異国情緒あふれる港町 Ｂ級横浜散策（１７４） これが我らのラーメン（支那ソバ） 横須賀「一福」

今回は食い物のお話であります

話に入る前に




前に載せた「東京庵」のかけそばのナルト







日本蕎麦屋さんのタヌキ蕎麦のナルト


今回も話の中心になるのがまたしてもナルト（鳴門）さん
　（ナルトフェチだな）





少し前から「女子会」なんて言葉をよく耳にする
調べてみたら、女性だけで飲食店などで集会を開き、
女性だけで話をする 宴会の事だそうだ

負けてなるものかと、「じじ会」を開いた

じじ会、
（じじぃだけが集まって楽しく宴会をする会）は
はげまるブログでも御馴染み、
横須賀ドブ板にある老舗定食屋兼飲み屋さん
「一福」で厳かに執り行われた

はげまる以外は全員横須賀在住である

７０歳二人　６７歳ひとり　６５歳ひとり（はげまる）
もうひとりはたぶんはげまると同年代
紳士五人のじじ会である
（どこが紳士だかよく分からない）

糠漬けお新香、ニラレバ、　餃子２っ、　カツ丼の頭２っ、
なんかのツマミで楽しい宴会である

会話も、若い頃だったら
お～い、この前連れていたあの子娘どお～した
とか
お～い、この前買った外車の調子どお～
とか
お～い、マンション買ったんだって～
羽振りいいじゃん
なんての会話が中心であったが

今では
最近、オシッコの出はどお～、
とか
血圧どお～、
とか
おめ～よ、寝ていてよ～、
何度もオシッコで目が覚めたりする～？
全員がうなづいたりする

女子会が明るい日常や未来の話で宴会をするのなら、
じじ会に参加する人は、なにしろ先が無い
現実とは向き合わず、ふぁふぁと気楽に、

わ～～～ぃ　わ～～ぃ

とやるのがじじ会なのである

そんなアホな宴会は延々と続いていき、
宴会も佳境に入って行った頃、　
７０歳ヒゲの紳士が

　「ラーメン食べてみるか～」

テナ事でラーメンをひとつ注文した






７０歳ヒゲの紳士の前にラーメン到着

はげまる

「うわ～～　　ここのラーメン　昔の支那ソバじゃん！」

早速写真を撮る







はげまるは驚嘆した

ナルトが斜めに切ってある

　う～～～～～～～～～～ん

斜め切りのナルトが
ナルトの優雅さ　ナルトの美しさ　ナルトの存在感を
ラーメンの器の中でかもしだしているではないか！


一福のラーメンでは
鳴門（ナルト）は（支那ソバ）の主役級だ
主役の石原裕次郎が麺とスープなら
宍戸錠がメンマ、ナルトは浅岡ルリ子だ

はげまるは
ヒゲの紳士さんが食べていたラーメンの器を、
手渡しでもらって、
そのラーメンを口にした

「う～～～～～～～～～～～～～～ん」

なんて唸りながら一口半ぐらい食べた

鶏ガラ醤油あっさりスープに麺が絡み、
昔の醤油ラーメン、そう完璧、支那ソバさんだ

「お～～ぃ　　うみゃ～～ぞ」

この年になってくると先が短けぇんだー
綺麗好き、潔癖症、神経質なぁんて関係ねぇんだー
じじ会参加全員がラーメンを回し食いに参加した事は
言うまでもない


　　支那ソバさん　メンマさんありがとさん。