東アジア地球市民村の参加を目的に訪中していますが、その後に行われるオプションツアーがまた楽しみでもあります。これまでのオプションツアーは大理やお茶の産地の武い山などで事前に少しは想像できた場所でしたが、上海からけっこう時間がかかるというエコビレッジ見学だったので、どうしようかなあとちょっと考えましたが、参加して良かったです。 何事もトライアル、出会いはあるものです。
韓国人のキム先生、旅行学校という1年かかりの海外旅行という形態のなんとフリースクールを経営しているカンガーさん、日本人のりゅうさん、ゆりさん、韓国在住ののりちゃん、そして、半場強引に同行させたりーはん、中国人の劉さん(夏休みにビザがとれたら黒松内研修を希望)等と新幹線に乗って杭州東駅へ90分、そこからまたレンタカーで2時間以上かけて 人口600人(記録違いかも 190戸600人いたが、現在は40戸という説明だったかも・・・)のシューリン村という山村へ到達。 真っ暗だったので周辺状況はわかりませんでしたが、かなりの山奥・・・。
5月22日 高い山はないが、典型的な中山間集落でした。 ここへ移住して来た人々、子どもも含めて40人(30人?)ほどで、三生谷生態村というコミュニティを創って暮らしている人々に会いました。
午前中は代表の海潮さんからエコビレッジの紹介を車座になって受けました。
三生とは、 生態、生活、生産の3つの生を表している
Social,Culture,Economy,Ecologyがキーワードの生活を作っているが、まだまだその過程にある。 小中学生のためにフリースクールもあり、その先生方も都市から4人だか7人だったか移住してきている、代表は医学部卒で元製薬会社勤めの方、長期滞在するゲストが毎年70人くらいいる、農業文化がのこる中国の農村を大切にしたい、儒教や道教の教えを大切にしている、60日の体験プログラムがあるが、エコビレッジ開設の1ヶ月カリキュラムを杭州で今年開催する予定(たぶん有料)、収入の利益配分(本人30%、コミュニティの食材・生活資材へ30%、次の投資へ30%, 10%を予備費と考え運営)、心を開き多様性の受け入れ
とはいえ、まだまだ元々の地元住民とはうまく行ってはいないし、コミュニティメンバーが増えるとその間の意見の相違やトラブルもあるので、今後メンバーは増やしてゆきたいが、いろいろと途上である、とのことでした。
40代かな、赤ちゃんから5人の子育て中のお父さんでもあった・・。 エコビレッジの国際ネットワークのGENにも所属している。こんな人々が世界中にいるんだろうなあ・・・。
おおいに刺激を受けた晴爺さんであった・・・・。