高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

決算、決算、予算

2018-05-28 09:01:55 | 日記

29日は 黒松内ぶなの森自然学校運営協議会とNPOくろす野外計画社の総会です。そのための決算、決算数字と予算、予算数字にとっくんでいます。 2つの団体は表裏一体関係にあります。  まあ、なんとか黒字決算はできたものの、新年度予算はなかなか厳しいものがあります。

2017年度末はまだまだつづいておりまするぅぅ・・・。 総会が終われば、今度は法務局や北海道へ提出する書類づくりがあるのです・・・。 小さな規模の活動はNPO化しないほうがいい、事務作業が増えますよと他にはアドバイスしておきながら、本人が作ってしまったので、事務処理に終われておりまする。

社会保障にも手続きが完了していないものがあり、わかる人がやればなんでもないことなのでしょうが、制度をちゃんと理解していないので、ことがおこるごとに四苦八苦しています・・・。

 

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運動会

2018-05-27 16:59:39 | 日記

まごのそらくんが倶知安町の小学校にあがり、今年からは我が家に下宿する山村留学生もいないので、倶知安東小の運動会を観戦しにゆきました。 ひとクラスが25人くらいいる6学年、合計150人ほどの規模です。昨年までは地元、黒松内町の小規模学校、中学校と合わせて全校が10人前後の運動会が黒松内移住以来だったので、都会並の大きな運動会と感じてしまいます。 児童も保護者も参加種目が少ないので、なんだか間延びしてしまいます。 地元の頃は、席を温める暇もないくらいに児童も地域の人も参加できる種目がありました。

お天気は、暑くもなく、ちょっと肌寒い時にあるような絶好の運動会日和で、羊蹄山が見下ろしておりました。

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作開元気いちば

2018-05-27 11:14:32 | いろいろシゴト

雪が消え、今年第1回目の元気いちばを開催しました。

自然学校のある地域を作開(さっかい)といいます。 青空マーケットなのですが、事実上、地域のお年寄りの青空喫茶となっています。みなさん、楽しみにしてくださっているので、秋まで毎月1回開催をしています。 お年寄りが作った野菜やフリーマーケットも出店されることがありますが、2時間ばかり、テントのしたでお茶を飲んで過ごしています。 福祉サービスでで週に1回くらいは顔を合わせる人もいますが、恒常的に通っているわけではないので、お年寄り達は近くに住んでいても、実は顔を合わせる機会がとても少ないのです。  元気いちばは、お互いの元気をたしかめあうような場にもなっています。

 

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imagine

2018-05-26 13:16:53 | 国際交流

今回の地球市民村のテーマは imagineでした。

開会の講演で韓国のキム先生が上手に導入してくれましたが、閉会でここへ全体が立ち返れたかなあ・・と帰国して振り返っています。 まあ、こうして改めて振り返ればいいのか・・、「平和を創ろう  We are we, We are one」ね。

あらためて、ビートルズのメッセージを聴こう

Imagine there's no heaven
It's easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people living for today

想像してごらん 天国のない世界を
やってごらん 簡単なことさ
僕らの足元に地獄はなく
上にあるのは青空だけ
想像してごらん 今日という日のために生きているみんなを

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace

想像してごらん 国境のない世界を
難しいことじゃないさ
殺すことも死ぬ理由もない
宗教も存在しない
想像してごらん 平和の中で生きているみんなを

You, you may say 
I'm a dreamer, but I'm not the only one
I hope some day you'll join us
And the world will be as one



君は言うかもしれない
僕をドリーマーだと でもそれは僕だけじゃない
いつか、君も仲間になってくれるといいな
そして世界は一つになって生きていくんだ

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people sharing all the world

想像してごらん 何も所有していない世界を
やってごらん 君にもできるかもしれない
欲望も飢えも必要なく
人はみんな兄弟なんだ
想像してごらん 世界を分かち合っているみんなを

You, you may say 
I'm a dreamer, but I'm not the only one
I hope some day you'll join us
And the world will be as one

君は言うかもしれない
僕をドリーマーだと でもそれは僕だけじゃない
いつか、君も仲間になってくれるといいな
そして世界は一つになって生きていくんだ


...fin

 

 
 
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出会い

2018-05-23 20:40:36 | 国際交流

今回の中国旅でもたくさんの良い出会いがもらえました。

後半の三生谷生態村は初めは遠いしどうしようかと迷いもありましたが、「お天道様がお導きくださった」とおもえるほどに適度に良い刺激を頂きました。エコビレッジを創ってゆくには、理念と共に膨大な時間と努力が必要と思うとアタシにはもう時間がないなあ・・とも感じてしまうが、 帰ってきて、カミさんやここで生きているスタッフと夕食を囲むと、「あ~、ここが俺の居場所で、ここもコミュニティなんだ」とつくづくと感じた。 やりかた、やっていることは違うけれど、三生谷生態村とは同じ方向を向いており、同じような範疇の仕事をしている。

自然学校とエコビレッジに違いや区別をつける必要はないけれど・・・・、生活と暮らしというキーワードからみると・・・

自然学校は 生活>暮らし であるが、エコビレッジは 暮らし>生活 のような感じがしてきたな・・・。

そして、この方、韓国のカンガーさん、旅行学校というフリースクールをシゴトとしている。中学生くらいから高校生くらいの不登校になっている子どもたちと世界中を旅しながら1年間プログラムで旅行暮らしているという、毎年25人を募集していて、教科教師も複数同行する長期プログラムだ。凄いね!!! こうなると旅>生活>暮らし みたいに物理的にもうひとつの要素が入ってくるけれど、毎日多少の苦難を乗り越えつつ生きているのはおんなじね。 参加費は旅費を除いて月間、米ドル1000かかるという。 猛烈なパワーをいただいた・・・。 ぜひとも、黒松内の御利用もとアッピールしておいた。

 

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三生谷エコビレッジ

2018-05-22 20:12:44 | 国際交流

東アジア地球市民村の参加を目的に訪中していますが、その後に行われるオプションツアーがまた楽しみでもあります。これまでのオプションツアーは大理やお茶の産地の武い山などで事前に少しは想像できた場所でしたが、上海からけっこう時間がかかるというエコビレッジ見学だったので、どうしようかなあとちょっと考えましたが、参加して良かったです。 何事もトライアル、出会いはあるものです。

韓国人のキム先生、旅行学校という1年かかりの海外旅行という形態のなんとフリースクールを経営しているカンガーさん、日本人のりゅうさん、ゆりさん、韓国在住ののりちゃん、そして、半場強引に同行させたりーはん、中国人の劉さん(夏休みにビザがとれたら黒松内研修を希望)等と新幹線に乗って杭州東駅へ90分、そこからまたレンタカーで2時間以上かけて 人口600人(記録違いかも 190戸600人いたが、現在は40戸という説明だったかも・・・)のシューリン村という山村へ到達。 真っ暗だったので周辺状況はわかりませんでしたが、かなりの山奥・・・。

5月22日 高い山はないが、典型的な中山間集落でした。 ここへ移住して来た人々、子どもも含めて40人(30人?)ほどで、三生谷生態村というコミュニティを創って暮らしている人々に会いました。

午前中は代表の海潮さんからエコビレッジの紹介を車座になって受けました。

三生とは、 生態、生活、生産の3つの生を表している

Social,Culture,Economy,Ecologyがキーワードの生活を作っているが、まだまだその過程にある。 小中学生のためにフリースクールもあり、その先生方も都市から4人だか7人だったか移住してきている、代表は医学部卒で元製薬会社勤めの方、長期滞在するゲストが毎年70人くらいいる、農業文化がのこる中国の農村を大切にしたい、儒教や道教の教えを大切にしている、60日の体験プログラムがあるが、エコビレッジ開設の1ヶ月カリキュラムを杭州で今年開催する予定(たぶん有料)、収入の利益配分(本人30%、コミュニティの食材・生活資材へ30%、次の投資へ30%, 10%を予備費と考え運営)、心を開き多様性の受け入れ

とはいえ、まだまだ元々の地元住民とはうまく行ってはいないし、コミュニティメンバーが増えるとその間の意見の相違やトラブルもあるので、今後メンバーは増やしてゆきたいが、いろいろと途上である、とのことでした。

40代かな、赤ちゃんから5人の子育て中のお父さんでもあった・・。 エコビレッジの国際ネットワークのGENにも所属している。こんな人々が世界中にいるんだろうなあ・・・。

おおいに刺激を受けた晴爺さんであった・・・・。

 

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山今ト村にて

2018-05-20 13:37:15 | 国際交流

5月19日

上海中心市街地からバスで郊外へ夕方に移動。以前も開催地であった 山今ト村(山かんむりに今、ト cen pu村)へ移動。チャーターバスで2時間近くかかる農村地域。 生態村(エコビレッジ)として国からも補助がある農村地域振興地区。大きな沼がありいたるところに水路がある美しい村で、移住者も多く、ゲストハウスもあり、日本でいうところのグリーンツーリズムも進んでいる場所です。 前にも泊まったことがあるゲストハウスに夜9時頃に到着。

5月20日

私の事例発表をやめようかなあとちょっと逡巡(データーがなかった)が、りーはんがインターネットを駆使してクラウドに保存してあった中国語訳の黒松内ぶなの森自然学校のデーターをゲットしたので、実施することにした。であっても発表内容を当日決めて、中国版のLineである Wechatをつかって分宿している参加者に、その当日朝に広報伝達するという(他の分科会も同様・・・)というちょっと乱暴な進行方法なので、果たして参加者が集まってくれるか、心配でしたが、15名ほどが参集ましてくれた。 我が自然学校で研修、職員として実体験しているりーはんが、中国語で紹介してくれるので心強い以上の訴求力があります。 私は、KP(紙芝居プレゼン)法で自然学校の運営理念などを紹介。 まずまずの反響で役目は果たせたかな。

 

夜は、日本の三鷹チームの大友さんバンドや地元の農家の人によるライブ。 音楽はこの市民村にはかかせない交流ツールとなっています。

大友さんは私よりお兄さんなのですが、本業は有機野菜など健康によいものを販売している商店主ですが、昭和のシンガーソングライターです。 その歌声は魂を震わせるね。 おもわず、日本語で

日本のジジイの鏡ぃ~~!!、 西城秀樹は死んでも大友は死なねえぞぉ!!」と中国人にはわからないヤジ声援をとばしましたがな。

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第5回東アジア地球市民村開会 テーマはimagine

2018-05-19 06:45:56 | 国際交流

5月19日

上海市内の会場で第一日目、開会。 今日明日は、ここで基調講演や事例発表を行いました。 三重県の赤目の森の同輩、井伊野さんが参加しており、中国で彼の活動の5Wがわかったなあ。 赤目の事例と黒松内の事例をまずは発表してから 国際ワークキャンプのNICEの活動の順番で発表しようと考えていたのですが、事前の調整ができずに、行ったらすでに私以外の発表が決まっていたので、ちょっと手持ち無沙汰感もありました・・・。 かなりラフなすケージュールだけがあり、流れはその場でに近い感覚で進んでゆくので、それに慣れるのがまず先ね・・・。

基調となる韓国のキム先生のお話は書き留めておくような言葉が複数ありました。

教えない教育、Ientetyを育む教育、自分が東アジア人のモデルとなる この暮らし方にはImagineが必要である。

西洋人の直線的思考ではなく、アジア人の循環的思考へ  空いているスペースを創ることが大事 自分の生活を遊びのように

ビートルズのimagineの歌詞を もう一度、しっかりと吟味したいと思いました。

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東アジア地球市民村開催。

2018-05-18 06:41:22 | 国際交流

トライアルの開催から毎年開催を続けて5回目になるのだろうか・・・。日本に事務所を置くNGO日中市民ネットワークが開催事務局となっている東アジア地球市民村に今年も参加しました。トライアル会は上海で。翌年とその次も上海。昨年は日本の藤野で開催、中国の一般の方々が参加しにくいので、今年は、再び上海開催となりました。 日本から10名ほど、韓国から10名ほど、台湾から数名? あとは中国大陸人で合計100名以上が参加しました。

imageがテーマ、環境、自然、平和、教育などに関わる市民活動家の集会です。共産党国家主導の国ではありますが、日本で一般的に思われている以上に海外との交流は盛んです。そして、急速に都市化が進む巨大国家においては、農山村地域の過疎化・疲弊、少子高齢化はこれから日本以上に深刻化します。日本と同様な社会問題が顕在化しています。 私たちが暮らしやすい世界を創ろう、そのために想像しようが大きなテーマの情報交換の集会です。 初回の頃は公安印のパトカーも会場に来ていましたが、今はありません。

初日の宿は上海の高層ビルに囲まれた一角にある古民家というか、富豪が住んでいた低宅を改装したゲストハウスでなかなか居心地の良い空間でした。 上海空港で、台湾から移動してきたりーはんの出迎えを受けて、東京のラッシュ並みの地下鉄の混雑を経験してたどり着きました。 日本組みは分宿予定でしたが、なんどももう1軒は暑くて蚊が多いとかでこちらにほぼ全員集合となりました。 

杭州大地之野自然学校の代表まんごーさんが訪ねてくれて、私と同様に同校の顧問をしている上海在住の建築家の台湾人先生と一緒に歓迎夕食会にご招待してくださいました。

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タケノコ採りへの警告

2018-05-15 17:05:42 | 日記

遂にタケノコのシーズン到来。

北海道のタケノコは本州の大きなタケノコと違って、根曲がり竹という直径が太くても2cm強、長さが15-20cm位のものです。成長すると背丈は2,3mとなり密生して生えています。名前の通りに根本が曲がっているのでその竹林というか密林のようになっているので、それらをかき分けてタケノコを探します。 なので、方向感覚がなくなり、毎年あちらこちらで行方不明が出て、雨でも降るようであればその寒さで遭難死も報道されます。 

当地も根曲がり竹の産地があり、早朝ともなると林道に車が列をなして駐車されるくらいに盛況です。なので毎年遭難騒ぎがありました。  救助隊員に話を聞くと、当然に採ったタケノコは放棄させられるので、隠れて出てこないという輩がいたり、得物を一緒にヘリに釣り上げてくれと頼む人もいたとか、こっけいな話が出てきます。 ところが、ヘリコプターでの捜索に実費費用がかかることになり、その遭難事件は激減しました。

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