますが、あたしを上手に使って頂ける事に感謝しています。

日中は政治的には微妙な緊張感を安倍政権のヘタクソ外交で作ってしまっていると思います。しかし、中国の草の根NGOは相当な数があります。環境や自然に対する人.社会との関わり方に危惧を抱く人々は数多くいます。人口比で言えば、私たちと同じ憂いを持ち活動するしてゆきたい人々は日本の13,4倍はいると、言うのが私の実感です。

環境には国境はありません! だからこそ東アジアで同じ感覚を持てる人々の連帯は必要です。グローバル化は経済だけでなく、環境、福祉、地域作りにも広げてゆくべきだと、強く思います。これこそが積極的平和貢献だ考えて、アタシなりの自己効力感を体感し自己肯定感を高めて行きたいなあ。

あたしにできる事で、明日から頑張ろう!

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地味に忙しや

2015-08-27 19:03:30 | 日記

長期村の超繁忙期は終えましたが、小学校の受け入れ事業などが続いている夏終盤です。今日はその合間で事業はないのですが、朝は、暫く行っていない、次週フィールドにする添別地区のぶな林の下見。その後、留寿都小学校の事前学習へ。夕方に出張不在中の事業の打ち合わせ・・・・。 明日から10日間、中国に出るのですが、担当の仕事のプレゼンづくりが終わっておらんし、旅の準備もしていません・・・・。

地味に忙しや忙しや・・・・。 身体がそもそも野外型になっているので、事務処理能力が落ちとる・・・・。

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立派な封書

2015-08-17 17:32:25 | 日記

ここのところ、立派な封書が届きます。 友人や仕事で知り合った同年の方々からの退職挨拶状です。 そう、そういう年齢になったんですなあ・・・と、改めて感慨しております。 皆様、お勤めお疲れ様でした。

かくゆう私は、NPOという経営者なので、また、退職規定がある組織ではないので、自分の身は自分で処せねばなりません。 

夏の子ども事業は一段落しましたが、9月中旬過ぎまでは小学校や障害者福祉系NPOの受け入れが続いております。私は明日から、ここのところ傾注している中国大陸に自然学校ネットワークを作る仕事に10日間ばかり出張してきます。

中島みゆきさんの歌に、♪いつから走り始めたのか、いつまで走るのか、わからない♫というような歌詞がありましたが、その心境そのものであります。 我が身の振り方がそれそのものが、その後の退職規定の下敷きになるわけで、その分しっかりせんといかんですね。。。。

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夏の終わりの徒然に。

2015-08-17 10:02:44 | 日記

高曇り、そよ風が廊下を吹き抜けています。秋をそしてそのむこうにいる冬を想像してしまうような、午後の自然学校です。とっても静かです。ひとり事務所にいます。 さきほど、1ヶ月滞在ボランティアをしてくださった岡本一家が東京に向けて旅立ちました。

昨日は、ステファニー、そしてヘンリーも白老のアイヌ博物館を見学後札幌へ。

今日は常勤スタッフはおやすみで、残ったふったやくまちゃん、リーはんは登別に遊びにゆきました・・・。というわけでひとりで自然学校にいます。

子どもたちのエネルギーが残っていますが、そよかぜが中和還元しているのか、徐々に薄まっています。みんな無事に帰宅できたかな。

きっと「暑い暑い」といいながらダラダラとしているんじゃない? 宿題、自由研究をしっかりとやんなさいよ。

一昨日は打ち上げで、昨日は、スタッフ・ボラスタで短いながらもこの1ヶ月の「ふりかえり」をしました。 ところが、私自身はうまくふりかえることができませんでした・・・。 なんでだろうな・・・。

かつての参加者であった大学生ボラスタッフからは、スタッフの経験知が落ちているんじゃあないのと手厳しいコメントもありました。アドベンチャー性が高い活動をしていた時代も確かにありました。そもそも北海道自然体験学校NEOSは、学生時代に山岳部や探検部などで遊んでいた連中で始め、同時に社会体育専門学校という専門教育機関の教員も兼ねてアウトドアインストラクターの養成もしていた時代があり、その頃を体験した子供達と最近来る子どもでは、プログラムの内容が違うかもしれません。 しかし、子供たちにとっては、ここで1週間、2週間、3週間も滞在して多くの人達と関わり続けること自体が大きなチャレンジであり、異学年・異世代「大家族」と本気で遊ぶ「全開遊び」という基本方針は変わっていません。

毎年、多くのボラスタッフが変わる中で、ディレクター陣も数年で変わってゆきますから、毎年のプログラム内容も変遷します。しかし、「子ども長期自然体験村」は子どもを冠に載せていますが、私は子どもたちだけがこのプログラムの参加者・お客様だとは考えていません。関わる人たち全てが長期村プログラムの対象者なのです。

「子どもを中心にした大きなコミュニティの中での生活体験」であることは当初から最も重要視していることで、その点からいうと、参画者が以前に比べてたいへん多様になっています。海外から、60代70代までが関わり、今年はボランティアさんの御家族の幼児も滞在していました。 

アウトドアスキルが高いスタッフだけを集めようとはしていませんし、集まりません。 ここ5~6年は徐々に運営体制を変えてきています。

そういう状況の中にあって、今年は私の中でもひとつの大きな過渡期なのかもしれません。だから、すぐにふりかえることができないのでしょう。 この秋から冬にかけて、2016年度以降の「ぶなの森自然学校」の次のビジョンを創ってゆくことが必要だな。

 

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