高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

自粛

2020-04-26 17:29:33 | 日記

当自然学校へも黒松内町から受け入れ自粛要請が来て、一日ひとくみ様キャンプ受け入れしていたのですが中止。当然ですが、町内の公的交流施設、道の駅、温泉、図書館なども閉鎖されました。 世の中全体自粛ムードですが、パチンコ屋や大都市の商店街は出があるようですね・・。 ここは、しばらく静かにおうちにいるしかないでしょうな。 TVをつければコロナニュースばかりで、さすがのアタシも気が滅入ってしまうので、そういうのは、社会の様子を知るのに一日一回くらいにしております。

やれ外出禁止、やれ消毒、消毒と言われると・・・、そのストレスに神経をすり減らしてしまう人々が出てくることが心配です。大都会の高層マンション住宅地でひきこもりを強いらされる都会の人々はたいへんだなあ・・・。また、たまに買い物で外にでれば あちこちで消毒させられて、そんなに消毒していると、もともとのあるべき常在菌も殺していってしまうんではないかとも心配しております。

幸いにして、我が家の周りは広々としている田舎なので、気晴らしの散歩やらはできるので、徐々に春になりゆくさまを楽しむようにしています。  にしても、がらんとしている校舎はにひとりいると やっぱり寂しいね。

コロナウィルス対策は、人と人との接触を断つ衛生が求められているので、人の社会の分断を進めかねない・・・。 そういった中で、SNSやらのインターネット社会は少なからずともその分断をつなぐ役目はあるなあ・・と、机周りを整理していて、ひさしぶりに目にする名刺のお名前やお便りに対して、「どうしています・・?」なんてなんでもないことを書いたりして、つながりづくりにも努めております。 

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晴耕雨読

2020-04-25 16:52:06 | 日記
日差しもさしているので、よっしゃ、畑仕事をするかと意気込んだのでしたが、小雨が降り出した、今日の午前・・、即座に気持ちが萎えてしまった・・・。
 
ここのところ、芥川龍之介やら川端康成などの純文学を読んでいます。作家名や小説名は知っていても実はちゃんと読んだことがない小説。長編は読みきれるかどうか不安なので、短編なものを。 川端先生の超短編小説群「掌小説」は、4,5ページのものがありますが、エッセイではなくてちゃんと物語がある小説です。 その描写は、目に浮かぶように細やかで、それは景色だけでなく、登場人物の心の動きを表すちょっとした動作も繊細に描かれていて感動します。 こういう純文学を青年期にしっかりと読んでいなかったことが悔やまれますが・・・、小さな心の動きや機微を味わえるのは歳をとったせいもあるかもしれませんね・・。

一方、我が人生の途中途中で多大な影響をもらった実用書というか、実践的解説書みたいな本も本棚から引っ張り出してきました。 自分がやってきたこと、考えていること、やろうとしていることに対して、その度に「間違っていない」と確認したり、大いに刺激をうけてきた本です。 今更読み返したところでビジネス的に役には直接役にはたたないでしょうが・・、ここは修身書のようなつもりで、読み返したいものです。 座右の本・バイブル的な存在は何冊かあるのですが(上記写真)、覚醒のネットワーク(上田知行さん著?)が行方不明・・・。
 
また、長編小説の名作が多い司馬遼太郎さんの、「街道をゆく」シリーズは、50巻以上あるのかな・・、恥ずかしながら、実はこれも小説かと勘違いしていたのですが、たいへんにボリュームのある紀行記(なんだろうか?)なのですね・。その実地巡検からの博識を披露された内容にも感動しながら読んでいます。 それも、台湾からの興味で、台湾紀行から読み始めたのですが、知らなかったことが、ほぉーそうだんだんだあと書かれていて、とても楽しめます。 これは国内編も読もうと思っております。 次はまずは北海道編だな。
 
コロナウィルス影響や新年度体制により、時間ができているアタシです。 身体を動かすことがとても少なくなっていてこれじゃあいかんとは思っているので、気持ちに気合を入れて、晴れていれば外作業をしようとはしております。自然学校には畑があるのですが、毎年、いろいろ植えることは植えるが、ほとんどの年はその後の管理ができなくて、キッチンにちゃんと供給がされないで終わってしまうことが多いのです。 私の領地分ももらったので、ちゃんとやってみよう!! 
 午後に雨はあがったので、今日は、残飯堆肥場を掘り起こして、堆肥を運んで、反転耕起することにしました。 意外や黒土堆肥化している土は少なくて・・、ねこ車で20mほど先の領地にたった4往復しただけで、力尽きてしまった・・、コリャあダメだ!! 運動不足も顕著なり。
 
晴耕雨読で暮らしたし。
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実は花盛り

2020-04-24 16:47:49 | 日記

桜前線が2,3日前に北海道に上陸し、松前町の指標樹木のソメイヨシノが開花したとニュースがありました。徐々に道内を北上しますが、(何度か書いているように)黒松内の谷間は冷涼なので前線が上空通過し、札幌の開花期と同じ頃、GWの後半頃に開花します。 以前、震災支援で東北に通っていた頃に、岩手県遠野と札幌の年間の気温推移が同じだと札幌気象台の方がデーターを持って来てくれたことがありましたが・・、すると・?? あれ、桜の開花の国内推移が・・、わかりにくし・・・。

冬の雪が少なくて雪解けは早かったのですが、カタクリの群生地はまだまだ開花まで時間がかかりそうです。わかりにくい季節感だなあ・・、今年は。

一方では、樹木の開花はそう変化がないようで、まだ冷たさが残る肌にまとわりつくような大気の中でも、近くのカツラの樹はいつもどおりにこの時期に咲いていました。ひとつひとつは、とても小さな花なのですが、枝にまぶしたような赤い玉が連なっている花なので、遠くからもよく目立ちます。(最近はまっている川端康成風に描写しようとしたが無理ね・・・)

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ZOOM会議

2020-04-23 14:47:34 | 日記

ひとときはSkypでウエッブ会議が行われていましたが、ZOOMの方が多人数が参加できるのか、安定した回線だからなのか、最近はZOOMばやりですね。 コロナウィルス影響もあり一同に会することが避けられているので、ここのところZoomばやりですね。 もう一件増えた・・。パソコンの画面の上に貼り付けている開催予定メモは5月までで六件にもなりました。いつもパソコン前に座っているわけではないので、忘れてしまうこともしばしあります。

最初に使った時は、どこか照れくさくてぎくしゃくもしていましたが、最近ではスッカリとなれました。 これもテレワークなんでしょうかね。 わざわざ出かけなくて旅費経費もかからず、慣れれば、これで十分だね。

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タケノコ

2020-04-23 11:03:49 | 日記

この時期になると春の恵み、タケノコ砲弾が飛んできます。

北海道でタケノコというと、太さ2-3cmの根曲がり竹の出はじめ、長さ15cmくらいのものなのです。本州ではオデンの具になっていることがあるかなあ。 皮をつけたまま焼いてから剥いて食べると美味です。 しかし、私は本州育ちなので、この頃には大きな筍が食べたくなります。 ありがたいことに知り合いが送ってくれるので、とても楽しみです。

子どもの頃の家の小さな庭に父親が芝生を植えたのですが、せっかく綺麗な芝になったのに、向かいの家の敷地にある竹が元の筍が出てくるのを怒っていたのを思い出します。結局、掘り起こしてうちで食べたけどね。あと、モグラにも怒っていたなあ・・。ちなみに、北海道にはモグラもいません。 トガリネズミというモグラの仲間はいますが、細っこい小さなネズミみたいなやつです。

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徒然に……。

2020-04-22 15:48:38 | 日記

霙が降った・・、また、寒くなってしまったなあ・・。

◆年金記念日

年金記録が消えたり、年金事務所に相談に行ったりとすったもんだとしていた私の年金ですが・・、4月15日に初の年金が振り込まれましたあ。 ついに、私も年金生活者の仲間入りとなりました。 確定通知が4月上旬に来ていたのですが、それまで、受給資格(停止)喪失みたいなはがきも来たりしていて、ホントに振込まれるのかと危ぶんでいたのです。ところが、65歳前に申請すれば受給された(年金支給年齢が繰り下がった調整みたいなものとアタシは理解していた)ものが、資格喪失されたと思っていたのですが、 その分が実は一部上乗せされたんだろうか、予想していたよりも多い?? まっ、何よりこれからは年金生活だ・・。

◆初給与

一方、私は四月から 代表の肩書きと責任はそのままながら、立ち位置としては顧問となりますので、御給与がかなりの減額の謝金程度になりました・・・。そして、今日は初給与日でもありました。経理のTMT君より給与袋を貰うようになるとは想像していなかったなあ。 で、社会保障はそれでも天引きがあるのですが、その負担率の高さにびっくり!!手取り額はサラリーマンのおこずかいより少ないよなあ・・・。 

◆川端康成

先日、道東からの帰りがけ、車の中でラジオを聴いていて、川端康成さんの「掌(手のひら)小説」というものがあるのを知りました。 短編よりももっと短い小説で、一編が,2、3ページしかないものを100位も書いているのだそうです。ラジオではその中の「雨傘」という小説を紹介していました。 ちょっと気になったので、黒松内の図書館で探しましたが、その掌小説集はありませんでしたが、アルバイト勤務しているうちのチコちゃんが司書のように、少年少女日本文学選集の中にあるのを発見して借りてきてくれました。単行本版のページ大で、本当に4ページほどの超短編なのですが、コラムではない、物語がある小説なのです。  高校生くらいの男の子と女の子が接近して淡い恋心に発展するさまを、その動作や振る舞いから、まことに上手に(そう、情景画を観るように)描いているのです。 感動しました。 文章というものは、こうやって書くと心を揺さぶるのだなあと感嘆!! ノーベル賞作家とはこういうことなんだなあ・・。と、凡人のアタシは陳腐な感想しか書けませんが・・・。

 

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自粛要請だ、ガォー

2020-04-21 12:48:09 | 日記

◆自粛要請

ついに、黒松内町でも自粛要請が町から出されました。 当黒松内ぶなの森自然学校は、旧小学校校舎を借りており、地域の生涯学習センター(コミュニティセンター)の役割を果たしており、町外のみならず町内住民の出入りも止めるようにとのお達しです(職員の利用はOK)。 GWをすべて含めて、当面5月6日まで、事実上の休業となりました・・・。 自然体験の業界団体(JEEF日本環境教育フォーラム、JON日本アウトドアネットワーク、JEC日本エコツーリズムセンター)やらでも現状状況集めやアンケートがなされており、すでに5月予想で10億円くらいのキャンセルと受けているという統計を出しました。観光業全体に比べれば小さい数字でしょうが、ガイド業や自然学校は事業規模が小さい自営業のようなところばかりですから、飲食業界同様にまさに死活問題となっています。 私たちも海外からの大きな研修ツアーなどが中止となり、主催事業の開催もままならぬので、惨憺たる数字をもって、けづるのは人件費というような新年度予算を作らねばなりません。

しかし、そこはローカルに生きる私達ですので、食住は安定供給、地域行政からの委託事業もあるので、あるだけの収入数字でなんとか、低空飛行でやりくり生き延びるしかありませぬ・・・。  コロナウィルスは過密都市で爆発的感染がすすんでいるのは世界中いたるところです。  今日、伊豆半島の観光施設業者が連名で「伊豆は各施設が休業しているので伊豆に来ないで!」宣言を出したのを知りました。すごい英断ですね。 これは、過疎地域に住んでいる私達は、ウィルスさえ都会から持ち込まれなければ、生き延びられるという自信の裏返しででもあります。

阪神淡路大震災後は、NPO元年とも言われ、市民活動が大きな流れを生み出しました。またそのちょっと前のバブル経済の崩壊は(私もその真っ只中にいた・・)、その後明らかに社会の風向きが経済一辺倒から変わり、私たちのような自然体験を仕事とするような職業が生まれましたが、3.11は残念ながら大きな社会変革がその後現れたような感じがありません。コロナは全国民、全人類に危機感をもたらせているので、これが収まれば、必ずやローカルの価値の見直しが起こると思うのです。

それまでは超低空飛行であっても、辛坊、辛坊・・。ガォー!! であります。

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パヨカカムイ エピル

2020-04-20 13:41:51 | 日記

緊急事態宣言が全国を対象に出されたのが16日の夕方だったでしょうか・・。 お誘いをうけていたパヨカカムイ(旅する病気のカミサマ)のアイヌの御祓いの儀式エピルも中止になるかなと思いましたが、弟子屈町からも中止要請はなく催行することのようなので、17日朝から一日かけて屈斜路湖へ移動することにしました。 弟子屈町にもリスペクトです。

高速道路を使えば黒松内IC-足寄ICまで一気に移動できるようになったのですが、距離もあり高速代も高いので下道移動を決めました。 せっかくなので、ひさびさに日勝峠を越えてみようと決断。 日勝峠は、大学を出て初就職をしたのが、農業機械の輸入商社だったものですから、大農業地の十勝への出張はしょっちゅうで、この峠をよく超えたものでした。まだ砂利道だった時代を知っているんだから、私も古くなったものだ・・・。 カーブをジャジャジャアと横滑りしながら降りたものだ・・。 十勝へはサホロ周りで高速道路が何年か前に開通しているのですが、通行料が高いためなのでしょう、物流の大型トラックは国道を通過しています。このご時世ですから乗用車はほとんど通っていません。トラックばかりが列をなすように通行していました。 改めてこの峠は物流の大動脈なんだと知りました。ちなみに 日勝(にっしょう)峠とは、日高と十勝の間の峠です。 北海道の峠名はこのように峠の両側地域の名称をそれぞれ一字ずつ取ったものが多いです。狩勝峠(石狩と十勝)、石北峠(石狩と北見)など。

会場は当所は弟子屈町役場前でした。 緊急事態宣言も出たのに会場を了解した役場に拍手です。 が、非公開型といえども街中で開催しては人が集まってしまうだろうということで、主催側のアト°イさんから直前に場所変更を申し出たのでした。 移動した会場は屈斜路湖の和琴半島近くの「鎮魂の森」。ここは彼の自所であり、毎年秋に、これも非公開型で「絶滅種鎮魂祭」を開催してきたそうで、大きな階段状の観客席と野外ステージを自作していました。 この鎮魂祭も保存会の方々が中心の非公開型だそうで・・、では観客席はなぜあるのか・・、ここには絶滅した生き物達の名前が席に書かれてあり、大多数が空席だとのこと・・・。  しかし、この秋開催は初公開したいと話していました。しかし、祭りを観に来るのではダメです。鎮魂の気持ちがある人だけとのことですが・・・。

こんかいの儀式は大地の上で執り行うことになりました。 アイヌ語での祝詞があげられたあとに、パヨカカムイ祓いの歌と踊りが一回7分x3回おこなわれました。 この「旅する病気のカミサマ=パヨカカムイ祓い」の義は、1918-1920のスペイン風邪流行の時(全世界で当時の人口の1/4 5億人が感染し、日本では40万人近くが死亡したと言われている)も祭事を行おうとしたが、日本政府はアイヌ同化政策の真っ最中でアイヌ風習どころか、アイヌ語すら話すことを禁止されていて、できなかったそうです。 ですからその前に行われた時がいつのことなのか正確な記録もありませんから、今回は100年ぶりな出来事なのです。 アイヌでありアイヌ研究家の故萱野茂さんや山本多助さんは、アト°イさんの師匠でもあり彼らから聞いたこと、また祖母から伝えられたことを元に今回は主宰されました。

唄は、アイヌ語に一部日本語も入れたもので、踊り手は、霊力の強いササ、アイヌ紋様が刺繍された布、刀、砥石、「ヤナギの棒,ミズキ(だったかな?)の枝で御祓いしながら自由に踊ります。 私は刀より霊力が強い砥石役でした。 ホントは柳の棒を打ち鳴らしながら動く役をやりたかったのですが、前夜のリハーサルでうまくなかったんでしょう、下ろされた。。。。

パヨカカムイと敵対するのはありません。「お静まりください、人間に悪さをしないで、天にお戻りください」と祈る精神です。 私もコロナウィルスも地球上に存在する(あえていうなら生存)権利を持っていて、これまで人と何事もなく共存していた(人工的という考えもありますが・・・)わけで、なにかが原因でそのタガが外れて人に悪さをしていると考えていました。(実際に中国の子どもたちにそういうメッセージビデオを送った)

アト°イは、言います。 コロナウィルスは、人類に気付いて欲しいメッセージを持ってきているのだと・・、そのメッセージを聴く儀式がエピルでもあるのだと・・。

パヨカカムイと向かい合う第一ステージは、カムイノミで御祓いをする。それでもダメなら 今回の第二ステージといえる、エピル儀式。それでもダメな場合の最終ステージは。アイヌはコタン(村)を捨てて移動したのだと言う。そして、数ヶ月立って、大雨が降ったあとに、再び元のコタンに戻ると 昔の長老達から話を聞いたそうだ。

現代社会は、昔に比べて緻密過密にヒトは世界のあちらこちらに蔓延ってしまった。自分の住む場所を捨てて、コミュニティ(地域も仕事も)集団では移動することはできない・・。 なんとしても、この第二ステージで蔓延を押さえ込む必要があるだろう・・。

今回の蔓延は世界中どこでも大都市から始まっています。人が過密しすぎている現代社会が問題なのだと思います。今や第三ステージのようにコタンを捨てて都市自体が移動することはできません。 しかし、アタシは思うのです。

パヨカカムイが私たちに伝えたいことは、もっと循環型の小集団を大切にしなさいということなんだと思うのです。大都市の小分化こそが必要だと。 幸いにして人類はインターネットという便利な手段を手に入れました。これは何も人が集中して都市を作らなくても仕事ができるようになってきたということです。 しかし、5Gなどまで使わんでもいいでしょう・・。5G自体が人が作り出すパヨカの元になっちまう、循環型生命体の地球にはいらんと思うのですなあ。

今回の祭事のようすは道東テレビのfacebookに動画アップされています。

https://www.youtube.com/watch?v=lrNBSpUNCG8&t=3s

 

 

 

 

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パヨカカムイ

2020-04-15 14:59:11 | 日記

これは行かなければ!!

アイヌ民族には、パヨカカムイ(旅する病気の神様)と向き合う精神世界があるそうです。コロナウィルスはまさしくこのパヨカカムイであり、今、地球上に存在するが人の手には追えない存在(カムイ)です。そのカムイに対して「人間に近づかないでください」「私たちに悪さをしないでください」とお祓いし祈る儀式(パヨカカムイエピル)を実施するそうで、これは通常のカムイノミ(神への祈り)では治まらないような時に開催されるものであり、過去には50年に1回、100年に1回しか開催されたことがないらしい。

この儀式を屈斜路コタンの尊敬するエカシ・アト°イが主宰して行うが来ないかいというお誘いが来ました。彼も祖母や先輩から聞き伝えられた儀式のようですが、アイヌモシリ(北海道)から全世界の人々の生命が守られることを願って、彼の一族であるアイヌ舞踏団モシリのメンバーも全身全霊を込めて踊るとメールをくれました。

衣装や催事用具も用意してくださるということなので、ちょっと遠いのですが、不要不急どころか、有事緊急ですから、当然に!!でかけて来ようと思います。

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変わらず春はやってくる。

2020-04-13 09:29:11 | 日記

◆春一番に明るく笑顔を花開くのはクロッカスです。 今年も世の中のコロナ騒動も関係なく変わらず咲きました。 ということは、えぞえんごさくやヤチブキなども校庭まわりには咲き始めたかなあ。 雪が少ない冬でしたので、カタクリの群落地は咲き始めているかなと思いきや、その台地に登る林道が残雪で車でゆけなかった・・。毎年時期を逃してしまうコゴミの群落地への行ってみたが、落ち葉を払っても芽すら確認できなかった・・・。 なんだかわかりにくい春です・・・。

◆自然学校は簡易宿泊業の許可がある施設です。 昨今のコロナ影響で、お泊り希望をどうしようかと悩んでいるところです。 かつての利用者や関係者であることを第一条件に健康に問題なきであろうということで、貸切お泊りは受け付けはケースバイケースで一日ひと組の受け入れ営業をしているのですが・・・、

 昨日、現在札幌に滞在しているイスラエル人家族からの宿泊照会がありました・・・。 いったんはお受けしたのですが、北海道と札幌市が共同で再度外出自粛要請を知事・市長が出したので、お断りすることしました。 外国人の受け入れになれているスタッフがいる自然学校としては、残念、不甲斐なさも感じるところですが、致し方ないでしょう。

しかし、このような受け入れを小さな民間宿泊施設が継続的に行うことは無理ですが、日本滞在中の人やワーキングビザで来日中の若者はたくさんいて、困り果てているでしょう・・・。これこそ、民間が対応するのではなくて、国や地域行政機関が駆け込み寺みたいな宿泊所斡旋をするべきだなと思うところです。

ところで、長期滞在ボラをしてくれていた、スペイン・カタロニアのラモちゃんは帰国し、おうちに無事帰れたようです。

 

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