高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ブルーベリー

2020-07-31 10:29:02 | 日記

寿都湯別温泉の西側の道路をはさんだ自然農園ハルのブルーベリー収穫が真っ盛りです。 東日本震災前だから、もう10年近くなるかな。渡辺千春さんが作ってきたブルーベリー農場です。 丹精込めて剪定もしてきているので、粒が大きいです。  ブルーベリー以外にも ハスカップ、ブラックベリー、ラズベリーなど多種があります。 摘み取り農園です。 みなさまのご来場をお待ちしています。




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金魚どうするか問題

2020-07-24 09:46:38 | 日記
自然学校の校庭の隅に小さな池があります・・、「ありました」が現景で、背丈の伸びた牧草系の草に埋もれていたので、ここ2,3日で刈り込んで、少なくなっていた水を足して現せました。 道路脇ではあるのですが、意外と居心地が良くて、以前はテラスを作ったり、個人テントを張って過ごしたこともありました。 水は深緑になっているんで、色味をつけようと、赤い金魚(コメット?)でも買ってきて放すかなと、Facebookにあげたところ、賛否いろいろご意見を頂きました。反対ご意見が多かったですが・・・。
 
自然学校校舎のうしろには、幅が2mほどの三面凸凹のコンクリート張りになった川が流れています。この川はもともと、この人工池側に流れていたとのことなのですが、もう3,40年前のことでしょうが、治水のために流路を直線化されて、今は干上がっています。 が、池の隣のゲストハウスを建設する時に、浄化槽埋設のために穴を掘ったことろ、ジャブジャブと水が出てポンプアップしながらの工事するほでに地下水が2mほど下には流れているようですが・・。
 
この池は、15年ほど前でしょうか、敷地内に水のたまり場もないのでビオトープのつもりで作りました。作るだんでも、ブナセンターの職員さんからは、まわりに豊かな自然環境があるのに「なぜ、池が必要なのか?」と言われましたが・・・。 それでも水溜りがあるので、アメンボウや水生甲虫がやって来たり、エゾサンショウウオやアカガエルの産卵があり、しばらくするとガマの穂が現れたりもしました。 なんといっても、このビオトープに一番速くやって来たのは、この造成に興味をもった東京農大出身の妙齢な美しいようちゃんでした・・・。
 
ちなみにこの池は自然に湛水できないので、掘って防水シートをひいて水溜していますが、アシヨシ系植物がシートを貫いてしまい、水漏れもしているので、一度、掻い出しして、さらに上にシートをかぶせたことがありました。それでもかなり水漏れ状態は粘土質土壌も増えているようで改善されていて、何年もほったらかしにしていましたが、ある程度は湛水していましたが、水を補給する必要もあります。(水は水道水と言っても、裏の山水を浄水したものです)
 
が、ここ数年は放ったらかしにしていたので、子どもの背丈以上に牧草系の植物が生い茂り、水面が確認できなくなっていました。気になっていたので、ここ2,3日にせっせと池の回復に努めておりました。 で、一定の水も貯めたのですが、深緑色だけで生き物感がないので、赤い金魚でも買ってきて放すかなとMRKさんに話したところ、「自然学校なんだからダメじゃあないの、他のスタッフに聞いてみたら、放してもすぐにカラスに食べられちゃうよ」と言うので・・、このことをfacebookに投稿したところ、炎上まではゆきませんが、みなさんからいろいろなご批判、ご意見を頂戴しました・・・。
 
「豊かな自然環境がまわりにあるのに、わざわざ人口池を作らなくてもいいのではないか」
「増水で自然水系に溢れ流失したら生態系に影響があるのではないか」
「わざわざと水道から水を入れなくてはいけないのか」
「凍結した池に対応できないような金魚を入れるべきでない」
「蚊の養殖場になってしまわないか」
「自然学校にビオトープなど必要はない」
「庭として位置づけるか、否か・・」
等々・・・、
 
ならば、ハーブを植えるのはどうなんだ?・・・ 野菜を植えるのは? 白樺やエゾヤマザクラの苗木を植えるのは?
ちなみに 当敷地にミントを植えて大繁茂していますが・・。
ニワトリを飼うのは? 草刈をしないほうが、いろいろな虫達の生息環境になるのではないか・・・、
 
ホントの気持ちは、ここに柵を作ってアヒルを飼いたいんだが、これも「高木さん、世話できないでしょ!!」と、一蹴されて没だな・・。
 
この波紋で、多様な意見があるのだなあ・・と、改めて認識。 環境教育的な一石を投じたようになった・・・な。
まっ、それで良しとして、このままにしておくかあ・・・。
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自然学校キャンプ場

2020-07-24 09:43:43 | 日記

この連休は、自然学校のキャンプ場の利用が続いています。一日ひと組み限定なので、計三組だけですが・・。

自然学校の体育館のうしろの木立の中なので、入口道路からは直接見れませんが、キャンプサイトまで車は横付けができます。 もちろん、地面に直炊きの焚き火もできますよ。

グランドがキャンピング場のような看板ですが、サイトは校舎の木立のなかです。




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GoTo

2020-07-16 17:13:42 | 日記

首相自ら 国会で「ごーとー」と言い間違えた旅行喚起キャンペーンの Go Toをこのまま実施するかいなかの最終判断が内閣に委ねられている・・。今日の参議院予算委員会でも野党から批判され、自民党内部でも実施への疑問が出てきている・・。実施移行への強気の政府だが、拙速失策の感が免れない状況である。 それにしても、なぜ今なのだ、なぜこだわるのか・・。 それは、我が業界も瀕死の状況に近づきつつあるが、首都圏でコロナウィルス感染拡大、第二波がやってきているのは数字をみても明らかだと思うがね・・。  経済優先、そもそも感染対策担当大臣が経済再生大臣なんだから、そうなるだろう・・・。

が・・、あまりにも国の危機管理の迷走ぶりに・・、1年後、2年後はどういう歴史的評価がくだされるのだろうか・・。

百歩譲っても、今月末から始めることではないだろう!!!

 

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焚き火

2020-07-15 09:43:40 | 来訪者

今日は札幌から旧知の仲間、もんじぃと杉さんがご来校。ひと泊されて、焚き火がご所望なので、まりこ飯の夕食後に学校裏手のキャンプ場で直火で焚き火を楽しみました。

世の中、キャンプ流行りのようで、ぶなの森自然学校でもネット予約できるキャンプ場案内に登録をしたところ、パッパパと数件の予約が入りました。 なんでも予約サイトがどこもいっぱいで、当地にたどり着いたとかで昨日も下見にこられる方がいました。

キャンプ場と言っても特段に整備された場所ではありませんが、トドマツや緑の立木に囲まれた空間で、一日ひと組み限定予約を受け付けていますので、完全なるプライベート空間がつくれます。 水場は外にもありますが、おトイレは校舎の中を使ってもらいます。 必要とあれば電源も校舎より引っ張ってくることができます。そばには小川がながれており、小魚を捕まえることもできますので、小さなお子さんでも遊べる空間です。 ご要望があれば、近くの磯場の海にご案内したり、川下りのカヌーを出すこともできます(別途有料ですが・・)

ぜひ、御利用くださいませ・・。  

なお、北海道道民のかたは、どうみん割りの対象施設でもありますので、1泊2食付ゲストハウス泊まりで3000円にてご宿泊も可能ですよ!!まだ、どうみん割り枠は残っております。

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with CORONA つれづれに・・・

2020-07-07 11:07:34 | 日記
新緑に覆われ初夏らしくなってきた黒松内です。 コロナ感染は北海道は都道府県別累計では変わらず上位ランクにありますが、そもそも北海道は関東中部の全域面積と同じかそれ以上な広大地域なので、都道府県で比較するのが妥当ではありませんが、それでも落ち着いてきて感染者(発見)がここ数日はありません。

世の中、新型コロナウィルスの感染者数ばかりおいかけていて、その発生の根本的な原因に報道でも触れることはありません。まだ時中であり、感染後の治療方法がまだみえないことにもよるのでしょうが・・、仮にこのウィルスが撲滅できたとしても、今の地球では次々と人類の生存に脅威を与える感染症は次々に生じてくるでしょう。 私は人類は、人類を除く生命の生態的バランスを崩してきてしまったので、これまで、ウィルスと人類の間で生態系のバランスをとっていた 何かが消滅してしまったために直接的に人類を攻撃する存在にコロナウィルスがなってしまったと考えています。 人類による森林破壊や地球温暖化が最たる原因だと考えています。
 
除菌、除菌、殺菌、殺菌がTVコマーシャルでもたくさん流れていますが、それによって普通に存在する常在菌も死滅させてしまうわけですね・・、 そのこと自体が人類の生存免疫性を低めてしまうんじゃあないかしら・・・。
自分の身の回りだけでもできるだけ自然的多様にしてゆくことの方が大切な気がします。 これは都市では無理ね・・・。
 
人類の生態を変えないことには、このような新しいウィルス感染事態は次から次へと起きるでしょう。 最大の問題は都市への人口の過密だと思います。 コロナはその感染力から人と人との接触を断ち切ることでしか、その勢力を衰えさせることが今はできません。 しかし、コミュニケーション、人と人が交流することによって生まれる発想や力によって人類はその勢力を地球上で拡大させてきました。それが困難になっているわけですから、困ったことです。が、AIの進展で新たなコミュニケートの取り方がすでに様々と工夫され始めています。 音楽ライブや講演会もリモートで有料のものがどんどん出現していますしね。
 
リアルな体験活動こそ、人の成長に意味があると考え、特に自然体験活動にこだわって来た私たちにとっては、この手法をやめるわけにはいかない・・。 しかし・・、どうして行ったらいいのでしょうか・・・。よりミニマム化、小人数対応に変化させてゆくしかないかなあ・・・。 
 
先日、伊達の江川さんにガイドを御願いして参加者ふたりで一日、有珠近辺を案内してもらいました。いつもはお客様をお連れする側なので、たまにはお客さんになって勉強したいということもありますが、何よりもまして、自分が楽しみたいと思うわけです。 そして、楽しかったのです。 これが私がやりたいことだなあと改めて感じた次第です。
 そして、有珠からの帰り道、国道そば(豊浦に入ったくらいかなあ・・)、新たにカフェができていたので立ち寄りました。農場かふぇ風で、居心地の良い空間づくりを移住した若者等が造りつつありました。 そこに小さなアヒルさんが飼われていました。 なんでも、インターネット通販で受精卵と孵卵器を購入してかえしたそうです。それにもちょっとびっくりしました。 
自然学校の校庭に作った池(いちおう、ビオトープ)が荒れてしまっているのですが、そこを整備しなおして、私も飼ってみたいなあと思いました。
(タカギさーん、自分で世話しないでしょ!ってスタッフの声が聞こえそうですが・・・)
 
 
 
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バッチェラー教会

2020-07-05 15:38:15 | 日記

7月4日

コロナ対策での移動自粛が解かれたからではありませんが、ここのところあちこちとでかけておりまする・・。

今日は、伊達市のジオ・自然ガイドをしている江川さんの「お散歩カフェ」プログラムに、丸さんと参加してきました。

まずは、干潮時にしか歩けない場所をご案内してくれるということで、黒松内出発6時半で、あぷたの道の駅に集合。道の駅の高台の下は、あぷた漁港ですが、小さな半島のようになっている場所をクルリとまわると有珠漁港があります。ここは大昔に富士山のような形をしていた有珠山が大爆発をして山体崩壊し内浦湾に流れ込んでできた小半島で、海にも今は緑茂る小島のようになった「流れ」があります。大沼には地名にもなっている「流れ山」があちこちに見られますが、ここでは海の中に形成されたのですね。 入江があり海の対岸にも森があるという風景はあまりというか、北海道では他ではなかなか見ることができません。 瀬戸内海出身の丸さんは故郷の風景を思い出されるということでした。 朝の干潮時で、砂浜もあり、貝類が豊富でした(あとで、昔、潮干狩りに行ったことがあると報告してくれた方がいましたが、今は禁漁です)特に、岩牡蠣(マガキ)がたくさん岩に張り付いているのはビックリしました。

そして、私の希望で、バッチェラー協会へ。 以前にひとりで探して来たことがあったのですが、中に入れなかったので、今回は石造りの聖堂の中に入りました。 ステンドグラスやら装飾はあまりありませんでしたが、厳かな雰囲気でした。 バッチェラーさんは宣教師ではありましたが、アイヌの子ども、特に女子教育にも尽力した方で、和名・八重子さんを養子にまでした方で、アイヌとの親交も熱く、アイヌ語の研究もされた方でした。

協会に入ると 賛美歌を歌いたくなる私は、ここでも 「主は来ませり」と「もろびとこぞりて」を声高らかに独唱したのでした・・。

ポロノットの小さな岬の森の散策をして、伊達市内で和食ランチをしました。 楽しい一日となりました・・・。

8月には私が黒松内・寿都をご案内予定・・ハードルが高いなあ・・・。

 

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ウポポイ

2020-07-03 09:05:12 | 日記

7月2日

アイヌ文化共生空間ウポポイの アイヌ文化振興事業部長の野本さんにお会いしてきました。 コロナ影響で開館が何度も延期されていましたが、7月12日にオープンが決まったので、まさに直前の忙しい時にも関わらず、時間をとってくださいました。 野本さんは前身のアイヌ協会が運営していた白老アイヌ博物館のご重鎮で、この新しいウポポイの館長になられるのかと期待していましたが、国立施設になったので、国から館長さんは来るらしいです。 

白いおヒゲは端正にカットされていて、そのオーラは、まさしく、アイヌの総オトナ風情です。並んで写真を撮ったら、アタシはしがない和人爺さんだなあ・・・。 アイヌ名をレタンレク(白い髭)と名乗っていらっしゃいました。 昔、ねおすの子どもプログラムでご一緒させて頂いたり、ぶなの森自然学校でもセミナーを行ったりしたことがあったのですが、ここ10年以上はすっかりとご無沙汰していました。

国立施設なので、あまり儀式的なことはできないらしいです、特にオープニング式典では・・。 国はアイヌ精神を宗教的に捉えてしまうらしい・・。 民族共生空間と銘打っているわりには なんと矛盾していることでしょうか・・。 式典には各地のアイヌの長達もごく少数しか呼ばれないらしいし、カムイに感謝を捧げるようなセレモニーもできないとこことでした・・・。

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黒松内森林療法

2020-07-03 09:03:40 | 日記

7月4日

黒松内町では昨年より「森林療法プロジェクト」なる町内協働プロジェクトを試行錯誤しています。道北中頓別町で自然学校を設立していた時に交流を始めた医師、住友先生をアドバイサーにして、健康やストレスチェックも行い、森を親しむ活動です。 「療法」「森林ウォーク」という言葉が入るとなんだかハードルが高くなりますが、ゆったりと森の中で過ごしましょう・・が基本姿勢なのですが・・、町では方やもっと健康づくりのために歩きましょう、「ウォーカブルタウン」という掛け声や「フットパス活動」があるので、なかなか特徴を出しにくい、町民に訴求しにくいにが現実です。

千歳病院に出向いて、実施してる森林療法は、ガシガシと歩くこともなく、自然観察に集中することもなく、参加者と野外で‪ワラワラと過ごす OCHANOVA(おちゃのば)活動がメインなのですが、私としてはそういう雰囲気づくりをしたいのですが、プロジェクトメンバーは、教育委員会、観光協会、保健師、医者、ブナセンターの職員など、立ち位置が異なる人たちとの活動なので、微妙に方向性を整えにくいところがあります。

今回は、私が、なんちゃって気功師をしました・・・。

 今年はあと3回実施予定です。

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BUIE集合

2020-07-03 09:01:32 | 日記

このご時世ですが、珍しく公的機関から札幌での会議召集がかかったので、6月29-30日と札幌へ泊りがけで出張をしてきました。

山村留学で我家に子供達を下宿させた神崎さんが 以前のお住まいをゲストハウスにしたということで利用させてもらいました。札幌二条市場の近くで、3階建ての住宅を改装、15名ほどが泊まれる、1棟貸しのゲストハウスというよりもレンタルハウス的な許可民泊です。 コロナ前は海外からの団体客がけっこう予約が入っていたそうなのですが、さっぱりとなったようです。 日本人の利用勝手も検討してゆきたいということで モニター利用(無料)をさせて頂きました。

そこで・・、ひさしぶりに 「ねおすカフェ(昨年までは月に1回程度に元ねおす事務所やら他のゲストハウスで、カフェというより飲み会を実施)」を開催呼びかけをしたところ、10名も集まってもらえました。 広い場所なので私ひとりで泊まっても寂しいですしね。 大きなダイニングがあるので、ゆったりと使えました。

道内各地から参加者を募るような会合やセミナーの利用にはいいかもしれませんね。 お部屋も複数あるので、遣い勝手も良いかと思います。

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