高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

くたびれた・・・

2012-08-31 23:33:14 | 日記

30日はたいそう暑かった。午前9時過ぎには30度!! こんなことは北海道の8月下旬ではありえなかった。なんでも、この残暑は観測史上初めてなほどらしい。 暑いわけだ。

足腰が不自由なので、来校中の宿泊体験活動の子ども達のプログラムにはすべて参加をしていませんが、それでも動き回るので、ついにくたびれ果てた・・・。 炊飯活動の後に 7時過ぎには寝てしまった・・・。

本日は、海の活動。

学校の体験活動と私達の主催体験活動の進行方法の根本は変わらないが、ねらいの焦点をより絞る必要がある。 勉強になった2日間でした。
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自己効力感、自己肯定感と自己受容

2012-08-31 02:06:28 | コラム風味

現在、中東で子ども達への教育活動のボランティアをしている大学生とのやりとりです。 彼女の質問は、私にもいい学びに機会を提供してくれています。

彼女とのやりとりの抜粋(ちょっと、書き加えて変えていますが・・・・)

****

高木です。 今回も、他のねおすスタッフへも同報送信で、あなたが提供する、学びの機会を共有させてください。

さて、他者に関わる力をつけてゆく学習プロセスについての話の続きですが・・・、私は「自己受容」という概念、人の心理がとても大切だと考えています。

そして、自己効力感も自己肯定感も 自己受容も 変化変容していいと考えてもいます。

あなたは、感じたことを 固定概念化してしまうことを恐れているようですが、固定概念化してしまいがちな「わたし」を とりあえず、自己受容してもいいんじゃあ、ないかな?

(自分が他者に関わることで他者に影響を与えることがある)自己効力感あって
→ 自己肯定感 (その影響を与えることに意味があると自分になんらかの意味・役割がある)
→ 自己受容 (そんな自分のいろいろな内面性についを自分が受け入れる)ことが、大切。

私達は、この流れをコミュニケーション能力を高めてゆく過程のひとつとして とらえています。
私達は人や自然に関わるシゴトをしていますから、人に関わる力も、自然に関わる力も必要としています。

今、やりとりしている話題(自己効力感、自己肯定感、自己受容)は、人に関わる力についてです。

この一連の過程は、「ジョハリの窓」という心理学の概念から 到達していった、コミュニケーション力・人や他者に関わる力を高めてゆく、学習過程です。最近、私は、誰かが言っていた言葉・・・ソーシャル・コミュニケーション力と言っていますが。

 私達のシゴトは 他(人も自然も)に関わる、おせっかいシゴトですからね。 つまり、やらなければやらんでも、世の中動いてゆくことに対する 世話焼きなサービス業・・・「世の中を少しでも住みやすくしたい」 その表現・手法が「野外自然活動」 これが私達のNPOミッション(自然と人、人と人、社会と自然のつながりづくり)を実現するための大前提です。

もちろん、自然を保護保全したい気持ちは基盤。

子ども農山漁村交流プロジェクト(学校教育に自然体験活動、農山漁村の環境の中での体験を推進してゆく)の指導者養成を行う中で、整理されて行った ひとつの学習プロセス概念です。 (前にも同じようなことを書いたような気がするな・・)

ジョハリの窓を簡単に紹介すると・、人間は4つの心の窓を持っている → 田の字のマトリックス

①自分も他者も知っている開いている自分

②自分は知っているが、他は知らない、隠している自分

③自分は知らないが、他人は知っている、隠された自分

④自分も他人も知らない、隠れた自分

がある・・・。


①の窓を広げてゆくと力、他者と関わる力・コミュニケーション能力が高まるという考え方です。

①には、「そんな、こんな自分です」という自己受容が必要

①を広げるためには ②を狭めてゆく → 自己開示が大切

①を広げるためには ③を狭めてゆく → フィードバックを受けいれてゆくことが大切


変化変容を恐れちゃいかん・・という、私の持論もあります。

そして、私達のNPOミッションを実現させるための ひとつの手法、自然体験型環境教育でのまなびの 最終目標は・・・・

夢を持つ力、あきらめない力、そして、変化を恐れない力、この3つの育成だと 私は考えており、ねおすをマネージメントしています。 これは、ねおすの中核スタッフで、表現の仕方は違うかもしれませんが、およそ、共通する考え方でしょう。

その力の育成の過程において、今の自分を自己受容すること・・「そんな私なんよね・・・だからさぁ」
という姿勢が大切だと思うのです。 

だからさぁ・・・
 変えてゆきたいんだよねえ・・
   変えられんかもしれないけど、ごめんね・・・
     こんなわたしですけど、お付き合いをお願いしますね・・・ 

と つれづれに・・・・書きました。

今日、ぶなの森自然学校で実施している小学5年生の受け入れ事業は、自分の身体も気遣いながらだったので、くたびれちゃって、みんなで作った野外料理を食べた後に、眠くなり7時過ぎに寝てしまい、こんな時間に起きてしまった。だめだなあ・・。明日も海へ行きますが暑そうだなあ・・・。しかし、身体活動は無理なので私は海に入れない・・。残念で、せつないが・・・、ドライバーに徹して、腰のためにもジッとしていよう。

あ~~~、爺さんになってきたなあ、なりたかないが、生き物だから仕方がないなあ・・・

と、自己開示します。

参考になったかな・・・じゃあね。
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宿泊体験学習

2012-08-31 00:33:59 | プログラム 学校

 小学5年生の宿泊体験学習。今回は倶知安町立倶知安西小と樺山分校の40人の子ども達が1泊2日、黒松内ぶなの森自然学校で過ごしています。

 主催の体験活動から比べると、それぞれのプログラム時間が短い学校型の体験プログラムになっていますが、子ども達はみごとなまで順応力で過ごしています。

 今日は、午前中に北限のブナの森をガイドウォーク。午後は川の体験プログラム(カヌーと生き物さがし)、野外炊飯・・たかが飯炊き、されど飯炊き。 日没が早くなり暗い中で片づけをして、温泉へ。 そして、帰って来てから 体験学習のしおり書き。 子ども達にとっては、8時半に学校を出て 13時間の学校プログラム。 いわゆる「自由時間」がない。

 でも、5年生の集団というのは、人間集団としてかなり優れた集団だと思います。
集団活動ができるようになっている、話す姿勢を取らせるとよく聴く、掲示板でのインフォメーション、時計をわかるように配置すると、それを確認して動く。

 学習吸収力、行動力、興味関心も幅広く 人間の成長の第1期を基礎生活力を獲得する3歳から就学前とすると、学習仕方・他者との協力を低学年、中学年でまなんだあとの、小学5,6年生は、第2期成長期じゃあないかなとも思います。

 かまってあげれば、かまうだけ反応もあるので、関わり甲斐があります。

ば・・・、私の身体は、今日の暑さと、痛み止め飲んでソロリソロリと動いている自分の身体への気遣いもあって、くたびれた・・・。

 7時には寝てしまって、深夜0時に目が覚めてしまった・・・。

             

川の体験をしてきて、洗らわれて干されてたモノ達。
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椎間板ヘルニア

2012-08-29 11:42:34 | 日記

週初めのシゴト2本をキャンセルしました。 苫小牧植苗病院の精神科の患者さんへの自然療育(病院では森林療法時間)では外来の患者さんでこの日程に合わせている方もいる・・、札幌の高齢者デイケアでは、やっと顔見知りになってきたところなので・・・申し訳ない。 こんなことは、初めてです。 情けない・・。

左股関節あたりから左足の腿、膝までが神経痛(なったことがないので、わからない)であちらこちらが痛みます。 ともかく寝たり立ち上がったりがたいへん・・・、 その日によって痛いところが違ったりするので、始末が悪い。

観念して、MRIを受けに別の院の整形外科へ行きました。

結果、第3と第4の腰椎の間の椎間板がヘルニア状態でした。 つまり、椎間板ヘルニアが最終診断でありました。このレントゲンでみると、神経(白く写る)が、出てきた椎間板によって圧迫されペッタンコになっておりました。 この圧迫により左足や股関節に痛みが出ています。 原因がわかってよかった。

治療は、ともかく安静とのこと。 3週間かかるか、3か月かかるか・・、経過を見るしかありません。

あたし
「ガイドや自然の中で子ども達を相手にして仕事をしているんですが・・」
せんせ
「あのね・・、熱が出たら、じっとしているでしょ。 病気ですからね、調子が悪ければ、じっとしてるんですよ」
あたし
「・・・・・、治るんですかね」
せんせ
「今、どうのということ(手術やブロック注射)よりも、じっとしているの? わかった? 痛み止め飲んでますか?」
あたし
「あんまり、のんでません。 左側が腰からひざ下まで、その日によって違う・・。どこが痛いのかわからなくなると思って」
せんせ
(しょうがないなあ・・我慢できる程度なのねという感じで、聞き流す)

股関節や膝が壊れているのでなくて、壊れているのは、椎間板であり、それが神経を圧迫して痛いということを、わかるように説明してくれました。

どうも、痛み止めは飲んだ方がいいらしい。

とはいえ、痛み止めを持参せずに 出張に出てしまった あたしです。
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入山せんべい 

2012-08-28 05:57:31 | 日記



 これは、なかなかいける煎餅です。江戸・浅草の入山せんべい!! 一枚一枚手焼きの堅焼き。

この硬さといい、醤油のほどよさといい、パリパリ感といい、これまで食べた堅焼きせんべいの中の絶品ピカいち! 大好物です。
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宿泊体験学習の事前授業

2012-08-28 05:28:21 | プログラム 学校

倶知安西小と樺山小の合同の1泊体験学習の受け入れを8月30-31日と黒松内ぶなの森自然学校で行います。その事前学習に出かけて来ました。

自然をテーマにした総合学習の一環です。

黒松内の自然の魅力を話しながらも、一貫して伝えたいことは・・・

①心の安全の領域を広げること
 いつもと違う体験をしよう。 いつもと違うところで、いつもと違う人とも会おう。

②好奇心をもとう
 なんだろう? きれいだな? ふしぎだな? どうしてだろう? いろいろなことに興味をもとう

③感性を広げよう
 よ~く見よう、よ~く耳をすまそう、触ってみよう、なんににおいだろう? おいしいなあ~
 そうしないと、ホントは見えるものも見えない、聞こえるモノも聞こえない・・・
 
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オオクワガタ 驚愕の事実!

2012-08-28 04:00:03 | めずらしい
 今日深夜、03:30頃・・・

 私は、ッチン!・・・・ッチン!

という大きな断続的な物音で目を覚ましました。 寝ぼけた頭で・・なに・・? と耳を澄ませました。何の音かわかりません・・・。

覚醒しながら、じぃ~と、聴いていると、どうも、それはペットの そうじろう(オオクワガタ)が住処にしているケースの方から聞こえていました。 痛む脚に耐えながら(私、股関節を痛めております)・・・、抜き足差し足と(はいかない・・ズルズルと)、そぉ~っと、暗がりの中を近づいてゆきました。

彼は過去2回脱走し数日間行方不明、まり子さんが発見保護、1回は深夜に脱走したものの、室内を飛び回るブ~ンという大きな羽音に、私がびっくりして飛び起き、彼の正体を発見し、すぐさま捕獲しました。

 虫かごは、蓋付のプラスチックの水槽を使っています。脱走原因は、いずれもゲージの蓋が外れていたことにあります。その度に、私は「どうして、ちゃんと閉めておかなかったの!」 と叱られていたのですが、間違いなく、しっかりとパチンと本体に蓋をはめていると主張していました。

 温度の関係かなにかで、スポンと蓋が外れてしまう欠陥ケースではないかと疑い、ケースの上に重しを置くことにしました。蓋を覆う位の大きさの小物入れです。中身も入っていますから、私にとっては軽くても彼にとっては、厚いコンクリート蓋をされたようなもんです。

 しかし!

彼は、それを開けようとしていた!! はさみを蓋の空気穴に入れて、明らかに開けようと懸命になっていた!!

間違いなく、開けようとしていた!!

過去、三回の脱走も、そうやって開けたに違いない。なかなか恐るべしパワーをもったやつです。学習してしまっているのです! これは驚きです。驚異の能力です! 彼の頭脳を昆虫学者に研究して欲しいほどです。

そもそも、どうやって、ケースの底から蓋の裏側までたどり着けたのかが、わからない。中には木の枝が置かれていますが、その先端から蓋までは立ち上がったて届かないのです。 わずかな距離でも飛べるのか!?

更には、コバエをシャットアウトするためのシートをケースと蓋との間に張っているのです。このシートにちょっと穴が開いていたのですが、それは、私が蓋を開け閉めするときに、擦り切れたものだと思っていたのですが、これもどうも彼が抜け穴を広げたらしい。

ともかくも、彼の信じらぬパワーに驚いて、すっかりと目が覚めてしまった、あたしです。

                  




 
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黒松内も暑し!

2012-08-27 22:07:10 | 日記

 今日は、朝から暑かった。午前中で30度を超えた。 北海道の8月下旬としては珍しいのではないかな。

私と言えば、今日、明日に予定していた自然療育プログラム、苫小牧植苗病院と札幌の高齢者デイケアホームの訪問を中止しました。 どちらも、訪問を楽しみにしてくれている人達がいるので、ギリギリまで迷いましたが、上手に歩けない、物が持てない今の身体状態では、同行するスタッフにも心配をかけてしまいますし・・、おとといの土曜日にキャンセルを両施設にお伝えしました。

私のこれまでの仕事人生でも、こういうキャンセルは初めてのこと・・・・・・。 なさけない・・・。

今日は、私の健康の主治医(と勝手に及びしている)、N先生に相談し、専門科で再検査してもらうことにしました。明日にでも別の病院でMRI検査してもらい、今後の療養について真剣に考えようと思います。

長年にわたる腰への負担が、股関節の炎症に現れてしまっているようで、ちょっとやそっとでは、治まりそうにもない・・・。 ちゃんと治療・療養に努めんとな。

ここで、ガイド業や野外自然活動ができなくなるなんて・・・、あたしゃあ、いやですから。
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漢字学習

2012-08-26 11:19:20 | 山村留学

 漢字検定試験を受ける山村留学生二人の家庭教師をたまにしています。漢検7級、小学4年生までの漢字が試験範囲です。

 初めは、問題を作っていました。 学校のテストのように問題部分を□の空欄にして ① じどうしゃ□□□をてんけん□□する。 ② きそく□□をかいせい□□した。 という方法です。 これだと、問題を作る→解答をする→〇をつける→できない漢字は辞書や教科書で調べる→練習書き取りをする・・と 10問やるだけで時間がかってしまいます。 そこで、漢検問題集を使って、口頭で一問ずつ問題を出して、その場ですぐに正解を教えることにしました。

この方法をとることによって、なかなか点数が上がらない理由がわかってきました。

①教科書に頼っている。
 つまり、教科書に書いてある、出ている出ていないで、彼女等は漢字を覚えようとしています。 だから、改正の「改める」も「正しい」も「良い」わかっているのですが、教科書に出ていない熟語である「改良」、「正当」、となると??となってしまう。 

②日本語の意味を知らない。
 「はなのめがでる」は書けるが、「めぶき」という言葉を知らないので、「木々が芽ぶく」が書けない。木にも芽があることを知らなかった・・・。

③知らない言葉が文章にあるとわからなくなる。
「しきおりおりのはな」 「四季」と「花」は書けるが、「おりおり」という言葉を知らないので、文章の意味がわからなくて解答できない・・・。
「列車」も「改正」はかけるが、「れっしゃのダイヤがかいせいされた」 ダイヤがなんだか知らないので、ダイヤは宝石をイメージして書けなくなる・・・

と、いった具合です。

だから、漢字の学習は、ただ書き取りをするだけでなく、その漢字を使った別の熟語を一緒にその日本語の意味と共に覚える。 文章の中で覚えてゆくことが大切なのだとわかりました。

日本語を楽しく覚えないことには、漢字学習は漢字の形を覚えるだけの学習になってしまいます。

教科書でしか文章に触れる機会がないので、教科書に書かれている以外の漢字や日本語がわからない、語彙が増えないということもありそうです。 だから、読書は大切です。

これは、普段の生活でも 聞いていても、相手が言っていることがわかっていない、ということにもつながり、なかなか示唆深い現象です。 

私もいい勉強をさせてもらっています。
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8月25日(土)のつぶやき

2012-08-26 03:34:45 | 日記
22:32 from web  [ 1 RT ]
北海道黒松内、ぶなの森自然学校のfacebook です。 ご覧くださいませ。facebook.com/yu.tanaka.927#…

23:20 from Facebook
I think so・・・ fb.me/1WEH1USUL

by hokkai_tarou on Twitter
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