高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

中国一行の北海道自然学校視察ツアー

2023-11-05 16:55:38 | 国際交流
日中市民ネットワークのファンシー(朱さん)がコーディネイトする北海道への中国一行の北海道自然学校へのツアーはコロナ禍で3年間中止になっていましたが、今年は再開。10月30日にファンシーを含めて9名が来道。
自然学校という運営に関心がある幼稚園経営者、体験も受け入れている農家、農産物を中心とした流通業の社長さん、大きな商業施設の企画運営者、WWFの職員、中国の自然学校関係者など多彩なメンバーでした。3か所を2泊ずつ滞在し、最終夜はけっこう長めなふりかえりにも時間をとったこともあってか、今までで一番思い出深い旅となりました。 黒松内ぶなの森自然学校が受入コーディネイトをしていることもあって、私とちこさん、台湾から長期研修滞在をしているぴかちゃんも全行程を同行しました。

10月30-11月2日 苫小牧の「いぶり自然学校」から始まりました。 旧NPOねおすから独立した苫小牧のNPO法人いぶり自然学校に到着。森づくりを中心に馬や羊を飼い、木工プログラムにも力を入れて、代表の上田融ワールドが展開されてきて、田舎おされな空間と時間が広がっています。 野外での食事もシカ肉、シカの心臓、名物料理の鮭の板焼きなど、「ネイチャーバトラー(執事)」を自称、さらにはブランド化したいと夢見るうえだんなの世界を堪能しました。 木を切り倒し、馬搬し、野外サウナを楽しみました。



11月2日には当地、黒松内ぶなの森自然学校へ移動。北限のぶなの森のガイド、森林療法プログラム体験など。おなじみ真理子さんとの交流ももはやプログラムだなあ。 各所自然学校のプレゼンと質疑応答時間もとるのですが、深い意見交換ができました。
 
 
 
最終の2泊は「どうなん自然学校プロジェクト」のツアー体験。 これまでは、牧場のパドミュゼ滞在だったのですが、道南の広域連携活動を特徴とする、ぺんちゃんとビルマのコーディネイトのエコツアーとなりました。 パドミュゼにある企業内森のようちえん「スホー」のプログラム体験。大沼公園のガイドツアーから七飯町で開催された「千の風になって」の秋川雅史さんのミニコンサートを聴いて、サイクリングにて果樹園や酒蔵を訪れ、道立の体験宿泊施設「ネイパル森」泊。 この活動には函館教育大学の観光地域づくり専攻の学生さんや数人も子どもも同行参加しました。2日目は恵山に行ったり、縄文遺跡やミュージアムを訪れてからの函館旧市街へ、観光も含めて日本式風格ある市街地のゲストハウス高田屋を貸し切り泊でした。 なかなかな盛りだくさんの二日間でした。
 
中国や台湾との交流は、中国人コーディネイターのファンシーや台湾人のリーハンのおかげもあって盛んになっています。 これからも中台日の交流には力をいれて続けてゆきたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着付け

2023-07-04 17:25:16 | 国際交流
滞在中の台湾からのりーはん家族、なんちゃん、ぴかちゃん、スウェーデンからのトゥベさん等と寿都の鰊番屋へ。寿都町の着物愛好グループのみなさんから夏浴衣の着付け体験をさせてもらいました。

寿都神社の山車がでる夏祭りも今年は開催されるようです。 楽しみですね。
 
みんな美しく着飾りました。 寿都のみなさん、ありがとうございました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海外からの来訪者つづく

2023-06-12 18:50:59 | 国際交流
コロナ禍が落ち着きをみせてきて、海外からの渡航者も以前のように制限なく入国できるようになってきました。かつて黒松内ぶなの森自然学校のスタッフとして在籍していた台湾のりーはんがコーディネイトをしてくれて、シンガポールや台湾からのツアーが帰って来ています。

農家へ訪問したり、黒松内のそば打ちサークルの方々に協力いただいての体験活動など、地域性を出した特措色ある活動をしています。 今やインバウンドツアーやらアドベンチャーツアーなる冠で旅行業界は活気づいていますが、アタシらはずっと前から「やってたよ」と言いたいよな。





しかし、りーはんやちこさんおのおかげで、黒松内のいわゆる「地域資源」というモノ・ヒト・コトが磨かれて地域内、地域内外の交流活動もすすんでいるようで、アタシは嬉しいよ。


 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農家交流

2020-01-30 10:44:39 | 国際交流

台湾からの親子滞在のお二人と隣町蘭越の農家、下島さん宅へ訪問交流をしました。お近くで新規就農でイチゴなどを作っている牧野さんも来られて, 焚き火で棒パンを焼いたり、台湾の自然の話や下島さんよりは後志で増えているアライグマについてのプレゼンをしてもらい、交流をしました。

自然の中での交流コミュニティはなにも自然学校の専売ではなくて、さまざまな形態で星の数ほど現れること、それらがお互いにネットワーキングしてゆける社会づくりを続けてゆきたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よいツアーでした。

2019-12-22 10:07:52 | 国際交流

私の思い出にもにもなる、よい受け入れツアーでした。シンガポールから中国系の5家族15人が5泊、自然学校に体験滞在(12/17-22)されました。前後には小樽や登別への観光もありましたが、メインは冬の黒松内体験です。

雪の体験を楽しみに来られましたが、暖冬少雪の冬の始まりで、先週の雪がほんの少しばかり路肩に残っているだけですが、それでも熱帯から来た子等は大喜びでした。

海外からの観光客を増やそうと、いわゆるインバウンド流行りの日本ですが、有名観光地でもない人口3000人未満の小さな黒松内町にある自然学校にも、今年も10組みほどの来訪者があります。 若者のボラ滞在もありますが、ツアーとして来訪先に選んでくださる方々もいます。そのほとんどは、中国や台湾で私が自然体験型環境教育を紹介した講演などで興味関心を持ってくださった方がまとまって来訪するので、そもそも私たちの活動に関心が高いこともあるので、喜んで頂いています。 ちなみにどんな日程で滞在しているかというと・・・、

12/17 17:00 貸切バスで到着 オリエンテーション 校内敷地案内  大人はゲストハウス泊、子どもたちは校舎大部屋泊。これすら大きな体験ですから、最低限守っていただきたい施設利用のお約束ごとの共有。

12/18  町立のビジターセンターであるブナセンターへ。近くの森歩き、木工体験。 町内在住の画家の上田さん宅訪問。(ポストカードだけでなく、原画が売れましたあ)。小さな郵便局で切手購入。

12/19  雪のある広場で雪遊び。 児童放課後活動に合流。 温泉

12/20  ニセコ五色温泉へ。たんと雪のある場所で雪遊び  温泉

12/21    図書館で交流、町内の蕎麦愛好会の指導の元で蕎麦打ち体験。中学生と英語交流、町内移住者の和菓子屋さん訪問 温泉

と、地域交流をメインとしたプログラムを組んでいます。

観光地づくりのための地域ではなくて、地域づくりのための観光がプログラムの基本です。プログラムの仕込みの段階でけっこう緻密な準備(アポ取り調整)が必要なのですが、地域の日本人交流がたくさんできた活動となりました。

参加者の子どもが、「大人になったら、ここで働きたい」とコメントをくれたことが嬉しかったな。

 

 

 

12/18 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DAO NATURE 道自然学校

2019-12-14 11:50:58 | 国際交流

中国から DAO NATUREという名称の自然学校のおふたりが1週間ばかり視察滞在しています。

DAO=タオ=道です。 

(ウペキペキア)老子によれば、道とは名付けることのできないものであり(仮に道と名付けているに過ぎない)、などを超越した真理とされる。天地一切を包含する宇宙自然、万物の終始に関わる道を天道(一貫道ともいう)

彼らの活動をパンフレットでみれば、Focus on the nature, focus on the families, focus on the children とあり、加えて タオですから、理念的なことは 私達と同様なものだと察知できます。 子どもの活動の写真を見れば私たちと同様な活動のように見受けられます。 中国では、今、Natue School活動がたくさん始まっています。 ここ5年前くらいから、中国や台湾の日中台の複数のコーディネイターが活躍してくれているので、急速に交流が始まっています。 ぶなの森自然学校でも日中市民ネットワークのファンシーや ぶな森のスタッフも2年近くやってくれたリーハンのおかげで中国や台湾からの同業者の視察滞在が続きています。

今回はおふたりです。 中国ではビジネス的な競争があり、なかなか同業同質の団体のネットワーキングが進みませんが、それでも少しずつ連携が始まっています。 日本でもそういう傾向は当初こそありましたが、「隠している時でない、いいことは共有しよう!」という掛け声みたいなものがあり、一種の「運動的」な感覚でネットワーキングが進んできました。

私のできることで、東アジアに日本風・日本型の自然学校が広まることに寄与してゆきたいと思います。

今日は、黒松内中学校の総合学習の発表会にもお邪魔して中学生と交流し、午後には隣の地区の地域のお餅付き会にも参加してきました。

              

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国からの視察ツアー4日目

2019-10-19 21:33:15 | 国際交流

午前中は北限のブナ林ガイド。
まむ&たーぼの中つち農場を見学後に登別フォレスト鉱山へ。

登別フォレスト鉱山へ移動。ここは登別市が建設し(元廃校舎の全面新設改修)NPOが指定管理者で運営しています。設立時のソフト開発はNPOねおすが受託し、開設後2年だったかな、ねおすが運営受託をしていましたが、地元NPOが立ち上がり、旧ねおす職員も移籍して運営をしています。現在は職員雇用も独自募集採用をしています。官設民営としては、成功事例でしょう。主催事業もさまざまと展開していますが、特に市民活動が盛んで、さまざまな市民団体がここを会場にさまざまな催事を企画運営しています。そのボランティアコーディネイトは簡単にはマネができないレベルに到達しています。すごいもんだと感心しております。

一行は、ここでは例年自炊。本場餃子づくりが定番化しています。 私も随行。明日は採石プログラム予定です。その後は黒松内に帰ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国からの視察ツアー3日目

2019-10-19 21:29:45 | 国際交流

ツアー二日目は大沼牧場・パドゥミュゼへ。 私は同行しませんでしたので、写真がありません。

三日目は、我が黒松内へ。 お天気は上々の毎日が続いています。 今日は大沼からの移動、寿都町で自然学校が活動フィールドにしている場所をご案内しました。

夕食は、これまでふた晩、お肉だったので、お魚料理がメインのまりこキッチンでした。

      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国からの自然学校視察旅スタート

2019-10-17 11:50:43 | 国際交流

ここ数年、秋の恒例になっている4回目かな、中国から自然教育・自然学校に関心のある方々のケーススタディツアーが今年も10月16日からスタートしました。今回は訪問ルートを 苫小牧・いぶり自然学校⇒大沼流山牧場・パドゥミュゼ⇒黒松内ぶなの森自然学校⇒登別フォレスト鉱山⇒東川・大雪山自然学校に変えました。 途中で、豊浦のオーガニック農場の 中つちや、支笏湖でカヌーかのあにも訪問する予定です。

夜は、けっこうワイルドにBBQ(寒いんで、食事は室内でしたがね)

ネット決済ができるようになっていました。 特にWechatペイで野外で日本円で物品販売ができたのには驚いたなあ。いぶり自然学校時代の先端を行っていますが・・、この消費増税のポイント還元はどうなるんだろう・・・うん?!、

その場で還元された金額で決済されているのかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台北へ、そして帰国

2019-09-03 22:14:38 | 国際交流

8月31日

台南市新化を移動する日。 新幹線の駅にゆくまえに、また別の先住民のイオルというか集落を見学。

なんというか、トレッカーというかハイキング・登山者のお休み処ろのような場所。ここも民族土産が仰々しく売られているわけでもなく、のんびりと憩える居心地のいい空間でした。 ピンプー族(違ったかなあ・・)のある大家族シラヤいち族が暮らしているらしい。 大きな食堂スペースもあり、お昼どきだったので随分とハイカーで賑わっていました。今日は土曜日か???      

台東から高雄経由で、別の社区大学に訪問していた三木師匠と新幹線内で合流して台北へ。 これまでと違い、新宿歌舞伎町のような繁華街にあるなんだか、洒落(過ぎ)たフロントのホテルで最終夜。

りーはん行きつけの? 屋根だけの大きなオープンスペースの居酒屋で三木師匠と三人で旅の打ち上げ。小さい子が鬼ごっこしたり走り回る混沌とした東アジア台湾の蒸し暑い最期の夜でした。 りーはんとは今夜でお別れ。

MRKさんの食事が食べたい。

9月1日

夏風邪にやられて寒気がして、毛布にくるまっての帰国フライトで、3時頃に新千歳空港着。暗くなる頃に黒松内に戻りました。

自分の、自然学校のこれからも考えることができたいい旅でした。 あちこちでお土産頂いて自分で買った物がまったくと言っていいほどなし・・。 台湾の人たちがくださるお土産は大物が多いんだなあ・・。

りーはん、今回もありがとうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする