って・・言っては大袈裟ですが、ぶなの森自然学校は早いもので10年たちました。新年度からは11年目です。 なんとか、実績も認めて頂いたようで、勇退された前町長のイニシアティブで、使わしていただいている小学校の補修工事が雪が消えると始まります。
大工事は、屋根の張替と体育館の窓枠の交換です。他にも食堂の防火対策やトイレの洋式化や浄化槽工事も盛り込まれています。 雨洩りもし、窓が落ちそうに腐食していたので、このままでは、事業自体があと数年かななんて、実は、悲観もしていたのですが・・、ほっとしています。
でも、国のお金(税金)をかけて補修して頂くということは、これからも使ってゆくのための措置なのですから、私たちも 運営継続に努力邁進しなければなりません。責任を感じます。
外構部は、手間をかけて少しずつ、私たちの手で変えてゆきたいものだと思っています。
そこで、本年度続けてきた、田舎の自然学校スタッフ養成講座の最終会は、校庭にどんな仕掛けがあれば、子ども達にとって楽しい空間になるだろう、と皆で考えることにしました。今テーマにしている、「非構成的プログラム空間づくり」です。
山村留学生の子ども達も参加し、子どもの視点も入れました。ボランティアのおじさんやお兄さんたち、障がい者をサポートしているNPOのスタッフ、畑作りの師匠である地元の農家の方、夜には学校の先生にも参加して頂いただいて、いろいろとアイディア出しをしています。
やんちゃっ子農園、動物達の小屋、計画中のロッジの位置、小道やハンディのある子ども達が小川へどのように降りられるようにしたらいいか、テラスがあってもいいね、石窯の周りをどうするか・・・いろいろと考えています。
春からコツコツと フィールドを変化させてゆきたいと思ってます。
いえ・・、
変えてゆきます。