高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

さよならパーティ

2017-04-30 10:21:52 | 国際交流

1週間滞在していた国際ワークキャンプチームとシンガポール、台湾からのゲストのさよならパーティ。各国料理をそれぞれが作り、郵便局長、酪農家や農家、商店の地域の方々もお招きしました。 今回は、ゲストハウス周りの修繕やコミュニティ農場の整備をはじめ、地域の花見懇親会、カラオケ同好会や小学校での卓球活動への参加、島牧の漁師さんにも体験活動をさせて頂きました。国際交流もいろいろとできました。

未来を担う若者たちの黒松内、北海道のファンをつくれたかな。ボランティアワークキャンプなので、当校や地域への経済活動とはなりにくいですが、世界平和のためには世界の若者の交流促進はかかせないので、これからも自然学校のミッションとして続けてゆきたいと考えています。

 GW中は、他にもネパール人の滞在もこれから予定されています。

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黒松内総合体育館落成式

2017-04-29 17:47:43 | 日記

黒松内の総合体育館が落成をしました。前体育館は地区40年以上を経過し耐震構造も満たしていないので、解体新築となり、10ヶ月の時間をかけて大きな立派な体育館が竣工しました。 フロアーは黒松内のブナ材を使用、はりや柱には後志地域のカラマツの集成材がふんだんに使われています。

午後には落成イベントとして、駒沢大学附属苫小牧高校の吹奏楽局(正式名称は吹奏楽部でも楽団ではないらしい)の演奏公演もありました。さすが全国大会の常連校、迫力がありました。演歌やポップス曲をアレンジした演奏、マーチングやダンス、甲子園での応援曲も含めたパフォーマンスを楽しみました。

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作業日より

2017-04-27 13:57:44 | 国際交流

NICEワークキャンプチームにとって27日は風は冷たくとも穏やかな作業ひよりでした。 校庭に倒れたトドマツを処理し、ゲストハウスのテラスや玄関周りの木道を修繕。 午後はコミュニティファームの笹刈りに総出でした。

しかし、夜は島牧の漁師さんの誘いでコナゴ漁船に体験しに行きましたが、意外や波があったようで出船できませんでした。残念。

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中つち

2017-04-26 10:16:02 | 国際交流

NICEワークキャンプは休日日。 洞爺方面へのミニツアーを実施しました。風は冷たいが比較的いい陽気でした。 黒松内の春の花の群生地をチェックしましたが、雪解けがすすんだ割にはカタクリ、エゾノリュウキンカの群生地の開花は遅いようです。

洞爺湖温泉も考えていたのですが、彼らはNoというので、時間ができたので、豊浦のサスティナブル農場「中つち」にお邪魔しました。 黒松内ぶなの森自然学校でチーフディレクターだった鈴木剛充(たーぼ)と間村奈未子(まむ)の二人がファミリーサイズでまさしく開拓中の農場です。 太陽光発電で冷蔵庫まで稼働させていました。

水も自分たちで引き自宅もセルフビルドで建て、今年の目標は水田再生とのことです。そのうえで、次の目標は非電化生活とサラリと話していました。 香港の大都会育ちの銀行マンのBanBanにとっては驚愕的な現実現場だったようです。

 

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Skype面接

2017-04-25 17:06:35 | 国際交流

ここ6,7年になるでしょうか、台湾高雄の実践大学と夏期間(7月から8月の1ヶ月間)に子ども長期体験活動のボランティアとして実習契約を結んで、毎年2~3人の学生さんが黒松内に滞在してくれています。日本の大学が8月上旬まで講義が試験があるようになり、さっぽろと日本人学生ボランティアが来なくなりました。その変わり、国際ボランティア・ワークキャンプの仕組みや海外の大学との実習受け入れで、夏の活動がスタートできるという状況になっています。 

そして、実践大学の観光学科では、ついに昨年度から半年海外実習単位制度を導入しました。日本では社会的実習で大きな単位とできる大学はまだ少数です。この実習単位は必須のようです。 国内のみならず海外まで実習を出すというのは大学としても大胆な勇気ある決断でしょう。 日本国内でも数箇所が受け入れをしているようです。

しかし、観光を専攻としている学生さんなので、旅館などの観光地実習では無償労働力として使われてしまうきらいもあるようで、会社実習では、現在は日本円で一日3000円を学生側へ支払うような実習契約となっているようです。それでも低賃金雇用に近いものになってしかねないと老婆心ながら心配もしています。

一方、当方では、もちろん謝金のようなものはお支払できませんから、無償実習であります。それでも・・、ということで応募して来た意欲ある学生さんです。7月から年末まで(場合によっては1月まで)北海道黒松内の夏から冬までじっくりと体験実習をしてもらいます。

日本はかたことです。日本語の上達も目標です。 観光ビザ、ワーキングホリディとはまた異なった来日なのでヴィザ取得まで手続きもありますが、インターンシップとしての来日後はどうぞ、皆様、よろしくお願い致します。

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国際ワークキャンプ

2017-04-24 14:49:53 | 国際交流

NPO国際ワークキャンプと共催の「春の黒松内ワークキャンプ」がスタートしました。

ワークキャンプとは、滞在者には宿泊と食事を提供し、ボランティア仕事をしてもらう活動で、世界各国にそれをオーガナイズする団体があり、それらが協働して世界中に値ネットワークを張って世界各地のワークサイトへの参加募集を行う活動です。 黒松内ぶなの森自然学校もそのワークサイトのひとつとして名乗りをあげています。10年ほど前から、夏の子ども長期自然体験活動に毎年3~4人の海外勢を募ってもらっています。夏の子ども活動は、日本の大学生が8月上旬まで講義や試験があるのでなかなかボランティアが集まりにくい状況があり、今や彼ら外国勢がいないとキャンプをスタートできず、大きなチカラとなっています。

その関係性から、3年ほど前から自然学校や農園の作業ボランティアワークとしてGWに一般募集のワークキャンプを、また特定の地域(ウェールズ)からは特定の団体や学生を2年続けて(今年も予定)6月に2週間、受け入れています。

今週は、イタリア、香港、台湾から参加で、期間を合わせて、自然学校のスタッフに関わりのあるシンガポール、台湾からの3人も加えて6人の海外勢が滞在しています。ロシアの娘も来る予定で、昨日は黒松内到着の列車3本に迎えに行きましたが、乗っておらず、行方不明かと心配しましたが、ドタキャンらしい・・・・。

この春は、自然学校周りの営繕作業やコミュニティファームの農場作業をしてもらいます。

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人生フルーツ

2017-04-23 16:58:06 | 日記

風が吹けば 枯葉が落ちる

  枯葉が落ちれば 土が肥える

    土が肥えれば果実が実る

       こつこつ ゆっくり 人生フルーツ

  人生はだんだん美しくなる

という映画をKKZさんのお奨めで、時間ができたので、札幌シアターキノで観て来ました。元ランドスケープ・建築家が自らが高度成長期時代に住宅地開発に関わり地域から里山をなくしてしまったが、引退晩年後に、その地に移り住み、自らの周りに里山を取り戻すことで、人が関わる自然を取り戻そう、できるんだということを実践したく、こつこつと老夫婦で仲良く、ゆっくりと生活をする姿を追った、淡々としたドキュメンタリー映像です。主人公は、ある日、庭の草むしりをした後に、お昼寝をして・・・・・、なのですが。それもすんなりと受け入れられました。HPはこちらです。  

⇒ http://life-is-fruity.com/#mce_temp_url#

ソフト的な仕事、コミュニティの仕組みづくりや人材育成を仕事にしてきたいる私は、それはこつこつとしつこいくらいに歩を進めてゆくのですが、身体を動かしての「ものづくり」というのは苦手で、こつこつとできないのであります。農学部に進んだのに、農業に関わる仕事に結局つかなかったのも、作物を育てるためのこつこつさ能力不足でありました。 自然学校周りもこつこつと整備してゆきたいのですが、それもできない・・・。 のですが、この映画を観て、自分ができることでいいから、こつこつと身体を動かして周辺環境を変えてゆく大切さを改めて教えてもらいました。

「こつこつ ゆっくり 人生フルーツ」「人生はだんだん美しくなる」・・・・とつぶやくと・・

カミさんは、 「あんたは、このままだと、人生ドライフルーツね」と。

あんまりだ。 しかし、ドライフルーツは実ってからできるのだ。

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鉄道ワークショップ

2017-04-22 11:24:16 | 日記

JR北海道は財政立て直し、新幹線伸長により再建案をいろいろと出し始めていますが・・、それはほとんど全部が廃線案です。 確かに人口減により乗車率は低下の一方でしょうが、だからといって、国策でこれまで作った鉄道網を一方的に廃線していいもんでしょうかね。地域の切り捨てであります。 かと言って、再建のアイディアもなし・・じゃあね。 そこで、鉄道再建をテーマにした市民ワークショップが企画されました。

御関心のある方、ぜひ、以下案内をご覧下さいませ。

鉄道を活かして地域の魅力を再発見

 
企画持ち寄りワークショップ
存続が危ぶまれる道内各地の鉄道路線
でも鉄道の活かし方はいろいろあるはず!
鉄道・地域の魅力を伝える企画をみんなで持ち寄りませんか
参加者同士で企画を持ち寄り、実施に向けたワークショップをします
「アイデアがあるよ」という方 ぜひご参加ください!

たとえば・・・
著者と列車に乗ってゆかりの地をめぐるツアーなど
         
●日時/2017年5月20日(土)14:00~17:00市民活動プラザ星園 中会議室(札幌市中央区南8条西2丁目5-74)
 第1回:「アイデアを共有する」①参加者同士で企画を発表 
②企画のブラッシュアップ&報告

2017年6月24日(土)10:30~14:30(会場未定)
第2回:「アイデアを実現する」      
①企画の実現に向けたワークショップ 
※夏以降に向けていくつかの企画を実施したいと考えています。
     
●対象/鉄道を活かして地域の魅力を伝える企画を実施したい方
●定員/20人 ●参加費/500円
●持ち物/企画名・内容を明記した企画書(A4用紙・1枚)を持参
          →10部ご用意ください 

共催:NPO法人北海道NPOサポートセンター、NPO法人ゆうらん
【申し込み・お問合せ先】
NPO法人北海道NPOサポートセンター (担当:定森)
札幌市中央区南8条西2丁目5-74 市民活動プラザ星園201号
TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974
メール:info※hnposc.net (※は@に変えてください)
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東アジア地球市民村2017

2017-04-22 10:42:24 | お知らせ

NGO日中市民ネットワークをコアにして過去3回、上海を会場に開催されて来た地球市民村ネットワークフォーラムがいよいよ日本で開催されます。

中国、台湾、韓国、日本の市民活動、社会的企業に関わる人々が大集合します。過去3回の大会には私も参加して来ましたが、環境、自然、有機農業、まちむらづくりに関わる人たちが(これまでは大陸中国人が7割くらい)200人規模で集合し3日間の交流をしました。話題は暮らし生活に関わること(これまでは主として環境・自然話題が多かった)で多岐に渡ります。 政治や経済では日中は微妙な関係を続けていますが、もっと市民ベースでの交流作りが国際地域の平和作りにもつながると信じてやみません。どうぞ、多くの日本の皆さんも参加してください。 

俺らはモンゴロイドですからね。

http://www.kokuchpro.com/event/241ad7f637889e9ec0ccb36c388a63c3/

 

 

 

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大きくなったなあの会

2017-04-22 10:40:47 | 日記

MRKさんの休暇をなかなか作ってあげられていません。半年も札幌へ行っていないとのお叱りを受けて(その間、本州の旅行などにはいっているんですけどね)ひさしぶりに札幌へアッシー係を拝命。

夜は彼女もよりの人たちにお声がけして会食。今回は、子供時代に黒松内に関わりがあった青年たちを囲む会のようになりました。

自然学校というしくみは、そのコアにいる限りは、関わった子どもたちの成長を共に歩めるのが仕事の醍醐味です。

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