高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

大学と学生

2013-01-31 11:54:53 | 今日のニュースから
道都大、運営譲渡へ 横浜の法人に 学生減り経営難 14年度に(01/31 北海道新聞)
http://www.47news.jp/news/2013/01/post_20130131104346.html

 地方都市から大学が撤退したことはあったが、道内大学の経営権の譲渡は初めてらしい。若者が減少し大学全入時代と言われる。専門学校も多数あり、専門学校の大学経営移管もある。田中真紀子前文科大臣が乱暴にも認可取り消しをしようとした看護大学も北海道の専門学校の鞍替えであった。 大学教育はその教育の在り方、特徴のつけ方が大いに問われる時代に突入していることは間違いない。
 
 29日に北海道の有力私立大学の教務課長、教授と学生のインターンシップや小中高生を対象にしたキャンパスキャンプの可能性等について意見交換をした。キャンパスキャンプは子ども達に大学に関心を持ってもらい、将来入学試験を受けるが否かの広報的意味合いもあるが、現役学生関わる実習的な側面も考えてのことだ。 ソーシャルコミュニケーション力、あるいは社会的スキルを高めることが大学・専門教育でできるか、様々な模索をしてゆかなければならない。

 一歩社会に前向きにチャレンジする気持ちが生まれにくい時代であることは確かだ。 若者が生きにくい時代でもある。

 国政選挙で自民→民主→自民と大ブレするように、もしかすると社会全般の傾向かもしれないが、物事を「好き嫌い的」な感覚で決めてしまうことが日本人に強くなってきているのではないだろうか。 大学生のインターンシップも、ちょっと人から話を聞いて、ちょっとHPで見て、ほんの少しばかり体験して、自分に合っているかあっていないかを判断してしまう。なんの仕事であっても困難はあるのだが、その困難を避けて通ってしまう。 選択や継続判断が常に「今の自分の状態」にとってイイのかどうか、私が好きなのか嫌いなのかになっているように思える。

 ソーシャルコミュニケーション力をつけるために、私たちがどのような役回りを持てるか。
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自然エネルギーを考えるフォーラム

2013-01-29 21:52:02 | プログラム

 子ども達に自然エネルギーのことを知ってもらいたい大人達のフォーラムをしようと、頭を絞っています。
 6月に田中優さんをゲストに半日フォーラムを実施。後日、ビアンカさんや家次さんの自然エネルギー器具・機会があるフィールドの見学ツアーを実施する方向で検討中です。

***
昨夜は苫小牧に泊まり、いぶり自然学校のボランティアさんと懇親。

本日は、忙しかった・・・。 道庁国際交流課で中国・台湾からの研修生を黒松内ぶなの森自然学校で長期的に受け入れた場合の中国語留学生の語学力を活用するために利用できるような施策検討。

酪農大のS教務課長やM教授と学生実習やキャンパスキャンプの可能性、昨今の学生さんお傾向などを意見交換。YMCA主管のJICA研修の打ち合わせ、そして、自然エネルギーフォーラムの打ち合わせ・・・。
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真冬の自然療法活動

2013-01-28 18:08:16 | プログラム 自然療育

 苫小牧植苗病院精神科の自然療法活動は冬でも続けています。 今日の参加者は多かったな。

 30分ほど森を散策した後は、焚き火を囲んでマシュマロを焼いておしるこ食べて、歌を一緒に歌いました。
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「使い捨て人材育成にノーを」 内田氏講演

2013-01-27 13:06:22 | 今日のニュースから

 すべては賛成できないが、かなり賛同できるご意見だな。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2387067.article.html

 大学がグローバル社会経済だけを見て教育し、大学数のだけが増えるのなら反対。 大学のキャリア教育なるもの、就活に振り回される学生さん達は ほんとうに可哀そうだと思うな。 

 社会の実情が変わってきているのに、それを教えないで、卒業後の四月から月収を得られるシゴト、アルバイトであろうと期間雇用であろうと、に就くか就かないかの 就職率に振り回されている大学教育も、使い捨て人材教育になってしまっていると思う。
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自衛隊の武器使用・・・

2013-01-27 12:40:13 | 今日のニュースから
さすがに・・、ストレートに反対を述べられない・・・。

 世界の大きな構図の中で、資本主義の大きな富と貧困の狭間の中で、日本が揺れだしている。

 http://www.47news.jp/CN/201301/CN2013012701001321.html

 この構図は、人が生きている中で大昔から続いている。根本は誰が土地、そこにある資源を誰が所有し商売するか。資本=金が流通し始めてから加速化している。国家を前面に出せば・・「そうだよな」とも思うが、地域・足元の暮らしを考えると、「そうでもない」。 

 論理的にうまく説明できない、行間が足りないが・・・、

 日本は、明確な地方分権、共和国制に移行すべきだと思う。

 1億人も人口がある先進国が、ローカル色を薄め、国家の経営観だけを強要するようになることは、恐ろしいことだ。
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味噌づくり

2013-01-27 11:41:03 | プログラム

 本日の自然学校では、参加者がちょっと少ないですが、スタッフ研修も兼ねて、農家の畠山さんを講師に 味噌づくりをしています。
来月は豆腐づくりと雪の中のスノーシューズトレッキングです。 2月23-24日です。


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ラオス人からの民泊依頼

2013-01-27 10:41:21 | いろいろシゴト

 毎年、JICA経由で研修対応の依頼が黒松内ぶなの森自然学校の1,2回あります。 本年度はラオスから2月8-9日にあります。

 これまで受け入れてきたのは、中央アジア(キリギスタンなど・・スタンとつく国々)、極東ロシア、中南米などです。 東京近辺中心で1か月くらいの研修をして、北海道は黒松内だけというケースが半分あります・・・。エコツーリズムをテーマとした、いわゆる開発途上国の環境・観光行政職員を中心に地域によってはガイドやホテル業、旅行業の業者も含まれる10~20数人位のグループです。

 しかし、 なぜ、人口3200人の小さな町、黒松内へ来るのか・・。

 まずは、私たちのような存在(自然学校)が大きな観光地でもない、普通の田舎にいることに???
 そして、どんな地方に行ってもインフラが整備されていること(道の駅、道路やビジターが使えるトイレ)
 地域の人達がビジターをおもてなしをすること

こういったことに興味関心を持ってやってきます。

今回は、4軒のお宅で民泊(農家、一般家庭)でお願いします。
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中国に自然学校を!

2013-01-26 00:20:02 | いろいろシゴト
 
 昨年11月に中国の成都、北京にて「自然教育」をテーマにしたフォーラムに参加して、中国に登場しているたくさんの環境、自然に関わる草の根NGOの人達、研究者に出会いました。日本の報道で目にする中国情勢とは、また違った今の中国の社会を体感することができました。
その延長のシゴトをしています。

 日中市民ネットが橋渡し役を務め、JICA等が資金を提供。中国の北京大学、山水自然保護センター、日本エコツーリズムセンターの構成団体の自然学校が協働して進めている「中国に自然学校を作る、支援する」活動の一環として、中国に自然学校を始めている人達、やりたい人向けのマネージメントとプログラムテキストを作ります。さらには新年度からは中国側からの研修生を受け入れます。

 日本の仕組みをそのまま中国に持ち込んで、風土、人々のシゴトの仕方、生活習慣が違うのでなじまないこともたくさんあると思います。私たちのやってきたことのエキスを、物語風に抽出し、中国式に変換を試みます。中国人メンバーと日本の自然学校の経営者達でいろいろと議論しています。

 しかし、日本の自然学校も実は一様ではなく多様な性質を持ち多様な業務内容があります。ビジネスとして捉えるかNPO活動、社会的企業として捉えるか・・、結構難儀な面もあります。

 かたや、同時に検討を続けている 自然学校のビジネスモデルの検討ともあい絡み合って、なかなか深い本質的が議論をしています。 アウトドアマーケティングの専門家・コンサルタントとしてのトッププランナー中村氏によると、「自然体験活動ではアウトドアマーケットを広げられないアウトドアアパレル業界などは判断している」とのことです。

そもそも論からいうと、地域活動、子どもの環境・自然教育、地域への関わり等、非営利活動性が強いので、マクロ経済のマーケティングにはそぐわないと思うんだな。私は・・。 むしろ、いかに持続可能な小さな地域社会に、何が貢献できるのか、ミクロ経済や社会への啓発的側面の方が強いんだな・・・。私達が展開している自然学校活動は。



中国にとっては、より混沌とした状態になるんだろうか。

 現状の私達の支援活動は、経済・ビジネス活動というよりは、自然教育・環境教育からの視点に立った、地域への貢献という立ち位置で編集を試みています・
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新幹線

2013-01-24 11:37:13 | 日記
鉄ちゃんではありませんが、こういう場面に出会うと写真を撮りたくなるなあ!
長野新幹線の乗車待ちat東京駅

やはりどこか、テンションがあがっています。
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動物注意

2013-01-24 08:15:21 | 日記
全国にいろいろありますな.
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