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高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

真っ青・・・・・

2008-11-05 20:47:06 | 日記
夕食を食べて一息ついていると・・・、別の原稿の催促電話が入りました。以前にも同様な照会があったのですが、この社会教育全国大会の報告原稿は9月の下旬に事務局に送付したと答えていました。しかし、やはり「届いてない」とのこと。 「では、再送します」と答えたものの・・・

その後パソコンが壊れたので過去のメールのエビジェンス(証拠物件)がない・・・。さらには、バックアップしていたハードからビスタ君に移転したデーターの中、どこを何度探しても見つからない!!

確か・・編集に小型パソコンを使ったなと・・・チェックしたら、目指すデータのファイル件名表示はでるもののまたまた開かない・・・。 もしかしたら、データが入っていると思割れるUSBクリップを思い出したが、それも見つからない・・・

ボリュームがある原稿なので 真っ青・・・・

じっくりと記憶をたどって・・・クリップの行方を考える・・・
確か、黒中の授業で使った・・ その時に着ていた服はと・・ブログの写真を調べる・・・しかし、着ていた水色のフリースのポケットにはない・・。

もしかすると・・・
あの授業で使った葉っぱのカードを入れる小袋の中か・・・
備品庫にある教材道具箱をかき出すと・・・  あった!!

そのクリップの中に・・・探していたデーターが見つかりました。
よかった よかった・・・

と無駄に 一時間ばかり費やしてしまった。探し物が多い 我が人生・・・
微妙にオーバーフローしているな・・・ と感じる 秋の夜・・・

***
おまけ・・・
アメリカ合衆国には、1000兆ドルを越える債務があるという。円になおしたら・・・・いったい幾らなんだ? 真っ青かと思ったら・・、 そんなに借金があるのだが、それを清算できるくらいの量の金・ゴールドをいっぱい持っているらしい。なんだか、よくわからない・・・。ともかく、資本主義の行き過ぎらしい、とはボンヤリと想像できるな。
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冬支度

2008-11-05 15:13:26 | 日記

一気に寒くなりました。手袋をしていないと外は手がかじかみます。11月は太陽があまりでないとわかっているのに、この秋も冬支度が寒くなってからになってしまいました。

「来年こそは暖かい10月に音頭とって始めよう」
MRKさん すかさず
「来年も 同じだと思うよ・・・」 と予言・・・。

スタッフ諸君は2日間、畑の残った野菜の収穫や整理、ビニールハウスの解体、テラスの片づけなどをしています。 春先に植えたエゾヤマザクラの幼木を雪から守るための雪囲いをご近所の重さんを師匠にしました。

タイヤも交換、外の水道の水抜きも完了・・・。 今年はどのくらい雪が降るんだろう・・・・ 

                  
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農民芸術概論綱要

2008-11-05 14:58:26 | 日記

私のブログを読んでくださる方々に宮沢賢治さんのファンは多いと思います。彼の考え方、生き方、作品を論じるほど、私は作品を読んでいるわけではないので、滅多な事はかけないのですが・・・、

冷害がある東北の厳しい環境で理想的な農業を夢見て、短い生涯を駆け抜けた彼の残したものは、当時は全くと言っていいほど世間に評価を受けなかったといいます。しかし、時代を経て、彼の理想は人々の心の中に深く浸透しています。童話をはじめとする彼の文章に日本語の様々なニュアンスが含まれているので、英語などの外国語には翻訳することはとても難しいことだと思いますが、もし、できたなら・・過去の人であっても、ノーベール平和賞と文学賞が授与されてもいいんじゃあないかと思います。

数々ある作品の中で、私が感銘を受けたのは、童話ではなく、「農民芸術概論綱要」です。

その序論に・・
 おれたちはみな農民である ずゐぶん忙しく仕事もつらい
 もっと明るく生き生きと生活する道を見付けたい  とあります。

東北の厳しい農村地域を背景に高らかに理想を論じたものですが、この農民を「生きる者」として置き換えても、論文の内容は一致すると私は考えています。

この論文から 好きな言葉をあげると・・たくさんあります。

世界ぜんたいが幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない

自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する

正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである

われらは世界のまことの幸福を索ねよう 求道すでに道である

都人よ 来ってわれらに交われ 世界よ 他意なきわれらを容れよ

リアリズムとロマンティシズムは個性に関して併存する

風とゆききし 雲からエネルギーをとれ


巨きな人生劇場は時間の軸を移動して不滅の四次の芸術をなす
おお朋だちよ 君は行くべく やがてすべてゆくであろう
・・・われらに要るものは銀河を包む透明な意思 巨きな力と熱である。

極めつけは、次の言葉です!!

われらの前途は輝きながらけん峻である
・・・
詩人は苦痛も享受する

永久の未完成これ完成である

****

先日 TJさんから
「高木さんは なぜ このような活動を続けているのですか?」と聞かれました。
迷わず・・・
「平和のためです!」
と見栄を切りました。

なぁ~んて・・・賢治さんの言葉を 反芻する 秋です。

****
てなことを 考えていると アメリカ合衆国は 次の大統領にオバマ氏を選択したのでした。

コメント (6)
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