高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

舞茸

2007-09-30 18:13:59 | 日記

◆舞茸
中頓別のピンネシリ温泉の支配人が「珍しいもの」を見せてくれるというので、ついてゆくと・・・ それは それは 大きな大きな 舞茸の塊がありました。

びっくりして舞い上がるほどの大きさでありました。

◆ワークショップ
北大観光創造大学院の佐藤教授、NPO法人中頓別森林療法研究会・住友医師をゲストにお迎えして、滞在型プログラムの可能性を広げました。 



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エネルギー出力83%

2007-09-30 00:19:41 | 日記
中頓別ワークショプ一日目。

午後から四時間半の間に参加者にたくさんの自然体験事業づくりのための情報を段階・論理的に発信しようと、かなりのエネルギー出力を一気にしました。結果、参加体験というより、私からの一方向性の伝達が多くなってしまいましたが・・

休憩で宿に戻って倒れ込むくらいに、集中力を発揮させる脳内ホルモン、ドーパミンを分泌したなあ。

私の思い込みだけでない参加者にとって興味ある客観的な話しになっていたとは思うのですが・・・

夜は懇親会。なかなか有意義な晩であります。


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さいならっきょう

2007-09-28 00:33:17 | 日記

「さいならっきょ!」と言い残して MRKさんはお休みになりました。

今日は、スタッフ二人がお休み、BNBは学校への取材や送迎もあり、私一人の時間が多く、来客もあり、「風土を歩く」(郷土ガイドテキスト)や山村留学のコラム記事が新聞に載ったことで(お陰さまで)注文や照会の電話が多く、その対応、週末の「自然学校をつくろう」と題するワークショップの仕込み、教育業界誌からのインタビュー、動きが○○○、△△や◇◇◇などなどに波風立てようとしたり、山村留学の要綱の変更、原稿書き・・・と、てんてこ舞いの一日でした。

うん・・・、この「てんてこ」ってどういう意味だ??

であるので、MRKさんに9時過ぎには帰るから、一杯付き合ってとお願いして、10時過ぎに帰って来て・・・さっきまで、「ひとの話を聞かない」状態で 私のストレスコントロールにお付き合いをして頂いておりました。

そして、
「さいならきょ!」と 言い残されて・・去られました。
このほか、最近では、

「よっこい・しょういち!!」などと言ってます・・・・

ところで、写真は、
今日、近所のIさんのじいちゃんが 作った 野菜です。 

いったい これは・・・

なんだかおわかりになりますか?

自然学校でも昨年作り、大豊作だったのですが、
今年は、さっぱりです・・・。
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オーバーヒート

2007-09-27 01:08:46 | 日記
◆秋晴れと寂しさ
今日も前半は雨が降ったり晴れたりのお天気でしたが、午後からは・・ついに秋晴れと感じる晴天となりました。 私も北海道に移り住み33年以上が過ぎました。この季節は・・・素敵な青空が広がるのですが、あー冬がやってくるんだなあ・・とどこか寂しい気持ちで うろこ雲を見ています。 そんな気持ちは、秋に生じるようになるまで20年くらいかかったように思います。 千葉生まれの私は、北国人になりました。

◆オーバーヒート
今日のゲストは、北大のS教授とその娘さん、Mさん。共同でエコツーリズム関係の専門書を冬に出版予定です。MMCも共同執筆者です。専門書なので、観念的で論理展開がヘタクソな私の原稿は少なく、ヒアリングを受けることの方が多いのですが・・。 

エコツーリズムと地域マネージメントを取り上げる、日本初の専門書であるかと思います。ねおすやぶなの森自然学校の赤裸々な事例が載るかもしれませんので、こうご期待、です。

その原稿の読み合わせ意見交換をする機会を「忙しさ」を理由になかなか出来ないでいたので、黒松内についに乗り込まれた、というところでしょうか。

夕食後、ノンアルコールで4時間、いろいろ議論して、頭がオーバーヒートしております。

脱稿は10月下旬だそうです。MMC頑張れ!! 
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変わり目

2007-09-25 17:48:17 | 日記

昨日は見事なまでの快晴の一日でしたが・・、今朝は、子ども達を送迎する直前から猛烈な雨。集中豪雨のような勢いですが、それほど長続きせず、日中は断続的に強い雨が降る一日でした。この雨の後は、一気に冷えるようになるでしょう。 この秋初めて・・おニューの淡い水色のフリースを着込みました。季節の変わり目です。

昨夜は、滞在中のNファミリーと楽しい歓談の晩となりました。今日、ご家族は白井川小学校の参観をしてから我妻さんでお食事の後大阪に戻られました。

私といえば・・・何をしていたんだろうと・・思うほどに 何もしなかったように時が過ぎてしまい、もう六時。なんだかんだと溜まったデスクワークをしていたんですが、仕事をした実感がない・・何なんでしょう???

今しがた、本日のゲスト 滋賀県の淡海(おうみ)ネットワークセンターの四人の方々が到着。 今晩も懇談・懇親なり。
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ねおすの経営哲学④

2007-09-25 15:25:47 | 主義・主張

◆ねおす経営・エコロジー8原則 その3

 生態的(循環型)影響の原則

関わる人はお互いに影響を与え合う。学び合える関係性を構築する。
ねおすの組織は、フラット型を基本としている。組織内においてもお互いの意見が反映できるように心がける。

07年年度現在、ねおすは経営学でいうマトリックス経営形態をとっています。縦組織を拠点として、札幌本部、黒松内、登別、大雪山があり、横組織として、エコツアー事業、子ども事業、人材育成事業があり、それぞれに責任担当理事を配置しています。最終決裁権、業務遂行責任は組織の長である(理事長)の私にあるものの、それぞれの担当理事に権限委譲を行い事業のフットワークを良くし、さらに可能な限り、現場に裁量権を与えるように経営展開しています。

一方、スタッフは、在籍年数が積み重なるほどに、「自分で考えて、自分で決める」ことが求められます。 仕事の性質上、ルーチン的な同じ業務に繰り返しはあまりないので、この BY YOURSELF は結構、きついことでもあります。

とはいえ・・・、いろいろありますから、「責任を持たせても」「責任をとりきれない」事態も過去には様々ありました。 ですから、今風に、小さいながらもちょっと格好良く言えば、CEO(最高経営責任者)が私。COO(最高執行責任者)が宮本専務理事ということになっております。

この関係性を維持するためには、お互いに影響し合いつつ成長するという原則が欠かせないのです。
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くたびれた

2007-09-24 03:58:43 | 日記


23日はとても爽やかな快晴の一日でした。 前夜は、四百数十Kmを一気に中頓別より車で帰って来ました。

自然学校には、札幌のあそベンチャーの子ども達がスタッフ合計30人ほど2泊3日で滞在中です。一日目はぶな林のガイド、二日目の昨日は貝化石取りと野外でグラタン作りをしました。 MMUの化石ガイドの導入のお話は、かなりこなれて来て、いい感じになってます。

AIKは、大阪よりお母さんと両おばあちゃんの3人が旅行に来ており、函館へ一緒にでかけました。 残った三人は、お天気の良さに「どこか連れてって・・」と言われましたが・・・研修所の周りの草と芝を刈らないことにはどーにもならないくらいに伸びているので、私は、昼ご飯も食べずに5時間ほど草刈三昧・・・疲れ果てました・・明日は片付けなければなりません。

子ども達は、帰省中の娘とまり子さんと町の物産展へでかけました。

***
夜、運転手がいるので ちょっと寿都へ、
まり子さんにうるさがれるほどにご機嫌になる。
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自然学校をつくろう ワークショップのお知らせ

2007-09-22 11:49:56 | お知らせ
6月より 黒松内で研修を積んだ やまちゃんこと、山田由美子さんが派遣されている道北・中頓別町で 自然学校をテーマにしたワークショップを開催します。
そのご案内です。

私は、9月28日(金)に、今のところ、車で札幌経由で移動します。同行も可能ですので、ご相談ください。

◆地域交流の仕組みとなるか?
   「自然学校なるものをつくろう」
     DOする? DOなる 北海道のてっぺんの自然学校
 (そうや自然学校設立準備プロジェクト)

人々の心に残る、生き方・暮らし方にも影響を与えるような深い体験・原体験を提供する場が北海道・天北地域の農山漁村には広がっています。

地域の魅力を来訪者に伝えるプログラムづくりの基本的な考え方を学びながら、地域の自然・文化・産業・人の暮らしの知恵や技を体験する、心や体をゆっくりと休めるような、多様な活動ができる交流事業を展開する仕組み・自然学校のあり方について、考える時間をもちたいと思います。

【期  日】 2007年9月29日(土)~9月30日(日)
【場  所】 中頓別町敏音知(ピンネシリ)地区 旧敏音知小学校
【対象者】 中頓別在住の方、自然学校の運営や活動に興味のある町外の方
      ☆連続したワークショップのため、全日程参加を原則とします。

【参加費】 3,000円 懇親会別途 1,000円
【宿  泊】 ピンネシリ温泉 別途6,000円 <税込み> (2食付)
【日  程】
  29日12:30 受付  13:00 スタート
    ◆アイスブレイキング> 
      参加者同士の親和性(信頼感、和み)を促進する自己紹介が自然と
      促進できるようなゲーム手法を実際に体験しながら、ワークショップ
      の導入をします。
    ◆話題提供の時間①>
     (社)日本環境教育フォーラムが調査した全国の自然学校の現状や、黒
      松内ぶなの森自然学校の事例報告し、自然学校の役割、活動内容のイ
      メージを広げます。
    ◆自然学校プログラム
      体験型プログラムづくりの基本的な考え方を学び、マーケティングの
      観点を持ってプログラムに必要な地域資源の見直しを参加者と一緒に
      行います。

     17:30 終了予定
     18:00 夕食(各自) 19:30 懇親会

   30日9:00 スタート
    ◆話題提供の時間②
     ○北海道大学観光学高等研究センター 佐藤 誠教授
      ライフウェア産業・風致観ツーリズムなど農山村の新しいツーリズム
      を提唱と中頓別の可能性について。
     ○NPO法人中頓別森林療法研究会 住友和弘(中頓別町国保病院院長)
      森林療法の観点から健康とまちづくり、そして滞在型の健康ツーリズ
      ムの方向性について示唆を頂く。
    ◆自然学校のコンセプトメイキング
     (仮)そうや自然学校のあるべき姿を考え、運営コンセプトづくりを行
     い、どんなプログラムがあったらいいか、アイディアを出し合います。
    ◆自然学校の今後の課題出しとふりかえり

     15:00 解散

  ◆司会進行(ファシリテーター)と話題提供の時間①
                NPO法人ねおす 代表 高木晴光

  【お申し込み・問い合わせ】
    中頓別町役場総務課  大矢 または 小林
    電話 01634-6-1111 FAX 01634-6-1155
    e-mail ijuu@town.nakatombetsu.lg.jp ※件名にワークショップ申し込みと明記    

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水辺の生き物カルタ

2007-09-22 11:08:22 | 日記

嵐の一過。しかし、川のコーヒー色は変わりません。川の生き物調査はちょっと難しいので、晴れているけれど半雨用プログラムに変更。SBE&YCN&BNBのスクラム体制で1泊2日です。 がんばれよ!!

昨晩考えた 水辺の生き物カルタの問題を読者の皆さんへも・・
水辺に住んでいる生き物が描かれたカードが地面に散らばっています。その周りを子ども達が囲んでいると想像してください。 読み手が生き物の特徴を順番に読んでゆきます。わかたら、カルタ取のように取るわけです。 カードが皆さんには見えませんから、ちょっと難しいかな・・

質問
1 私は、日本のあちらこちらにいます。
2 私は、海には住めません。
3 私は、鍋に入れて食べられることがあります。
4 でも、私は魚屋さんでは、ほとんど売られることはありません。
5 私には、ホトケとかフクとかつく名前の仲間がいます。
6 私には、ヒゲがあります。
7.私は、子どももお年寄りもみんなが知っている歌に出てきます。

質問
1 私は、変身します。
2 私は、とべます。
3 私は、海でも川でも生きることができます。
4 私は、実は・・・魚屋さんで売られます。
5 私は、長ーい旅をします。
6 そして、私は、生まれたところへ帰ることができます。

質問
1 私は、泳げます。
2 でも、私はあまり泳ぎが上手なほうではありません。
3 私は、よく隠れています。
4 私は、魚に食べられます。
5 私は、きれいな水が好きです。
6 私の祖先は、3億年前くらい前から同じような姿をしています。
7 私は、実は変態です。
8 私は、大きくなるととべます。

質問
1 私は、泳げます。
2 私は、中頓別の電気屋さんのTさんに目撃されてしまいました。
3 私は、日光浴が好きです。
4 私は、海にも川にもいます。
5 私は、とべます。
6 私は、もぐれます。
7 私は、肉食です。

いくつできましたか?
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ねおすの経営哲学③ 原則その2

2007-09-21 22:52:25 | 主義・主張
中頓別駐在事務室というのでしょうか・・ねおすのYCNのデスクがある10畳ほどの部屋にぶなの森自然学校のBNB,中頓別観光協会のSBEと町内のN氏が集まり、私の周りで4人が明日の川プログラムの準備をしています。 雨で川が増水したため、予定のプログラムから大幅変更したためです。 環境教育系ゲーム活動の道具づくりで、絵を描いたり、紙で大きなサイコロを作り、川の生き物のクイズ問題を考えております。 

まさに、経営哲学③ 相互協働の原則どおりの様子であります。

では、ねおす経営エコロジーの8原則のその2

◆持続可能の原則
事業は、一過性のものではなくその後も継続するものである。
あるいは、未来に対して現在より良い方向性を与えるものである。

 プログラムは、ある日ある人に、その時だけに実施する一過性のイベントではなく、プログラムを持続的に実施できる事業の仕組みづくりが伴うべきである。

ある地域、ある団体に企画提案する場合は、言いっぱなしの提案だけで終わらずに、それを実行に移すことができるかが常に問われる。 自分ができないような提案はしない。有言実行がモットー

私たちはTHINK-TANKではない、DO-TANKである。計画が万全でなくとも、やってみてから立ち止まって考える、必要があれば、走りながら事業を修正することもいとわない。(原則6を参照)
計画 → 実行 → ふりかえり そして、また計画 → 実行 →・・と事業自体が体験学習の循環過程を実践する。(原則8を参照)

***

この原則はとても重要なのですが・・・、
だから・・ 
大きな収入を期待できる事業であっても・・
それは・・今はお金になるけれど、意味ないだろう・・・

持続させるために毎晩遅くまで仕事をするハメになる・・・

なんて・・・ことにもなる天秤な原則であります。

しかぁ~し、
「原則は、こうなんですが・・・、今回は・・」
なんて やっていると
NPOでなくて、営利会社にすればよくなってしまう。

8原則の中でも上位性が高い。

***
余談ですが・・・
この経営原則のお陰がどうか・・・

○○○○円が足りないと・・真剣に悩むと、ほんとに○○○○円の仕事しか現れないとことが過去何度もあったなあ。

重要ですが、実にやっかいな原則でもあります。

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