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女性マーケターから見た日々の出来事

現代っ子は「胴長短足」?

2004-12-17 11:40:38 | ライフスタイル
文部科学省から「学校保健統計調査」 という統計資料が、発表されています。
小学生~高校生の体格や病気(虫歯や喘息など)を調べた、調査結果の速報です。

身長などは大きな変化はなかったようですが、わずかながら「座高」が伸びているようです。
また、小学生は「小太り」の傾向が見られるとか。
一時は、「スタイルが良くなりつつある。」といわれた日本人ですが、どうやらそうでもないようですね。
確かに、街中で見かける子どもたちは、相対的にふっくら傾向にあるように思えます。
「スイミングスクール」や「体操教室」等は、子どものお稽古事でも人気の高いモノなのですが・・・。
一週間のうち、「決まった曜日に、決まった時間だけ体を動かすだけ」では、効果が少ないのかも知れません。

さて、「座高」についてですが・・・。
「座高」が伸びているからといって、「足が短くなっている」というわけではないそうです。
座高を測るときを思い出して頂ければ分かりますが、「お尻」から頭のてっぺんまでを「座高」として測ります。
どうやら、「座高が伸びた」原因のひとつが「お尻」にあるのではないか?という指摘があるのです。
お尻にお肉(=脂肪)がついた結果「座高が伸びた」ということです。
これもひとつの「体型変化」といえると思うのですが、やはり運動不足からきているようです。

毎年「体育の日」が近づくと、「世代別の体力測定」のようなものが発表されます。
この統計からも、中高年世代の体力は伸びる傾向にあるのに、若年世代は低下傾向というデータが出ています。
オジサン、オバサンは元気になり、若者はひ弱くなる・・・ということなのでしょうか?

これから本格的な受験シーズン。
体力不足では、乗り切れないかもしれません。
来週からは冬休み。
「子どもと一緒に運動」と言うコミュニケーションも、一案だと思います。
ただし「空腹時や満腹時は避けて、水分を十分補給しながら、無理をせず」というのが、大切だそうです。