高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ほたるの里

2018-07-31 10:31:37 | プログラム 子ども

長期村5日目は、長万部のある「ホタルの里」へ。 ここは、プライベートな公園です。 元酪農家で長万部の写真屋さんである小泉さんが自分の土地の一部の小川がある森を整備管理してホタルの生息地として鑑賞時期には一般開放をしています。その手間暇かけた散策路と環境保全には頭がさがる思いです。 広大な牧草地も広がり、その土地面積は36町歩!!! 今夜の野外泊はこの草原の台地の上でした。

           

火星が大接近している時期であり、このテントの上にオレンジ色の火星がくっきりと観ることができました。 流れ星も観ることができました。 

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自由時間=深化の時間

2018-07-30 19:34:42 | プログラム 子ども

体験活動には「自由時間」という時間枠があります。 学校での体験学習では、学習活動の合間であり、さしたる意味はなく捉えられているようです。 自然学校の活動は、それぞれのプログラムに「やらされ感」を出さないようにしていますが、それでも「自由時間はいつあるの?」と聞いてくる子どももいます。

今、この時間 30日19:50は、夕食が終わり、構成的あるいは意図的なプログラムはしていないので、まさしく「自由時間」です。 一部の子どもたちは「みんなの部屋」と名付けられた共有スペースでボードゲームをしたり、囲碁盤を囲んだりしています。こんばんは宿題をしている子がいないなあ・・。 今の流行りは人生ゲームです。 トランプも流行ることがあります。 一方、スタッフを誘って体育館でボール遊びをしている子もいます。それこそ、自由参加でナイトウォークに近所の神社までスタッフと散歩にでかけた子もいます。

テレビも電子ゲームもIpadもなくても、人と人が居てコミュニティがうまれれば、今時の子どもたちも居場所を作って過ごせるものです。

自然学校ではこの時間を大切にしています。 

スタッフと子どもの親密性、信頼感が深まる時であり、子ども同士の中で起こっている人間関係もわかりやすく表れてくる時でもあります。 私たちは、この時間を表向きでは自由時間と呼んではいますが、実は狙いのある活動時間でもあるのです。この時間枠を「深化の時間」と称しています。

PS 精神科の先生から、スマホやゲーム依存症の子どもの療養に自然体験活動を活用したいという話があるのですが、依存性の子どもばかりの集団療養ではうまくゆかんだろうなあ・・とも思う・・・。

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3分間トーク

2018-07-30 19:19:17 | プログラム 子ども

体験村での食事は、基本は校舎食堂での給食体制です。 まりこさんをチーフに東京からもう数年来てくださっている おかばあを中心にしてネパール人のラディカ(高木家の嫁ですが)や今週は参加者のお母さんのかめさん(実は旧ねおすの指導者養成コースの一期生)もキッチンに入ってもらい、毎食50人以上の料理をしています。

校舎内での食事時には、スタッフによる3分間トークがあります。 自分のことやプログラムにためになるようなことを話をするのです。 この世界の仕事を目指す人にとっては人前に立って話をする訓練機会となりますし、ボランティアにとtっては子どもばかりではなく、スタッフへの自己開示の機会ともなり、お互いの親密性を高める効果も期待しています。

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長期村三日目 ニセコ チセヌプリ登山

2018-07-30 07:50:26 | プログラム 子ども

7月29日

この1週間目は、「ぶな森もりだくさんコース」と銘打っています。海に続いては「山」です。 全員が無理なく登頂可能な山として、自然学校から車で1時間ちょっとで登山口に到着できるニセコ連峯の一座、ニセコチセヌプリ・1134mを目指しました。 登山口は標高830mほどなので、標高差は300mほど、大人で山登りに慣れている人であれば1時間ほどで登れてしまう山ですが、登山路に大岩もあり高度感もある箇所もあります。青空ものぞくていどの雲が多い日中ですが、風が強い。 帽子を飛ばしてしまった子や、高度恐怖で足がすくんでしまったボランティアもいましたが、子どもたちは全員が無事登頂しました。

かくあるアタシは、昨年の事故以来、カラダのバランスがくるちゃったのか、呼吸が浅くなってしまったせいか、都会の平地を歩くのも随分遅くなってしまい、呼吸(たぶん横隔膜の動き、話すのもかすれていたが)は戻ったもののやはり歩くのは遅い・・・。 とりあえず最後尾で登山口をスタートしたものの、すぐにグングンと先行から離されてしまうので、2,300mも歩かないうちに(これじゃあ、みんなに迷惑をかけかねない)とリタイアして、麓でひとり遊んで待機しておりました・・・。

 

 

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長期村二日目

2018-07-30 07:49:32 | プログラム 子ども

 長期村二日目

西日本ではいつもとは違って東から逆走してくる台風に大荒れの予想がありますが、ここ北海道黒松内は申し訳ないほどの好天候です。気温も30度ほどで木陰は涼しい・・、絶好の夏休みスタートです。このまま良いお天気が続くといいですなあ。 さて、二日目は、一気にみんなのテンションをあげるためにも、日本海寿都湾の浜中へ。砂浜です。 みんなで動けるゲーム遊びをしたあとは、海へザブン。 新品の直輸入ダッキーボードも初浸水しました。

夜・・、若干一名、ホームシックで゚゚シクシクしていますが、みんな好調です。

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朝のお仕事

2018-07-28 07:45:45 | 日記

起床というか、「起きてもいい時間は6時半」です。それまでは寝床でカラダを休めることにしています。 普通の一般募集の2泊3日程度のキャンプですと、いつまでたっても夜は寝ないし、朝は早くから起き出して飛びまわることが多いのですが、長期キャンプとなると日中は身体を動かして活動し、ごはんも食が細い子であっても徐々に食べるようになり、夜9時にはすぐに寝入って朝もほっておくと8時くらいまで寝てしまいます。

長期村ではプログラムの日程によってことなりすが、8時から8時半くらいが朝食時間となります。 

その前に7時過ぎから「朝のお仕事」という活動があります。生活班が分かれて、動物のお世話(鶏集団のコケッツの餌やり、黒犬グラッチェの散歩・・・これにアタシを起こすというのも時に加わります)、薪割り、畑の水遣り、環境整備(そうじなど)を手分けして行っています。

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長期村開村

2018-07-27 20:41:26 | プログラム 子ども

第19回なのか、第21回目なのかはっきりしないのですが、2018年度の長期子ども体験村が7月27日に開村しました。ボランティア勢は1週間前から集結していて合宿は始まっていたのですが、今日から子どもたちがきて、子ども26人+しゅうとスタッフ29人+北斗、ラディカの大所帯の合宿生活が本格スタートしました。

このロングキャンプは当初は、国の補助事業でもあり全国各地で「子ども長期自然体験村」と称されて開催されていましたが、国の補助がなくなり、今でも3週間以上の宿泊体験活動(ロングキャンプ)を開催し続けている場所は全国でも数えるほどしかありません。国の補助もなくなったので自然体験村という固定事業名をつける必要もなくなり、私たちは、自然体験+生活体験を重視しているので、あえて、「自然」を外して、ここ10年ばかりは、「子ども長期体験村」と自称しています。

キャンプといっても毎日テント生活をするわけではありません。基本、旧小学校の教室を宿泊室に改装した部屋(フローリングの大部屋)での合宿です。期間中はプログラムとして数泊は野外キャンプをします。 この長い期間の子どもばかりではなく、同数以上の大人との合宿生活を体験すること自体が子どもも若いスタッフ達にとっても非日常的な大きなチャレンジです。

さあ、今年はどんなドラマが起きるでしょうか。 アタシ自身も8月の末までチャレンジでもあります。

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長期村明日からスタート

2018-07-26 10:49:03 | プログラム 子ども

18年度の子ども長期体験村がいよいよ明日からスタートします。 長期ボランティアスタッフはすでに1週間ほど前から対座して準備やトレーニングをしていますので、合計1ヶ月を越える長丁場の活動が始まっています。

本年度のチーフディレクターは 熊手若葉さん(くまちゃん)3年目にしての大役ですが、彼女もめっきりと成長してきましたし、周りを固めるディレクター陣は経験豊富なので、私としては安心をしています。スタッフ総勢は20名を超えます。

全体統括責任者(コーディネイター) 高木晴光・Jett Takagy Garuda13世

事業進行責任者(チーフディレクター)熊手若葉・くまちゃん

ディレクターアドバイサー  久恒和博・ぼーぼー、 巽創・MJたつみ、 富田啓太・ちゅんさん

ディレクター陣  大類幸子・ちこ、呉立涵・りーはん

AD        劉利芸・ぺこ

装備       上田桂・ぺんちゃん

キッチン     高木真理子・きっちんマリコ、 岡本さん・おかばあ

カウンセラー   台湾・・とろ、ひろ、ウェンディ、リス、グーグル、ジャスティン

         日本・・ かける、しゅう、かいせい、わかば、わたなべ、あや

         てんか@中国、アレックス@イギリス、ターニャ@ロシア、パウ@メキシコ、マリコ@ドイツ

 

  

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断捨離

2018-07-23 09:10:35 | HARU語録

覚書・・断捨離とは・・・、

ヨガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を組み合わせた言葉で、物への執着から離れ、自分自身で作り出している重荷からの開放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的です。

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NPOサポートセンター理事合宿

2018-07-21 19:38:58 | 日記

北海道NPOサポートセンターが設立されて早や20年。 設立期のリーダー達があいついで第一線から退かれて、事務局をになっていた若手も加えた新しい理事会が結成されました。 これからのサポートセンターの役割は何なのだろうか?というテーマで、理事者ワークショップが一日ですが、合宿と銘打って開催されました。

NPOねおすと同時期にNPO登記をしたサポセンです。やはり20年というのは組織の在り方、仕組みが疲弊するという云い方では似合いませんが、世の中の流れに乗ってサポートされているかは検証が必要です。 3つのグループに分かれて話し合いがなされました。

NPOバンクというしくみも作りましたが、借り手が少なくなっているという現実もあります・・、なぜ・・・・??

発展的解散という手も ねおすと同様にあるかもしれません。 

グループごとにさらにワーキングを重ねて、夏の終わりに再度集まる予定です。

 

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