
まるで終戦の頃の昭和の景色みたいである 野毛にはまだこのような景色が残っている
もうかなり前から閉店してしまっているラーメン屋がいい味を出して
いっそう夜の野毛の景色を昭和の世界に誘い込んでくれる

そのラーメン屋の隣にある またまた凄い建物
今回の話はこのビルの飲み屋「魂屋」そーるや(ソウル)
さんである

実はかなり昔から気になっていた飲み屋さんであるが なんか怖くて入れなかったのである
何が怖いか と言うと
①怖いマスターがいて 「お~ぅ 何かようか~」
はげまる「あの~ ウィスキー飲みたいんですが・・」
マスター 「お~ぅ じゃぁ まずは座れ~」
なんて言われたらど~する
②怪しいホモっぽい角刈りのオジサンがいて はげまるの顔と頭を
怪しい目で見ながら
「ど~ぞ どこから来たの~」なぁんて カウンターの外に出てきて
はげまるの隣に座って 手なんぞ握られたらどどどど~する
③見るからに オカマのオバサン(オジサンなのだが)
それでさ~ヒゲが白い化粧から浮き出てきたニタリ顔
おまけに鼻毛なんぞがチラリ見えたりして
「あんら~ いらっしゃ~~ぃ もぅ~いゃ~ん~」
なんて事になったら どどどどどど~~~する
なんて事もありえる
そんなこんなで店には入れなかったのである
実は 先日森さんの個展でこのビルの写真を見つけたのである
森さんに聞いたら 普通の気楽で安い飲み屋であることが判明したのであります
早速「魂屋」さん 入ってみますか

中に入ると40代前半ぐらいの普通のマスターがいた
どうやら一人で店をやっているみたいである
野毛によくある店の形態であるな
はげまるはウィスキーの水割りをたのんで のんびり飲んだのである
天井のあたりには いろいろなポスターなんぞが天井にびっしりと貼られている

もちろん 懐かしい昭和のポスターも多々見える

カゥンターにあった「仮面サイダー」

はげまるが注文した 糠漬のお新香
毎日横浜橋商店街あたりで買ってくるそうである
もちろん 美味い

トイレ方面の写真

もちろんトイレ撮りはしなくてはなるまい
トイレの入口のドアが凄く低い はげまるは164センチの小柄であるが
それでも頭がぶつかるぐらいである
マスターに後で聞いたら 昔の人は背が低い人が多かったからかもね~
なんて嘘か誠か話していた

トイレの床と壁にはCDが ガラスか透明なプラスチックの板の中に
ずら~りと貼り付けらている

いろいろな物が飾られているトイレであり これなら
壁を見ながら のんびりと○ンコ(大便)でも出来るぞ
と思ったのであるが 出そうもないので小さい方で済ませた次第である
今度○ンコしにでも来るかな
(馬鹿もん)

J・B(ジエェームス ブラウン)が
男の世界を(it,s mans mans world)歌いながら
「おう~ ベィビィ ポ○チ○は元気か~」なんて話しかけそうである

ジェラシック パークの恐竜さんも はげまるを見て

「キャ~ォ おしっこの出はどうだ~ぃ グァ~」
なんて目でこちらを見ている
はげまる チョロチョロチョロ~
「ははは・・ど~もすいません」
んなぁんてね

かなり酔いが回り店の外に出たら 外の壁の当たりにクリスマスぽい
絵柄がぐるぐると回っていた
ヤバ 酔いすぎて色がぐるぐる回ってるぞ~

「魂屋」さんからの光の贈り物であった
なんか いいな~ もうクリスマスか~ (うぃ~っ)
はげまるは独り言で「また来るよ~」
なんてつぶやいて店を後にした。