異国情緒あふれる港町 横浜（１３６） 野毛 ともえ荘「かすり」（１）

野毛の都橋商店街の向かいにある「ともえ荘」
かなり前にその通りに面した　バー＆コーヒーの「港」を書いたし
「ともえ荘」の中を無断侵入撮りしたのであるが

この写真にあるスナック「まき」にも入ってみたいのであるが
今回はそんな「ともえ荘」の裏側にある　お店の散策である





「ともえ荘」
一階が裏側表側と飲み屋さん
二階が普通のアパートである





和風すなっく　「かすり」

この店は写真家の森直実さんはもとより　飲み仲間の
○田さん夫妻も折り紙つきのご推薦店なのである

一度は行った方がいいな～　と常ずね思っていたのである

なにしろ店が開いている時が少なく
おまけに　男一人で入っては危ない店
そう禁断の世界への入口なのである


う～～ん　書いている方も読んでいる方もここで身を乗り出すのである






たまたま深夜１時頃　看板に明かりがともっていた
一人だけで入るには勇気がいる
少し考えて渋々あきらめる事にして　いつも行くイタリァ立ち飲み　それから
「パパジョン」に飲みに行ったのである

なんとなんと偶然○田夫妻がいたのである
○田夫妻いわく
「あの店　閉まっている時のほうが多いんですよ
ママの体調が良くないみたいでね～」

う～ん　これは開いている時に行くしか無い
そう今行くしかないのである

今回の散策は○田夫妻がいなかったら実現不可能であった

それでは「かすり」さん　散策です





ご一緒していただいた○田夫妻　
はげまるの飲み友達の女性の四人で中に入る

ママ
「あら～　　久しぶり～ぃん」
○田夫妻は常連さんなのである

店の中はかなり狭くて暗い
（アパートの一部屋みたいな広さである）
はげまるより大柄のママさん（男性です）
お年はかなりめされているが鼻筋も通ったいい女　
じゃなかった　　いい男　
（その関係の女性みたいに綺麗に化粧してござる）


４～５人しか座れないカゥンターに皆さん座る

板の間の席みたいな場所に　見るからに怪しい
そこそこ若い男のカップル

ママさんは話が面白く
「真剣に付き合った男は二人　遊びは別よ～ぅん」
「わたし～　ガタイが大きせいか　ヤル方に見られてしまうのよ～
「わたし～ぃ　やられるほうが好きなのよ～ぅん」

はげまる　「ふんふんふんふふふ～ぅん　　それで～」
（身を乗り出して聞いている）
真夜中の話はどんどんと奥深く未知の怪しい世界に入り込んで行ったのである
どんどんどん　（合いの手の太鼓の音）

昔の野毛にはこのような趣味のお店が８０軒近くあったが
現在はその半分の４０軒ぐらいしかないそうである

ママさんは血圧が高いので　よく店を休んでいるそうである





しばらく飲んでいてトイレに行く事にした
○田婦人とはげまる　そしていつもはげまると遊んでいる女性と三人
連れションである
靴を脱いで板の間（客席）に上がって
絢爛豪華な着物を裁断したようなカーテンをかき分けてドアを開いてみた

それはトワイライトゾーンへの入口であった
（また古いね）









この写真は前に撮ったモノ
そうなのである　「ともえ荘」なのである
頭では理解していたのであるが　ほろ酔い気分であったせいか
不覚にもすっかり忘れていたのだ

「かすり」はこの写真では奥の右側のドアである






「かすり」は３号室であるのがわかる





その隣は鍵が掛かっている５号室（４号室は無いみたいである）
ここも飲み屋さんである





５号室のドアの上には　昔ながらの昭和の配電盤
ひゃ～　　いいなぁ～





はいお待たせしました　　トイレの中です

写真を撮って　さ～てとションベンでもするか～
と思ったのであるが
一緒の女性達は二階のトイレで用をたすと言うので
ここは撮影ノミとしてトイレを後にしたのである






おまけでトイレの電気のスィッチ





三人は真夜中「ともえ荘」の二階への階段を抜き足差足で　
ミシミシ　ひたひたと上がって行ったのである

ここで「ともえ荘」二階の　知られざる驚愕の事実が判明する事になるのである

（くっせ～～昼間のテレビのCMの前の臭いナレーション風）

　　　　　　続く。