高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

スウェットロッジを開設します。

2017-08-18 13:51:14 | お知らせ

アメリカンネイティブの儀式・スウェットロッジを9月1-2日に黒松内ぶなの森自然学校で開催します。北海道で開催するのはもう10年ぶり以上です。この儀式をリードするキャリアを持つUさんが主宰されます。

スウェットロッジとは ⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B8

私とこのセレモニーとの出会いは、14,5年前。 NPOねおすを始めて、組織のあり方にも、私自身の個性や能力についても悩むというか、対人コミュニケーションの仕方・あり方に悶々としていた時期であった。 当時、精神世界のワークショップにいろいろとはまっていた。はまっていたというよりも、私には必要であった。 子どもの頃からそして社会人になっても私のコミュニケーションは自分勝手で一方通行で下手くそであった。(いまでこそ気が付いているが、)私の仕事は人と関わるコミュニケーションサービス(自然体験活動も結局は人と人との接遇仕事)であり、私が実行するにはそもそも無理があったのだ。 

そんな姿を遠くから見ていてくれて、援助してくれたのが SYさんだ。 彼女は一枚のCDを私に送ってくれた。その中には、私を開眼させてくれた音楽が入っていた。 その一曲が アマディウス。 壮大な魂のメロディだ。そして、Return to  Innocenceだ。 このSYさんとの出会いからコスミックダンスカンパニーの主宰者JuJuの出会いにつながった。彼女がリードするコスミックダンス(セラピー)で必ずかかる曲がアマディウスであった。

幼い頃から、そして社会人になってからもかなり一方通行なコミュニケーションしかできなかった、その理由は私自身が何重にもココロとカラダに鎧をまとっており、対外的な防備がされていたのだっだ。ダンスセラピーという行為を通じて、自分のココロとカラダを開放してゆくプロセスが実現した。

その頃、実は、Inoocenceという英単語は私の語彙になかった・・・。 その意味をあとあと知ったのもこのコスミックダンスカンパニーとの出会いの時であった。Return to innocence「無邪気になりなさい・・」,この意味を知った時は衝撃的だった。 そして、私の次の路が開かれた。

その後、さらにアイヌ舞踏団モシリの親分である、アトイさんとの出会い、萱野茂さんとの旅、AIKO氏のブリージングセラピーへの参加などいろいろなことが私のみの上に起こった。 そして、スエットロッジリーダーである斎藤氏との出会い。当時、借りていた洞爺湖月浦にある青桐の家の庭に常設のロッジを作る流れにつながっていった。

私の精神が覚醒された数年であった。 あのことがあったから、今があると間違いなく言える。 そして、その縁つなぎが10数年を経て、また再来した。 実は2年ほど前にもこの話が持ち上がっていたが、必要な道具が集められないなどいくつかの障害があった。「ことがスムーズに運ばない時は土地の精霊たちのエネルギーもそれを望んでいない」ということでとりやめた。

今回は、大きな支障もなくことが運んでいる。 目指すは9月1-2日の開催である。 柳の木、遮光用の毛布、スチームを作り出すための岩と薪、今回はスムーズに集まりそうだ。

15,6人がファイアーピット(焼いた岩石を置く場)を囲めるような柳の木を骨組みにしたロッジを造ります。ロッジの壁は本来はバッファローの毛皮で覆いロッジ内を真っ暗にするのですが、今回は毛布やシートを使います。 外の焚き火場で焼いた石をロッジ内のピットへ入れます。そこに水を柄杓でかけて、蒸気を発生させます。つまり、蒸気風呂状態にするわけです。 男性は上半身裸で入りますので、かなり熱いです。この中で、祈りや感謝を述べたり、歌う儀式をします。 4回かな順番に言葉を発したり、歌った後に、ロッジ内をかなり熱くします。そして、歌います。それが最高潮に達した時に入口を開けるのです。冷たい風が一気に吹き込み、参加者は順番に外へでます。

爽快そのもので、生まれ変わったような感じさえします。 そう、ロッジは、子宮を模しているのです。

定員が15名ほどのロッジを作ります。すでに参加者は10名ほどはいるので、5-6名の追加募集となりますが、このセレモニーに御興味のある方はお申し出くださいませ。

参加料は Love Offer(お布施みたいな感じかな)とう形をとりますので、ちょっとわかりにくいですが、主宰者よりお伝えするようになります。

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2017 長期村終了

2017-08-15 13:40:19 | プログラム 子ども

 スマホからの投稿していたのですが、アップされなくなってしまい(原因不明)、気がつくと随分と投稿の間が開いてしまいました。 本日8月15日。昨日、2017年の子ども長期体験村は閉村し、子ども達は帰り、無事に帰宅しました。夜は恒例のスタッフ打ち上げ会をビールサーバーも取り寄せて盛大に行いました。 ボランティアスタッフ達も三々五々に帰途についた今日です。しばらく肌寒いくらいの日が続きていましたが、今日は夏の日差しが戻っています。「海に飛び込みに以降」と声がけしたいくらいですが・・・・・、まだ残っている人たちもいますが、夏の終わりを感じます。

まだ62歳ではありますが・・・、ハードなプログラムはディレクトできなくなってきたなあと、感じることしきり。ロングな磯歩きも沢登りもできなかったなあ。オロフレ山日帰り登山であって、筋肉痛が出てしまう・・・、今年こそはトレーニングをと、春先にちょっと走ったが、続かなかった。じょうだんでなく、来年はきちんと事前トレーニングをしていないといかんな。 何かあったときに、身体が動かんじゃあ、アウトドアの仕事をすべきじゃあない。

ではあるが、今年は、昨年のディレクター陣が皆継続したので、全体的にいつも以上に安定感のある運営ができたと思える。同じメンバーで回を重ねれば重ねるほどキャンプのクオリティもあがるだろうけれど、20年続けてきた長期キャンプなりのノウハウがひとつのアウトドア活動文化として自然と継承されている気もする。

問題は数年後先だ。 いかにして黒松内ぶなの森自然学校自体を持続可能に経営移譲してゆくかだ。

まずは、2017年の子ども長期体験村が閉村できたことを嬉しく思う。 いいキャンプであった。 スタッフのみなさん、お疲れ様、どうもありがとう。

長期村のブログはこちらです。⇒ http://blog.goo.ne.jp/bunamori

 

 

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チャレンジ計画

2017-08-09 17:12:14 | プログラム 子ども

いよいよ、長期村のメインプログラムのチャレンジが始まりました。 2泊3日の野外活動を子ども達が中心になって計画し、大人たちがその実現にむけてサポートするというプログラムです。

今日は朝から、およそ何をやりたいかを子どもたちがカード出しし、同じようなことを考えている子ども達同士でグルーピングしてゆきました。 午後3時過ぎになり、3チームに集約されて来ました。 自分たちの持っている知識と調べ物やスタッフからアドバイスを受けながら計画を立てています。

 計画は目指すこと、その3日間の日程に食料計画も立てます。明日の午前中に計画・装備案と食料案を「関所」を通さねばなりません。 計画は、チーフディレクターの巽とぼーぼーふたりから、食糧計画はキッチン・まりこさんからハンコをもらわなければなりません。 それを通過して、明日は準備に入ります。そしてあさってから出発となります。

3つのグループができました。

登山班、 海抜0mから頂上を目指す。 ご来光登山も目指したいとのことなのですが、目指す山が大きいので、ちょっとディレクターから待ったがかかっています。

川くだりサバイバル 基本、尻別川をダッキーボートでくだります。 食材をコメ以外は水も川山から調達すると言っていますが、これもディレクターが介入中。

海岸・礒班 今回人気の砂政泊にて サバイバルキャンプ?で、海の図鑑づくり・・・。

さあ、明日の午前中までに決まるでしょうか。

****

秋のツアーの見積りをつくりなおさんと、あたしも明後日から出突っ張りになる・・・。(追伸 泣)

 

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森へ

2017-08-09 13:53:17 | プログラム 子ども

3週間のチャレンジコースに並行して、年長・小学生低学年のやんちゃっこコース3泊4日もスタートしました。 今日は森活動でした。 添別のぶな林を探検、出てきて草原があるビジターセンター周辺で虫捕りに興じました。

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こどもプラン

2017-08-08 15:09:28 | プログラム 子ども

8月5-6日は「子どもプラン」と銘打ったプログラムで複数のグループに別れて1泊2日の野外キャンプ活動でした。子どもプラントは言いますが、子供たちからやりたいことの希望を取り、それを集約してディレクターが複数のプログラムを作り、子どもたちにプレゼンテーションをして参加者を募るというやりかたです。これは、第3週まで全日程参加する子ども達が来週実施するチャレンジコースの前哨活動となります。 自然学校にはどんな道具があるのか、自然学校の周辺にはどんな自然や場所があるのか、視野を広げてもらうこと、その道具達を使えるようになるためのスキルアップも目的にした活動です。

今回は4つのコースが設定されました。

1班は 先日訪れた砂政泊キャンプ、2班はオロフレ山登山、3班は泊村探索 4班は狩場賀老高原 3週間コースのチャレンジ参加の子どもたちにとっては、その準備のような位置づけの活動となります。

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自然学校の校歌

2017-08-06 11:19:00 | プログラム 子ども

黒松内ぶなの森自然学校には「校歌」があります。 もう10年くらい前になるでしょうか、音楽の先生やギター弾きがボランティアで滞在していた夏の長期体験村で、滞在している子ども達からキャンプのキーワード、楽しいことなどの言葉を集め、それを持って作詞作曲したのでした。 覚えやすいメロディなので、今やみんなで大きな合唱をしています。

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オロフレ登山隊

2017-08-05 10:49:48 | プログラム 子ども

8月5-6日 子どもプラン オロフレ山登山隊

登山希望者が少なからずいたので、アタシは登山チームディレクター。 現在のアタシ自身の体力に合わせて、登山難易度としては初級者の初級者向けのオロフレ山としました。 初級といえども北海道の山です。頂上は1300mほどですが、森林限界を超えています。途中に岩肌をアルパイン風貌で観れる絶景もあります。初日に登頂し登山口(とは言え、標高1000m)に一泊する予定ででかけました。 メンバーは 常連組の はる、だいち、ゆう、げんきの常連一軍チームに、やしゃまる、いっちぃ、なむこと私の8人パーティでした。

曇り空でガスの中も歩きましたが、無事到着。帰りも順調で往復3時間ほどで登山終了でしたが、アタシの脚は限界でありましたあ。往年の登山ガイドの姿なしでありました。 かつて登山口の駐車場にはオロフレ峠にはお茶屋もあって、北海道らしからぬ風情のある場所だったのですが、それらも取り壊し撤去されていました。で、露営地には良いと思ったのですが、下山後にガスもかかり風も出てきそうな天候なので、夕食づくりが面倒だなと思い、下界に降りて洞爺湖のキャンプ場に行くことにしました。 しかし、予定したキャンプ場は閉鎖されており、あとは土曜日の観光地キャンプ場なので、それじゃあ味気がないと思い、急遽、かつて自然学校のディレクターをしていた まむ&たーぼの農場・中つちへ向かうことにしました。

農場のかたすみに快適な野営をさせてもらいました。



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中盤です。

2017-08-04 21:07:44 | プログラム 子ども

長期村も中盤です。明日からは、1泊2日で野外泊キャンプにでかけます。事前に子ども達から「何がしたいか」を事前アンケートをとって、ディレクター陣がそれに応えたプログラムをプレゼン提示して、子ども等がエントリーする仕組みの活動です。題して「子どもプラン」・・・子どもが計画するわけではありませんが、第三週まで残る子(チャレンジコース・自分たちで計画する)の練習と位置づけられています。

今回は4チーム編成となりました。

登山チーム、海辺の活動1(夜の海)、海辺の活動2(クラフト系)、例年人気の島牧探検チーム(なんといっても炭酸泉をゲットできるドラゴンウォーターが秘密の人気)

 

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15少年漂流記

2017-08-04 11:40:17 | プログラム 子ども

巽ディレクター命名の新プログラム「15少年漂流記」目隠しをしてある場所に連れてゆき、そこから指示ある場所まで歩いてゆくプログラム。 であった人に道を聞いてもいいが、車などに乗り連れて行ってもらってはいけない。かつて、夕方に連れて行って一泊して翌日戻るというビバーク付きのハードなやり方をしていた時代もあった。蚊に刺されてボコボコになり秋になっても治らない子が数多くでたりするので中止した経緯もありました。 また、夜半に豪雨となり中止撤収と決めたものの、ひと班が行方不明(ビバーク地点から自主判断で移動した)で慌てたこともありました。 が、今回はいちにちプログラムで遠くから別動のサポート車もつく安全配慮。

このチームは、集落もあるような大きなN牧場の中から。人影がないので、まずは第一村人発見して方角を決めないとここから脱出できないなあ・・・、反対方向へ歩いて行ってしまいました。

途上にこういうしかけもあります。

中には、

5~6Kmくらいですが、右往左往しながら3時間くらいかけて、目的地の黒松内温泉に4班の全員が到着しました。

みんな楽しめたようでした。



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長期村8日目 砂政泊

2017-08-03 15:38:56 | プログラム 子ども

長期村第2週目「アドベンチャーコース」の初日(実際は二日目)の活動は海です。あまり気温が上がらない予報でしたが、返って日焼けの心配もなし。波も穏やかで、過ごしやすい北の海でした。場所は知っていたものの子どもたちの活動では初めて利用する海岸へ行きました。いつもの政泊漁港の少し先の砂浜もある海岸です。通称、「砂政泊海岸」と称されているのかな。飛込み者を囲んでワイワイと高飛び込みを楽しめる堰堤はありませんが、ちょっと泳いで、あるいは海岸沿いに歩いてゆけば、変化に富んだ岩山があり、飛込みもできます。小さいながら砂浜もあり(砂は浜中海岸より大粒ですが)なかなか良い海遊びフィールドでした。

フェースブックがご覧になれる方、こちらに動画もあります。

https://www.facebook.com/harumitsu.takagi/videos/pcb.1427598493954451/1427597137287920/?type=3&theater

昨日、スキルアップした火起こしも技術発揮。

岩山は、火山溶岩性の積み石状で適度な難易度でよじ登れます。 夏の終わりに大人向けプログラムのネイティブインディアンの儀式体験・スウエットロッジに使う石を探していたので、ここで採取すればいいな。 野外宿泊して2日間過ごしても楽しいかもしれません。

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