高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

平安女学院大学エコツアー

2019-09-05 12:23:38 | プログラム 学校

9月5日から8日までは京都の平安女学院大学で観光を学ぶ学生さん32人のフィールド実習の受け入れです。

もう20年くらい昔になるかなあ・・・

「地域からのエコツーリズム」という本を共著で出したことがあり、エコツーリズムを学ぶ学科で教科書というか、参考図書にして頂いたりしており、この手の本としては、2,3000部売れれば上出来と言われていましたが、出版後1年後くらいで5000部到達だったかな・・。観光業界本としてはベストセラー??となりました。 

で、今、アマゾンで調べたら、さすがに新刊では手に入らない・・、中古になってしまって500円くらいで手にはいりますが、なんと、新品は9000円の値がついていた。https://www.amazon.co.jp/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E2%80%95%E8%A6%B3%E5%85%89%E3%83%BB%E4%BA%A4%E6%B5%81%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%8C%81%E7%B6%9A%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A-%E6%95%B7%E7%94%B0-%E9%BA%BB%E5%AE%9F/dp/4761524286/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E9%AB%98%E6%9C%A8%E6%99%B4%E5%85%89&qid=1567741255&s=gateway&sr=8-1

は、さておいて、そんな関係から、2011年の秋に始めてフィールドワークの実習旅で黒松内町にお越し頂いた以来の二度目のご来松。

今回は、学生さんのお姉さんくらいの年齢のチコさんが全体コーディネイトをして「地域から」の特徴満載な旅となっています。

初日の5日は、お昼前に到着。昼食をはさみながら、町内のコアな施設巡り(外からざっと見るだけでしたが、宿泊施設の自然の家、自然のビジターセンター機能のブナセンター、道の駅、食品加工工場)、「北限のブナ里まちづくり」を具現化するために建てられてきたハード施設を頭に入れてから、レクチャー。

 なんと、副町長、教育委員会次長、環境企画課長、観光協会事務局長と、都市と農村交流に関わるお立場がことなるキーパーソンが勢ぞろいし、黒松内の観光資源やまちづくりについて語って頂きました。  私が全体コーディネイトしていたら、いろいろと考えてしまって、この方々にそろい踏みして頂くような企画はできかかったなあ・・・。

おかげさまで、それぞれの各度から貴重な御話をいただけました。学生さん以上に、私にとっても意義ある時間となりました。これもツーリズムのなせるわざだなあと、再認識すると共に、チコの若いチカラに感心をしました。 

今夜は自然の家泊まり。明日よりは町内の方々もたくさん登場して頂いて、文字通りの「地域からのエコツーリズム」の実践を体験していただこうと、チコがコーディネイトしたプログラムを愉しみにしています。

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留寿都小学校

2019-09-04 18:38:56 | プログラム 学校

今年、最後の小学校の宿泊体験学習は、留寿都村立留寿都小学校5年生16名です。 近隣の小学校5年生の宿泊体験学習は通常1泊2日なのですが、留寿都村は補助予算を作って2泊プログラムです。3日間あるといろいろな体験ができます。主催キャンプに比すると詰め込み感がありますが、そこは学校教育、あまり「合い間」の時間、我々でゆうところの「深化の時間」がとれず、スタッフとしては超忙しい3日間とはなりますが・・・。

 大きなテーマは 朱太川の上流の森、中域部の農村地域、川の体験、そして海体験、漁業を知る・・という流れとなります。

一日目のお昼前到着、お弁当を食べて、アイスブレイク。これにはスペイン人のラモちゃんの担当ゲームも含めてたっぷりと時間がとれました。午後はわが町のブナの北限の天然記念物の森ガイド。

 そして、地域への民泊。プログラムフローとしては、農家がベストなのですが、受け入れてくださる農家さんが3軒だけなので、漁家さんもお願いして4箇所へお泊り。 短い時間ですが、農作業や釣りをさせてもらいました。

     

二日目 今日は、申し分のない夏の終わりにふさわしい大快晴。 午前中は川へ。生き物探しにカヌー体験。本来ではカヌーでの川下りをしてもらいたいのですが、人数が多くてならず。 午後は、弁慶岬の政泊へ。生みの生き物さがしと堰堤からの飛び込み体験。そして夕方からは飯盒炊爨とフルバージョンの一日でした。

来年度の自然学校の体制は、未定な部分もありますが、このような体験学習の受け入れは続けてゆきたいものだ。

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京極小ワンディキャンプ

2019-06-28 12:10:13 | プログラム 学校

6月27日

京極小学校のワンディ体験学習の受け入れでした。 学校としては2泊3日なのですが、一日目はブナセンターが担当、宿泊は自然の家、二日目のプログラムは自然学校が担当と、はからずも町内の各セクターの協働受け入れとなりました。

5年生で総合的学習で「木」をテーマにしているということで、ブナセンターでは森のガイド、自然学校では木をつかったワンディキャンプ、自然の家は宿泊を担当しました。

滞在中のWalesの海外勢もボランティア協力をしてくれたのでちょっとした国際交流もできました。

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本日も飯盒炊爨

2018-09-05 22:26:41 | プログラム 学校

9月4-6日は、留寿都小の5年生2泊3日の宿泊体験学習の受け入れでした。

ここ1週間は災難続きだったので何が何日にあったのか定かでなくなってしまった・・。 台風の接近で天候が荒れると予想をして、初日から予定を変更し、まずは川プログラムを午後に実施したのは確か9月4日の到着日の午後でした。 朱太川の下流,河口から上流へ2番目のカヌーポート付近で生き物探しとカヌー体験。その夜は民泊でした。

その晩、台風がやって来て暴風雨。 自然学校の校庭のトドマツが3本倒れ、ビニールハウスの倒壊やらがありました。裏のトドマツは途中から折れるという事態で、それが電線にひっかかり断線による停電が発生。 翌日は北電やら電気工事屋さんがやってくる大掛かりな修復作業になり、暗くなるまでにはなんとか体育館を除いて修復しました。 この日は森の散策してから、政泊への海プログラム、さらには夕方から飯盒炊爨でしたが、ブルーシートタープで小雨をしのいで、すべてのプログラム遂行でした。

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雨にもマケズ

2018-08-30 15:51:17 | プログラム 学校

この4日間は、小学校5年生の宿泊体験学習の受け入れでした。 泊村と寿都町という近隣の学校さんでしたが、宿泊先が町の宿泊施設であったので、プログラムの対応でした。しかしながら、夕食は飯盒炊爨でした。この二日間は時折強く降る雨続きでしたが、雨にもマケズ、全日程を予定通りに過ごしました。 翌日の川活動はフローティングの予定でしたが、カヌーの方が安全だろうということで変更。

雨が降り始めてあたふたばたばたとシートを張り始めるのですが、今回もブルーシートが大活躍でした。 毎年夏が終わると反省するのですが、キャンプ場にブルーシート屋根が簡単に張れる装置をつけたいものです。

  

長期村を終えたばかりなのですが、スタッフ間の連携がうまくとれていたのかなと省みると・・、 ???な点もありましたが、子どもたち、学校さんにはご満足いただけたかな。          

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野外炊爨

2016-07-07 19:22:35 | プログラム 学校

 

この夏最初の小学科校の宿泊体験学習の受け入れは、昨夏と同様に倶知安町立北陽小学校の5年生です。 1泊2日ですが、通常の主催事業から比べるとてんこ盛りのプログラムです。 朱太川の源流から河口まで(河口部は隣町寿都ではありますが)が味わえるのが黒松内の特徴です。 まずは支流ではありますが、歌才川が流れる北限のぶなの天然記念物の森へ。黒松内へ来ればはずせない重要ポイントです。 人がかかわって作られた森・人工林から伐採がされたことがない原生林の姿を身体と感性で感じてもらいます。 触覚、聴覚、視覚、嗅覚、味覚 身体の感覚能力を高めてもらいます。 見えるものを見る認識力、見えないものを見る想像力を高めてもらいたいとの思いをもってガイドをします。

自然学校へ行き、改めて入校・開会式。そして、お昼ご飯はキッチンまりこからの給食。

午後は朱太川の河口に近い下流域。 河川工事の様子も見てもらいたいのですが、時間が取れない・・・・。カヌー体験と生き物探し。カヌーは今回は人数が多いので一度に川下りができないので、2グループに分かれて乗船体験程度しかできませんでした。

生き物探しは、カワエビや小魚をタモ網を使って採取し観察、キャッチ&リリースです。 しかし、なんと言っても水遊び、フローティングが大人気です。 1週間前は雨の予想だったのですが、適度に気温も上がり、大はしゃぎのひと時となりました。

そして、自然学校にもどり、野外炊爨活動です。 自然学校では、この炊爨活動にけっこう重きを置いています。飯盒炊飯と言われますが、私たちは炊爨活動と呼んでいます。 この「爨」は素敵ですよね。 火の上に木を置いて竈型にした上に鍋が乗っているような形をした漢字です。 メニューはカレーライスでありますが、されどカレーライス。薪でご飯を炊き、野菜を炒めて煮込む。この一連の活動中に火を加減よく絶やさない。けっこうスキルが必要です。グループでのチームワークも必要。なぜ燃えるのか? 「炊く」ってどういうこと? カレールーの分量は? お米と水の分量は? 考えること推測しながら進めることもたくさんあります。 小学生の体験学習としては、これだけで、国語、算数、理科、社会と教室で学ぶことにつなげることができる体験学習の材料がたくさんあるのです。

ともあれ、今回の学校は予定された時間内に順調に料理が進みました。

明日は、朝から漁協のセリ見学から始まり、海活動。いそがしいよ。でも、いい思い出と学習の機会を提供したいね。

A

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寿都中交流

2016-06-25 17:00:05 | プログラム 学校

6月22,23日の二日間に渡って、午前中に寿都中学校をNICEのボランティアと訪れて国際交流授業を展開しました。

今回の滞在者は、英国連邦のWalesのカジフ大学の学生さんで、中国やフランスからの留学生も含め7名がいます。コミュニティファームの整備や自然学校の営繕がメイン活動ですが、地域との交流事業にも参加してもらっています。

英語を使ったアイスブレイクゲームをしたあと、生徒が考えてきた質問をできるだけ英語を使ってやりとりするインタビュー事業でした。給食も一緒に食べて3時間あまりの交流でした。

みんなSHYなので、なかなか会話が進まず、walesのメンバーは苦心していましたが、生徒たちにはいい刺激になったことでしょう。フランスに行きたいという生徒さんもいました。 これをきっかけに、将来、世界に飛び出してゆく若者が育てば嬉しい限りです。

みなさん、お疲れ様でした。



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巽ナイスなファイアーの夜

2015-09-09 20:37:26 | プログラム 学校

留寿都小の2泊3日の二日目の夜。 プログラムはキャンプファイアーのご希望だった。普段あまり、林間学校的なキャンプファイアーをしていないのですが、ひさしぶりに小さくともキャンプファイアーらしいキャンプファイアープログラムでした。

生憎の雨なので・・・・、しかし、子どもたちはプログラムを作って楽しみにしていたので・・・、

場所は・・・○○で、ファイアーも小さめでしたが、火の神が登場し点火し、誓いの言葉があり、フォークダンス、全員でする動作遊びや歌もある典型的なキャンプファイアー・プログラムでした。 巽の軽妙な進行で楽しく進みました。 私も何十年ぶりにジェンカとマイムマイムを小学5年生と踊りました。子どもの頃は嫌だった記憶がありますが、今夜は楽しめたなあ。 たしか、10年ほど前に、STOTの結婚式で参列者全員でフォークダンスをしたことがありましたが、子ども達のはだんだんと早くなる定番だったので、爺さんは大変でしたが・・・。

最期は担任の先生にも上手に花を持たせるような演出もあり、巽NICEな夜のプログラムでした。

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農業の体験学習

2015-07-11 03:42:08 | プログラム 学校

「有機農業についてを体験学習でやりたい」という、言えば(頼むや)易し、実施は難しのオーダーを小学校から受けました。

半年以上のロングスパンで営農される仕事の一部分、ある日のある時間だけを短時間で「何か」を伝えるのは難しい。ましてや、一般にすぐに「有機農業」とは言ってしまうが、その認証はなかなか厳しい制度があり、言い切るだけの農業を実行している農家は実は少ないのだ。しかし、無化学肥料、無農薬ではある田んぼや畑はある。また減農薬も進み、農薬も改良を重ねてきている。

従来の農法と有機農法を対比させてメリットデメリットを小学5年生に伝えることは難しい。 多様な農業のあり方、手間のかかる農法をなぜ行うのか、生産者から生の声を子どもたちに届けることには、意義があるだろう。 多様な考え方、価値観、手法を実際に見て感じ、そのうえで自分の意見や考え方を養ってゆく。

日本の教育にはこういった観点が薄いのではないだろうか・・・、というたいそうなことを考えつつ、黒松内白井川で合鴨農法をしている今井さんを小学生と訪れました。

合鴨は見ているだけでも可愛いので、子供たちの質問はどうしても合鴨のことに集中してしまいます。

農薬を使わずに雑草が生えない田んぼにするために合鴨が使われているのですが、それがわかったかなあ・・・。

歩幅で田んぼのおよその田んぼの面積を測ってみる。 そこでどのくらいのお米がとれるか知る・・・。

試行錯誤したプログラムでした・・・・。

 




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体験活動二日目

2014-09-10 18:36:36 | プログラム 学校

農家や漁家へ4組に分かれて分宿の民泊でした。 漁師さんでもある日本海食堂へ出かけたチームは朝5時おきで、なんと、船釣り体験をさせてもらいました。

ポイントで電動リールも使わせてもらったそうで、Kさん等にご指導の元、クロソイやカサゴのデカいのを釣り上げてきました。 それぞれがつり上げ自慢の幸せな体験した小学生男子。

今日は大雨の注意報も出ていましたが、幸いほとんど雨に当たりませんでしたし、体験活動をする朱太川の上流域でも大雨がありませんでした。 ちょっと北側の白老は大雨だったそうで、ラッキーな一日でした。 午前中は、下流域でカヌーと生き物探し、そして午後は、弁慶岬での磯活動と飛び込み。 雷が遠くで鳴り始めて来たので、早めに中断。 防波堤からの飛び込みも短縮しつつも、なんとか皆に飛び込みの醍醐味を体験してもらいました。


夕食の野外炊さんは、空とにらめっこしながら、にわか雨が来ても対処できる屋根がないので、体育館での活動に変更。 ちょっと物足りさも私たち側にありましたが、帰って子どもたちは安心しながらできたようです。  食後に寿都温泉に行き、みなさん、ただいま帰着 21:00 長い一日でした。

雨を睨みながらの活動はこれにて終了。 明日は漁業プログラムです。 海を遠望するところから、セリ見学、小売や流通を知る、漁船体験と続きます。 風が出て出船できなくならんように記念

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