高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

総会

2023-05-29 16:57:21 | 日記

5月、6月はいろいろな団体、協議会の総会がめじろおしです。 それでも以前に比べて参加参画する機会は減ってきていますが、足元の黒松内ぶなの森自然学校運営協議会と 特定非営利活動法人くろす野外計画社の合同総会を実施しました。 この二団体は、かつての自然学校とNPOねおすとの関係性を同じくするために ねおすが解散した時に くろすを設立しました。 「ねお」が「くろ」に変わっただけじゃあないかと言われたりしますが、 「くろす」の意味は、黒松内町の「くろ」と隣町の寿都町の「す」でありこの地域を活動拠点にしているという意味合いと「クロス」鉤十字⇒異なるモノ・コト・ヒトをつなぎ合わせるという意味合いが実はあるのです。

しかしながら、この両者の関係は、ねおす解散時には必要性があって、NPOくろすを誕生させたのですが、自然学校の活動が自立性が高まったので今やもう必要ないなとも思っています。 また、スタッフの社会保険のための法人格取得という意味合いもありましたが、働き方の多様化で、今ではこのNPO正規スタッフは私ともうひとりしかいません・・・。 またNPOくろす野外計画社は、高木個人として黒松内町域外の仕事を請け負うためにも作ったのですが、もうそんな勢いもないので、そろそろ閉じようかなとも思案中であります・・・。

 

 

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ニセコでの森のようちえん

2023-05-27 17:23:54 | 日記
5/27
 ニセコ町にて森のようちえんを開催しました。 これは、なみうち助産院がニセコ町のファミリーサポート事業で受けている活動を ぶなの森自然学校がお手伝いをしている事業です。 会場はニセコ町近藤にある道有林(北海道の管理する森)でした。ここにはかつて牛舎か堆肥場があったと思われる場所で、なんといっても井戸があるのが魅力です。


 
幼児親子が合計30人ほどの参加でした。お天気もよく適度な暑さで、人気はもちろん井戸からの水遊びとなりました。 すぐ後ろには羊蹄山があり、その恵みを受けた地下水はとても冷たく気持ちが良い清水でした。
 
例によって特別なプログラムはなく、水遊びができる道具(今回は雨樋がとても有効でした)、お絵かき道具、薪の小割りと「わらわら」活動でした。 
 
わたし達の子ども自然体験活動は、「自分で自分を楽しませることができるようになる」が一番の活動目標です。 自己効力感、自己肯定感をはぐくみ、最終的にはそんな自分を自己受容できるようになり、子どもが自分で自分を楽しませることができるようになって欲しいが願いです。
 
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季節は初夏へと

2023-05-24 09:01:09 | 日記

自然学校の校庭にいっぱい咲いていたディジーとタンポポは終わり、木々の新緑が眩しくなっています。ツツドリがポッポポッポと鳴いていますがカッコーはまだ。

と、書いてから1週間はたってしまって、このブログの続きを今ごろ書いていますが、けさ、間近にカッコーの大きな鳴き声を聞きました。

で、カミさんに、買ってきたままの苗を植えろと命令されております。

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お葬式

2023-05-22 00:13:28 | 日記

5/21

かつて黒松内で一緒に仕事をしたことがあるs元スタッフのお連れ合いだ亡くなり苫小牧までお通夜に参列に行きました。 お子さんが産まれたばかりの若いご夫婦でした。 若い人のお葬式は辛くせつない・・・
 
齢(よわい)七十に近づきつつあるアタシとしては、十分に生きてきたなあと感慨も持ちながら、坊さんの話を聞きました。 お葬式は現世をこれからも生きる人とのお別れの儀式であるとともに、浄土での再会を約束する時であるとの話に身をつまされた。(もうひとつ、意味があるとおっしゃっていたけれど・・、それは忘れた)
 
旧ねおすの人も何人か来ていた。 お葬式というのは旧知の人々との再会の時でもあるな(とは、坊さんは言ってはいなかったが・・)
そこで・・、おいらの葬式のことを頼んでおいた。
「おおよそのセレモニーの進行希望をかきのこしておくから、UEちゃんあとはプロデュースをよろしく」と、
 
「はい、わかってます。楽しくパーティ風にすればいいんですよね」
 
みなさん、たのしみにしておいてくださいな。
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タンポポの生命力

2023-05-17 14:08:03 | 日記
黒松内ぶなの森自然学校の校庭にはタンポポとデイジィーが花さかりです。

この時期のタンポポの生命力にはいつも驚かされます。 ほっとくと雑草(ほとんどは牧草種)が伸びてとんでもないことになるので、スタッフがこれらの花たちに気を使いながら小まめに草刈をします。 当然にタンポポも刈られてしまうのですが、それにもめげずに、再び花を咲かせようとします。 タンポポの種子は綿毛と作って風にのって拡散するので、茎が伸びて少しでも高い位置を確保したいのですが、刈られてしまうのですね。
 
ところが・・、子孫を残すために再び茎を伸ばし、花を咲かせる時間が足りない・・・、ので、茎を伸ばさずに矮小のままに花を再度さかせるのですね!!  それもかなわなくなると、花のまま首を切られても、地面に転がった花は綿毛化して、種子を作るんです。もちろん、しっかりとした種とはなってないかもしれませんが・・。
 
なんという生命力なんでしょうか。 驚嘆です。 このタンポポからその生命力の源となる成分を取り出せば、老化防止、生命維持力アップのサプリメントが作れるんじゃあないかしらん・・・。 タンポポ由来の薬や化粧品って聞いたことがないので、これは実は大発見になるかもしれないなあ・・と思うのですが・・・。
 
 
こんな薬効に関する記事をみつけましたが、その効能についてはほとんでわかってないとのこと・・・。
なので・・
とりあえず、乾燥させて、お茶にでもして飲んでみるかいな・・。
 
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初夏へ

2023-05-11 12:38:22 | 日記
春爛漫。 ゴールデンウィーク期間は、主催事業や来客も続き、コロナ前の感じが戻ってきました。
 この時期、自然学校の校庭はタンポポとデイジー(雛菊でいいのかな?)が満開となり広がります。
この中に寝転がり、空を見上げると雲がゆくをみるのが好きです。

【風と往き来し、雲からエネルギーを取れ】は、宮沢賢治さんの言葉で、私の座右の銘です。
そして、
八重桜が満開となり、春から初夏へ移ろう爽やかな時候となりました。 北海道の初夏は最高です。この時期が一番好きだな、アタシは。
(写真は隣町の現役小学校の玄関前)
 
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テント生活

2023-05-08 16:15:50 | 日記
ここ四夜ばかり、校庭でひとりテント生活を続けています。寝るだけですが…。
朝夜明け前の野鳥のさえずりが何種類も聞こえて目覚ましとなります。

三夜目は、大雨があり、ずぶぬれになったので夜半に家に逃げ戻りました。朝起きると服は脱ぎ捨てパンツいっちょでベットにはいっとりました。
原因は、テントの破れね。 このお気に入りてんとは、DOMAテントという名前で、ひとりようの小さいながら、土間の前室があるんですね。これがけっこう便利で特に雪山ではなにかと都合がいいのですが、出入り口のチャックが咬みやすくて、そのため無理掛けて破ってしまい、徐々に大きくなってしまった・・・。
あちこち一緒に旅をしましたが。まあ、あれこれ10年ものくらいだから、そろそろ買い替え時かな・・・。
もう、ハードな登山はしない、できないので車に積んでゆくから、もうちょっと大きめのにするかな、それでも前室土間は必須だな。
 
 
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案山子

2023-05-05 13:32:17 | 日記
来訪していたSSK君が取ってきたオタマジャクシの池を作りたいというので、ときどき構いながら様子をそばでみていました。
 
小さな池ができて、念願のオタマを放しました。もう1時間で解散という時に私が、
「カラスが来て、オタマをついばんでしまうな」と余計な一言を言ったばかりに、では案山子を作りたいということになり、それもお付き合い。ちょこちょことアイディアサポートして30分ほどで急遽作り上げました。
 
 
なかなかのご満悦の達成感。 よかったね。
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私のゴールデンウィーク

2023-05-03 11:36:19 | 日記
桜の開花が早いことしの春でした。 5月6日にはもう葉桜状態でした。

2泊の子どもキャンプ、募集のデイキャンプに来訪者も続き、それなりに忙しい自然学校でした。暖かく暇があれば、家の前の花壇?菜園?の雑草取り、耕しをしていますが、すぐに腰が痛い、股関節が痛いと休んでばかりでちっとも進みません。
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BigShip

2023-05-01 17:24:46 | 日記

今週木曜日(5日かな?)HBCTV(北海道放送)の夕方の情報番組のなかで、17:00頃から「懐かしの昭和の建物」というコーナーで 丸増健康ランドBigShip(ビックシップ)が紹介されます。 昭和と言っても、昭和天皇崩御の年の年末年始だったので、実際の営業開始は平成なのではありますが・・・。

「なぜ、船の形をしている建物なのか?」と、どこから見つけてきたのか、番組ディレクターから突然取材電話がきました。 私は、大学卒業後就職した札幌の貿易会社を社長とぶつかっちゃって、後先考えずに辞めたのですが、マンション建設不動産会社の丸増に次に就職先をすぐに紹介してくれた方がいて、辞めた二日後にはそこへ再就職をしました。 不動産業の景気がいい時代で、マンションばかりではなく観光業に進出し、ホテルやレストラン、ゴルフ場、そして総合レジャー施設開発をしている会社でした。 当初はゴルフ場開業準備室なる部署に籍を置かれたのですが、すぐにゴルフ場はオープンされ(恵庭にあるジャンボ尾崎監修のコース)、次なる開発は健康ランドでした。 健康ランドは関東、中部圏には流行のように林立しており、札幌でもそれに乗っかるように, 石狩茨戸にテルメ、すすきのにジャスマックプラザ、清田区に黎明薬湯などの計画が立ち上がっていました。 そしてわが方でも設計会社が何案も建物提案をしていましたが、今ひとつ特徴、インパクトがない・・・、たまたま取得した土地の形が船の平面図のような形をしていたので、社長が企画会議で突然に「船を模した建物にしよう」と言い出して、設計陣を慌てさせました。 豪華客船をイメージし大きな吹き抜けホールを造りたいという社長決裁に「構造安全上」に設計屋さんたちは大苦労していました。

私はこの段階から開業準備室に参画しました。担当役員の副社長と私より若い社員2名と4人だけの開業準備室でのスタートでした。建設費は当時でも十億円を超えていたんじゃあなかったかな。 そのイニシャルコストからランニングコスト、長期の資金計画から始まりました。 営業経営ですから、建設費以外の初期投資費用(内装調度品、厨房や自前ランドリーの設備計画などさまざまな物品、設備品)、従業員計画とその人件費、広告宣伝、イベント経費などのランニングコストなどありとあらゆる見積もりをしなければなりません。

今思えば、良くまあ試算したもんだなあと思います。 温泉入浴施設、いろいろな飲食コーナー、スポーツクラブ、宴会などなど、予想を立てて、予算計画を作るという作業を初めは、ほとんど全てといっていいほどに計画を作りました。 

あのころは、よくまあ働いたもんだと我ながら感心しますわ。

 

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